2014年10月2日 フランス、パリ で、ホンダが2015年に欧州で発売する新型のHonda Civic、Civic Tourer、CR-Vに搭載される新しいインフォテインメント・システム、Honda ConnectにNVIDIA® Tegra®モバイル・プロセッサが採用されていると発表した。 今回、ホンダが自動車用Tegraプロセッサを採用した結果、車載インフォテインメント・システムにNVIDIAテクノロジーを活用する世界的自動車メーカーは17社となりました。この件は、2014年パリ・モーターショーにおけるホンダのニュー・モデル紹介と同時に発表されました。
Tegraプロセッサ
NVIDIAの自動車事業担当副社長兼ジェネラルマネジャー、ロブ・チョンガー(Rob Csongor)は、次のように述べています。「ホンダは、NVIDIAが誇る先進のモバイル・テクノロジを重要な自動車セグメントに活用しようとしています。今回のホンダ車に搭載されるNVIDIA TegraソリューションはAndroidを採用し、オープンで柔軟なインフォテインメント・プラットフォームを提供します。これはスマートフォンのアプリと自動車業界のニーズを橋渡しするものですし、さらには、運転を安全にする形でそれを実現するものなのです。」 NVIDIAとホンダでは、共同開発を進めた結果、2015年式のHonda Civic、Civic Tourer、CR-Vの組み込みオペレーティングシステムとしてAndroid 4.0.4を採用することに成功しました。ゲームやタブレット、TVといったプラットフォームでAndroidを活用してきたNVIDIAの豊富なノウハウが自動車分野にも応用されたのです。 エネルギー効率が高いのに自動車用NVIDIA Tegraプロセッサを活用したおかげで、Honda Connectインフォテインメント・システムは、直感的にわかる使いやすいシステムとなりました。ピンチ、ズーム、スワイプといったタッチスクリーン・ジェスチャにすばやく反応するため、スマートフォンやタブレットと同等の体験が得られます。
ニュースリリース
https://www.nvidia.co.jp/object/nvidia-powered-honda-first-automaker-use-android-10022014-jp.html