トヨタの本格クロカン「ランドクルーザー70」は、2026年12月に一部改良を受け、あわせて受注を再開する予定と伝えられています。主な変更点は、車の周りを映像で確認できる「パノラミックビューモニター(PVM)」とディスプレイオーディオの標準装備化、そして助手席側の前にある補助ミラー、通称「ガッツミラー」の廃止と見られています。
ランドクルーザー70は、2023年11月29日に日本で再び販売が始まりましたが、注文が殺到して早い段階から受注が止まり、販売店ごとの抽選などでしか買えない状態が続いてきました。今回の改良は、長く待っていた方にとって、新車で手に入れる大きなチャンスになりそうです。
ただし、2026年11月7日時点でトヨタからの正式な発表はありません。この記事の改良内容と時期は、販売店などから伝わっている情報をもとにした予想です。価格や発売日は、正式な発表のあとに変わる可能性があります。
この記事では、新型ランドクルーザー70の予想される変更点、現行モデルの価格とスペック、受注再開の見通し、購入前の注意点まで、わかりやすくまとめました。記事中の写真はすべて現行モデルです。


そもそもランドクルーザー70とは?新型 一部改良の概要
ランドクルーザー70は、1984年に登場したランドクルーザーのヘビーデューティモデルです。頑丈なラダーフレームと、前後とも車軸式のサスペンションを持ち、世界の厳しい道で働くクルマとして40年以上作られ続けています。
日本では2004年にいったん販売を終えましたが、2014年に期間限定で復活し、2023年11月29日には2.8Lディーゼルエンジンと6速ATを積んだ5ドアのワゴンが、カタログモデルとして再び導入されました。日本仕様のグレードは「AX」の1つだけです。
今回の一部改良は、法規への対応と使い勝手の向上が中心と見られています。見た目やエンジンが大きく変わるのではなく、安全に使うための装備を新しくする「熟成型」の改良になりそうです。
新型ランドクルーザー70 一部改良の主な変更点まとめ(予想)
伝えられている主な変更点は、次のとおりです。いずれもトヨタの正式発表ではありません。
- パノラミックビューモニターを標準装備:車を上から見たような映像で周りを確認できる
- ディスプレイオーディオを標準装備:現行はオーディオレスで、ナビは販売店オプション
- ガッツミラー(補助確認装置)を廃止:PVMで前と左側の死角を確認できるため
- 受注を再開:2026年12月から注文の受け付けが再び始まる見込み
① パノラミックビューモニターを標準装備
パノラミックビューモニターは、車の前後左右に付けたカメラの映像を組み合わせ、車を真上から見たような映像を画面に映す装備です。全長4,890mm・全幅1,870mmと大柄で、ボンネットの先が見えにくいランドクルーザー70にとって、狭い道や駐車場、オフロードで岩や段差を確認するときに心強い装備になります。
② ディスプレイオーディオを標準装備
現行のランドクルーザー70は「オーディオレス(カバー付)」で、ナビやオーディオは販売店で選んで付ける仕組みです。PVMの映像を映すには画面が必要なため、改良後はディスプレイオーディオが標準で付くと見られています。スマートフォンをつないで地図アプリや音楽を使えるようになれば、毎日の使い勝手は大きく良くなります。
③ ガッツミラーを廃止
ガッツミラーは、助手席側の前の死角を確認するための補助ミラーで、現行モデルでは「補助確認装置(2面鏡式)」として付いています。PVMのカメラで前と左側の死角を確認できれば、法律上の基準を満たせるため、ミラーを外せるようになります。ミラーがなくなると、フロントまわりの見た目がすっきりします。
新型ランドクルーザー70のグレードと価格一覧
現行モデルの価格は、トヨタの公式サイトで確認できる次のとおりです。改良後の価格は発表されていません。
| グレード | パワートレイン | 駆動 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| AX(現行モデル) | 2.8L ディーゼルターボ+6速AT | パートタイム4WD | 4,800,000円 |
| AX(一部改良モデル) | 2.8L ディーゼルターボ+6速AT(予想) | パートタイム4WD(予想) | 未発表 |
PVMとディスプレイオーディオが標準になる分、価格は現行より上がると予想されます。ただし、これまで販売店オプションでナビを付けていた方にとっては、総額の差は思ったより小さくなる可能性もあります。
新型ランドクルーザー70のボディサイズ
現行モデルのボディサイズは次のとおりです。改良で大きく変わることはないと見られています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,890×1,870×1,920mm |
| ホイールベース | 2,730mm |
| 最低地上高 | 200mm |
| 車両重量 | 2,300kg |
| 最小回転半径 | 6.3m |
| 乗車定員 | 5名 |
最小回転半径は6.3mと大きめで、街中のUターンや駐車では切り返しが必要になる場面もあります。PVMが付けば、こうした場面の不安がかなり減りそうです。
タフさはそのまま!新型ランドクルーザー70の外装(エクステリア)

現行モデルは、丸い2灯のBi-Beam LEDヘッドランプと、ブラックのグリル・バンパー・オーバーフェンダーを組み合わせた、昔ながらの70らしい姿です。背面には大きなスペアタイヤを背負い、アルミ製のサイドステップとリヤステップも付いています。
改良では、助手席側のガッツミラーがなくなり、PVM用のカメラが付く以外、外観の大きな変更はないと見られています。

使いやすさが向上!新型ランドクルーザー70の内装(インテリア)

室内は、操作しやすいスイッチを中心にしたシンプルな作りです。メーターは4.2インチのカラー液晶を組み合わせたオプティトロンメーターで、シートは合成皮革とファブリックの組み合わせです。後席は6:4分割で倒せて、荷物の量に合わせて使い分けられます。
改良後は、ダッシュボード中央にディスプレイオーディオが標準で付くと見られています。エアコンは現行と同じマニュアル式が続くと予想されます。

新型ランドクルーザー70のパワートレインとスペック
エンジンや駆動方式に変更はないと見られています。現行モデルの主なスペックは次のとおりです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| エンジン | 1GD-FTV 2.8L 直列4気筒ディーゼルターボ |
| 最高出力 | 150kW(204PS)/3,000〜3,400rpm |
| 最大トルク | 500N・m(51kgf・m)/1,600〜2,800rpm |
| トランスミッション | 6速AT(6 Super ECT) |
| 駆動方式 | パートタイム4WD(副変速機付き) |
| 燃料タンク | 130L |
前後の電動デフロックや、坂道の下りで速度を保つダウンヒルアシストコントロールも標準装備で、ぬかるみや岩場でもしっかり走れます。

新型ランドクルーザー70の燃費
現行モデルのWLTCモード燃費は10.1km/Lです(市街地8.0km/L、郊外10.5km/L、高速道路11.0km/L)。燃料は軽油なので、ガソリン車より燃料代を抑えやすいのが長所です。改良で燃費が大きく変わることはないと予想されます。
新型ランドクルーザー70の安全装備「Toyota Safety Sense」
現行モデルには、歩行者(昼夜)と自転車運転者(昼)を検知するプリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストなどの「Toyota Safety Sense」が付いています。クルーズコントロールは速度を保つだけのタイプです。
改良でPVMが加わると、低い速度での安全性がさらに高まります。前の車について走るレーダークルーズコントロールなど、ほかの機能が追加されるかどうかは伝えられていません。
新型ランドクルーザー70はどれを選ぶべきか?
日本仕様はAXの1グレードだけなので、選ぶのはボディカラーとオプションです。改良後は、これまで多くの方が販売店オプションで付けていたナビやモニター類が標準になると見られるため、オプション選びは今までよりシンプルになりそうです。オフロードでよく使う方は、PVMの映像で足元の岩や段差を確認できるメリットを特に感じられるはずです。
現行モデルと一部改良モデルの違いを比較
現行モデルと、伝えられている一部改良モデルの違いを表にまとめました。改良モデルの内容は予想です。
| 項目 | 現行モデル | 一部改良モデル(予想) |
|---|---|---|
| パノラミックビューモニター | なし | 標準装備 |
| ナビ・オーディオ | オーディオレス(販売店オプション) | ディスプレイオーディオを標準装備 |
| 補助確認装置(ガッツミラー) | 2面鏡式を装備 | 廃止 |
| エンジン・トランスミッション | 2.8Lディーゼル+6速AT | 変更なし |
| 価格(税込) | 4,800,000円 | 未発表(値上げの見込み) |
| 受注 | 事実上の停止・抽選など | 2026年12月に再開の見込み |
現行モデルでは、バックモニターは自動防眩インナーミラーの中に映す仕組みです。改良でディスプレイオーディオが付けば、後ろの映像も大きな画面で見られるようになり、バックでの車庫入れもしやすくなると期待されます。
受注再開でも抽選?ランドクルーザー70の買い方の見通し
ランドクルーザー70は、手作業の多い工程で作られているため、一度にたくさん作ることができません。そのため、受注を再開しても注文が集中し、販売店ごとの抽選や、これまでの購入実績を重視した販売になる可能性が高いと見られます。
また、改良後も転売を防ぐための誓約書などが求められる可能性があります。欲しい方は、正式な発表を待つだけでなく、今のうちに近くのトヨタ販売店に受注の方法を確認しておくのがおすすめです。
新型ランドクルーザー70 一部改良の発売日はいつ?
伝えられている情報では、一部改良と受注再開は2026年12月の予定です。トヨタからの正式な発表はまだなく、時期がずれる可能性もあります。同じ2026年12月には、ランドクルーザー250のディーゼル車の改良も予定されています。

購入前にチェックしたい3つのポイント
1つ目は、価格の上がり方です。装備が増える分、現行の480万円から上がると予想されます。ナビやモニターを後から付けるのと比べて、総額でどれくらい違うのかを確認しましょう。
2つ目は、受注の方法です。抽選や先着など、販売店によってやり方が違う可能性があります。複数の販売店に早めに相談しておくと、チャンスが広がります。
3つ目は、納期です。注文できても、納車まで長く待つ可能性があります。今のクルマの車検の時期も考えて、計画を立てておくと安心です。
新型ランドクルーザー70に関するよくある質問(FAQ)
Q. ランドクルーザー70の一部改良はトヨタが発表していますか?
A. 2026年11月7日時点で、トヨタからの正式な発表はありません。2026年12月の改良と受注再開は、販売店などから伝わっている情報です。
Q. ガッツミラーはなくなりますか?
A. パノラミックビューモニターが標準になることで、ガッツミラーは廃止されると見られています。
Q. 改良後の価格はいくらですか?
A. 発表されていません。現行モデルは480万円(税込)で、装備が増える分、値上げが予想されます。
Q. エンジンは変わりますか?
A. 2.8Lディーゼルターボと6速ATの組み合わせは変わらないと見られています。
Q. 受注再開後はすぐに買えますか?
A. 注文が集中すると予想され、抽選などになる可能性があります。早めに販売店へ相談するのがおすすめです。
まとめ:新型ランドクルーザー70は「見やすく、使いやすく」なって受注再開へ
ランドクルーザー70は、2026年12月にパノラミックビューモニターとディスプレイオーディオを標準装備にし、ガッツミラーをなくす一部改良を受けて、受注を再開する予定と伝えられています。タフな走りはそのままに、大きな車体を扱いやすくする改良になりそうです。
トヨタからの正式な発表はまだなく、価格や発売日はわかっていません。正式な情報が入り次第、この記事を更新していきます。
※最新自動車情報調べ
発売日の間違え、予想も含まれております。

