トヨタは新型「ハイエース」に特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”(ダークプライムS)を2025年2月に発売します。“DARK PRIME S”のSはスポーツのSとなります。洗練された内外装デザインと充実した装備で、ビジネスユースのみならず、アウトドアやレジャーなど幅広いシーンで活躍できる1台に仕上がっています。各ディーラーでは情報が入り始めているので是非購入を検討されている人は店舗で話を聞いて頂ければと思います。
新型ハイエース ダークプライムS まとめ
概要
- トヨタのロングセラー商用バン「ハイエース」の特別仕様車
- 2025年2月発売予定
- 従来の「DARK PRIME II」をベースに内外装を刷新、走行性能向上
- ビジネスユースからレジャーまで幅広く対応
エクステリア
- ダークプラチナサテンメッキ加飾(フロントグリル、バックドアガーニッシュ)
- 専用エンブレム(リア)
- クリアスモーク加飾付きLEDヘッドランプ
インテリア
- スポーティなカーボン調加飾(ステアリングホイール、インストルメントパネル等)
- ダークグレーのトリコット+合成皮革&ダブルステッチシート
- ブラックルーフ&ピラー
- 車名ロゴ&イルミネーション付きスライドドアスカッフプレート
エンジン
- 専用チューニングの2.8Lディーゼルターボエンジン
- 最高出力:158ps(標準モデル比+7ps)
- 最大トルク:330Nm(標準モデル比+30Nm)
走行性能
- 専用サスペンション
価格
- DARK PRIME IIより約10万円アップ
その他
- 多彩なボディサイズ
- Toyota Safety Sense標準装備
- 快適・利便性向上装備(オプティトロンメーター、スマートエントリー等)
トヨタ 新型 ハイエース 特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”について
エクステリア:精悍さを増したダークプラチナサテンメッキ加飾
新型ハイエース ダークプライムSのエクステリアは、ベースとなる「DARK PRIME II」をさらに進化させた、精悍かつスタイリッシュなデザインが特徴です。フロントグリルとバックドアガーニッシュには、ダークプラチナサテンメッキ加飾を施し、高級感を演出。リアには専用エンブレムを配置し、特別感を際立たせています。ヘッドランプは、クリアスモーク加飾が施されたLEDヘッドランプを採用。夜間の視認性を高めるとともに、スタイリッシュな印象を与えます。
インテリア:スポーティなカーボン調加飾で上質感を演出
インテリアは、スポーティなカーボン調加飾を随所に採用し、上質かつスタイリッシュな空間を創出しています。ステアリングホイールは、本革巻きにカーボン調加飾を施した4本スポークタイプ。握り心地の良さとスポーティなデザインを両立しています。インストルメントパネルアッパー部、シフトベゼル、シフトノブ、パワーウインドウスイッチベースにもカーボン調加飾を採用。シート表皮には、ダークグレーのトリコット+合成皮革&ダブルステッチを採用。上質な座り心地とスポーティな印象を両立しています。ルーフ&ピラーはブラックで統一し、引き締まった印象に。スライドドアスカッフプレートには、車名ロゴ&イルミネーションを配置し、高級感を演出しています。
エンジン:専用チューニングでパワーアップ!
新型ハイエース ダークプライムSには、専用チューニングされた2.8Lディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力は、標準モデルの151ps(111kW)から158ps(116kW)に、最大トルクは300Nm(30.6kgm)から330Nm(33.7kgm)に向上しています。力強い走りと優れた燃費性能を両立し、ビジネスシーンからレジャーまで、あらゆるシーンで活躍します。
走行性能:専用サスペンションでスポーティな走りを実現
新型ハイエース ダークプライムSには、専用のサスペンションを採用。これにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現しています。
トヨタ 新型 ハイエース 特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”の主な装備
現在販売されている特別仕様車スーパーGL“DARK PRIMEⅡ”の内装は、黒木目マホガニー調加飾としていますが、今回の特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”ではカーボン調加飾としてスポーティーなイメージとしています。
- LEDヘッドランプ(クリアスモーク加飾)
- メッキフロントグリル(ダークプラチナサテンメッキ)
- メッキバックドアガーニッシュ(ダークプラチナサテンメッキ)
- 4本スポークステアリングホイール(本革巻き+カーボン調加飾)
- ステアリングスイッチベゼル(ダークシルバー加飾)
- フロントエアコンプッシュ式コントロールパネル(ダークシルバー加飾)
- インストルメントパネルアッパー部(カーボン調加飾)
- シフトベゼル(ダークシルバー加飾)
- シフトノブ(本革+カーボン調加飾)
- パワーウインドウスイッチベース(カーボン調加飾)
- フロントドアトリム(合成皮革)
- シート表皮:トリコット+合成皮革&ダブルステッチ(ダークグレー)
- SRSエアバッグ+プリテンショナー&フォースリミッター機構付シートベルト(助手席)
- ルーフ&ピラー(ブラック)
- スライドドアスカッフプレート(車名ロゴ&イルミネーション)
トヨタ 新型 ハイエース 特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”は、こんな人におすすめ!
- ビジネスユース:
- 大切な荷物を安全に運搬したい
- プロフェッショナルな印象を与えたい
- 機能性と快適性を両立させたい
- アウトドア・レジャー:
- 大人数で快適に移動したい
- 荷物をたくさん積みたい
- 洗練されたデザインの車で出かけたい
トヨタ 新型 ハイエース 特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” 車両価格 について
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S”は特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”よりも車両価格が上がることが予想されます。約10万円程度アップすると予想しています。
特別仕様車
グレード | エンジン | ボディ 形状 | 駆動 | 乗車 定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|---|
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2000ガソリン | 標準ボディ 標準ルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 3,290,600円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2800ディーゼル | 標準ボディ 標準ルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 3,899,400円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2800ディーゼル | 標準ボディ 標準ルーフ | 4WD | 2名 / 5名 | 4,200,600円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2800ディーゼル | ワイドボディ ミドルルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 4,033,500円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2700ガソリン | ワイドボディ ミドルルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 3,535,600円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ” | 2700ガソリン | ワイドボディ ミドルルーフ | 4WD | 2名 / 5名 | 3,834,600円 |
グレード | エンジン | ボディ 形状 | 駆動 | 乗車 定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|---|
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2000ガソリン | 標準ボディ 標準ルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 約340万円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2800ディーゼル | 標準ボディ 標準ルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 約400万円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2800ディーゼル | 標準ボディ 標準ルーフ | 4WD | 2名 / 5名 | 約430万円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2800ディーゼル | ワイドボディ ミドルルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 約415万円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2700ガソリン | ワイドボディ ミドルルーフ | 2WD | 2名 / 5名 | 約365万円 |
特別仕様車スーパーGL“DARK PRIME S” | 2700ガソリン | ワイドボディ ミドルルーフ | 4WD | 2名 / 5名 | 約400万円 |
ガソリン
グレード | 駆動 | 乗車定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
DX“GLパッケージ” | 2WD | 3名 / 6名 | 2,632,000円 |
DX | 3名 / 6名 | 2,606,000円 | |
3名 | 2,439,500円 |
ディーゼル
グレード | 駆動 | 乗車定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
スーパーGL | 2WD | 2名/ 5名 | 3,765,500円 |
DX | 2名 / 5名 | 3,274,600円 | |
4WD | 3名 / 6名 / 9名 | 3,538,600円 | |
3名 | 3,412,100円 |
トヨタ 新型 ハイエース ボディサイズ:多彩なバリエーションで様々なニーズに対応
新型ハイエースは、ロングとスーパーロングの2種類の全長、標準とワイドの2種類の全幅、標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフの3種類の全高を組み合わせることが可能。用途に合わせて、最適なボディサイズを選ぶことができます。
トヨタ 新型 ハイエース 安全装備:Toyota Safety Senseを標準装備
新型ハイエースには、トヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。
歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームなどを搭載し、安全運転をサポートします。
トヨタ 新型 ハイエース その他の装備:快適性と利便性を向上
新型ハイエースには、快適性と利便性を向上させる様々な装備が搭載されています。
- オプティトロンメーター(4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付)
- スマートエントリー&スタートシステム
- 電動スライドドア
- バックモニター
- パワースライドドア
トヨタ 新型 ハイエース スペックについて
スペック | 新型ハイエース | 新型ハイエース ワイドボディ | 新型ハイエース ワイドボディ |
---|---|---|---|
全長 | 4,695mm | 4,840mm | 4,840mm |
全幅 | 1,695mm | 1,880mm | 1,880mm |
全高 | 1,980mm | 2,105mm | 2,105mm |
ホイールベース | 2,570mm | 2,570mm | 2,570mm |
エンジン | 2.0L直列4気筒 DOHCエンジン (1TR-FE型) | 2.7L直列4気筒 DOHCエンジン (2TR-FE型) | 2.8L 直4 DOHC ディーゼルエンジン (1GD-FTV) |
最高出力 | 136ps/5,600rpm | 160ps/5,200rpm | 177ps/3,400rpm |
最大トルク | 18.6kgm/4000rpm | 24.8kg.m/4000rpm | 45.9kgm/ 1,600~2,400rpm |
トランス ミッション | 6速AT/5MT | 6速AT | 6速AT/5MT |
トヨタ 新型 ハイエース の燃費は?
新型ハイエースの燃費は、以下の通りです。
- 2.8Lディーゼル:WLTCモード 12.5km/L
- 2Lガソリン:WLTCモード 9.3km/L
- 2.7Lガソリン:WLTCモード 8.8km/L
ハイエース について
H200系「ハイエース」は、2024年で20年目を迎える長寿な車種です。毎年の様に年次改良や、特別仕様車を採用しています。
- 2004年8月23日、旧型型へ15年ぶりにフルモデルチェンジを果たす。
- 2007年8月20日に初のマイナーチェンジ
- 2010年7月26日に2度目のマイナーチェンジ
- 2013年11月27日に3度目のマイナーチェンジ
- 2015年1月6日一部改良及びバン特別仕様車「スーパーGL"DARK PRIME"」発売。
- 2015年9月29日 2015年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
- 2016年6月11日一部改良を発表販売開始。
- 2017年12月1日一部改良が発表された販売開始。
- 2018年8月6日特別仕様車「スーパーGL"DARK PRIME II"」、「スーパーGL"50TH ANNIVERSARY LIMITED"」が発売された。
- 2020年5月1日一部改良を発表発売。
- 2021年8月2日一部改良を発売
- 2022年4月13日一部改良。パーキングサポートブレーキ[前後方障害物]を全車に標準装備
- 2024年1月 一部改良。
トヨタ 新型「ハイエース(バン)」2024年 一部改良 について
トヨタは、2024年1月10日に新型「ハイエース」を発売しました。この新型は一部改良が施され、最新の法規にも準拠しています(触媒の変更は、9月の法規改正への対応済み)。さらに、新たに「アースカラーパッケージ」が設定されました。このパッケージでは、スーパーGLのボディカラーであるベージュ(4V6)アーバン(6X3)に、マットブラックフロントグリルが組み合わせられています。また、DXモデルにはイージークローザー(スライドドア・バックドア)が装備されました。
編集部から一言
H200系「ハイエース」は、2024年で20年目を迎える長寿な車種です。日本のバンといえば、ビジネスから個人利用まで幅広く愛用され、特別な人気を誇る車種です。トヨタもフルモデルチェンジを検討しているでしょうが、安全性を考慮すると、キャブオーバーからセミボンネットへの変更は難しいでしょう。キャブオーバー構造では、エンジンルームを削減し、全長を伸ばすことなく多くの荷物や乗客を積載できる利点があります。
しかし、トヨタは商用車の世界戦略車モデルとしてH300系の開発を進めています。キャブオーバー型は海外で整備が難しいという課題がありますが、セミボンネット構造ならば整備性が向上します。また、エンジンが運転席の下に配置されるため、熱や騒音の問題も軽減されます。
新型ハイエース ダークプライムSは、洗練されたデザイン、充実した装備、そして高い安全性能を兼ね備えた、まさに「全部入り」の1台です。ビジネスシーンでの信頼感アップはもちろん、プライベートでのレジャーシーンでも、その多才な魅力を発揮すること間違いなし。2025年2月の発売が待ちきれませんね!
ハイエース 特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME”