メルセデスベンツは新型「EQE SUV」電気自動車モデルの高級クロスオーバーを2022年10月16日(現地時間)発表した。
メルセデス・ベンツ 新型 EQE SUV について
メルセデス・ベンツは「EQE SUV」は、電気自動車ブランド「メルセデスEQ」の上級モデルとして「EQE」のSUVバージョンとして発売する。電気自動車SUV「EQC」の上位モデルであり「EQS」よりも下のモデルとなる。
メルセデス・ベンツ 新型 EQE SUV エクステリアについて
電気アーキテクチャ「EVA2」を採用。全長4863mm、全幅1940mm、全高1686mm、ホイールベース3030mmとする。リアは全幅LEDリアライトを備え、前面のグリルの代わりに、メルセデスのロゴとダイヤモンドの星のパターンが付いた大きな黒いスラブがあり、その後ろに複数のセンサーとカメラが隠れている。走行効率を高めたボディスタイルを採用、航続距離は最大590km。
メルセデス・ベンツ 新型 EQE SUV インテリアについて
デジタルメーター、12.8インチインフォテインメントディスプレイが標準装備。オプションでは、3つのOLEDディスプレイにより56インチ、141cmにもなる大型の8個のCPU、24GBのRAM「MBUXハイパースクリーン」を設定。
メルセデス・ベンツ 新型 EQE SUV スペックについて
ハイパフォーマンスモデル「AMG EQE53 4MATIC」には、専用のグリルデザインやアクセントなどによりベースモデルと差別化。21インチホイールを標準採用、20インチと22インチをオプション設定。ブレーキには、フロントに6ピストンキャリパーと415mmディスク、リアにシングルピストンキャリパーと378mmディスクを採用。ヘッドアップディスプレイには仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応。
EQE SUVは5つのパワートレインを採用。後輪駆動の「EQE350+」と、全輪駆動の「EQE350 4Matic 」と 「EQE500 4Matic」 があります。AMG は、「EQE43」 と「EQE53」を提供。すべてのモデルは、セダンと同じ 90.6 kWh のバッテリーを使用。
ラインアップはEQEセダン、出力数値も同じ。エントリーレベルの「EQE350+」は、480~590kmの WLTP範囲に貢献する後車軸の単一の電気モーターにより、多くの中で最高の航続距離を提供。これにより、215kW (288hp) の出力と 565Nm (417lb-ft) のトルクが得られる。
「EQE350 4Matic」は、出力は同じままですが、フロント アクスルに 2つ目のモーターを追加したおかげで、トルクが 765Nm (564lb-ft) に増加。ただし、航続距離に関しては、459~558kmのWLTP定格距離にまで低下。
AMGは「EQE500 4Matic」 です。また、スポーツ用の全輪駆動で、出力は 300kW (396hp) に増加し、トルクは健康的な 858Nm (633lb-ft) を超えており、おまけに、航続距離は460~547km。充電に関しては、EQE SUV は最大170kWで充電できますが、ポルシェタイカンの最大DC360kWには十分及ばない値。メルセデスによると、EQE SUVは 15分間のDC 充電で最大220kmの走行が可能で、ブランドはバッテリー パックを10年間または 250,000km保証。
メルセデスベンツ
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EQE SUV