三菱は「エクリプス クロス」マイナーチェンジを行い、新たにプラグインハイブリッドモデル「エクリプス クロス PHEV」を追加し2020年12月4日に発売する。2020年10月15日から全国の系列販売会社で受付け開始。2020-2022年度の中期経営計画「Small but Beautiful」において2020年に発売すると発表している。
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジについて
エクステリアのデザインを変更。インテリアもより高級感の出る雰囲気作りをしている。スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)の画面は8インチを採用。高いボディ剛性と前後サスペンションの最適化により、S-AWCの効果をいっそう引き出し、操縦性、乗り心地と静粛性を向上。PHEVモデルは伝達ロスがなく自由自在に前後駆動力配分を行えるツインモーター4WDをベース、S-AWCを採用。大容量の駆動用バッテリーを床下中央に配置することで前後重量バランスの最適化と低重心化を推進し、より上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現。ガソリンモデルは、前後輪へ最適なトルク配分を行う電子制御4WDをベースに、前輪左右の制動力を調整して旋回性を高めるAYC、制動力を制御するABS&ASCを協調させるS-AWCを採用。
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジ エクステリア
行動意欲を掻き立てる個性的なデザインを採用。全長4,545mm(+140mm)、全幅1,805mm(+0mm)、全高1,685mm(+0mm)とした。SUVの力強いパフォーマンス、人とクルマを守る安心感を表現するフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させ、各種ランプレイアウトの変更により、いっそう精悍でスポーティな表情とした。また、バンパー下部にアンダーガード風ガーニッシュを採用し、SUVとしての力強さを表現。リヤデザインではエッジを利かせたシルエットとなるダブルガラスから、流れるようなシルエットとなるシングルガラスに変更し、より洗練されたスタイリッシュなフォルムを実現するとともに、良好な後方視界を確保。三方向に延びる立体的なリヤランプがこのスタイリッシュなデザインを強調。また分厚いボディパネルやバンパーは、塊の強さ、頑丈さを表現しつつ、そこに刻まれた背面装着式スペアタイヤからインスパイアした六角形のモチーフと相まって、SUVとしての機動性とスタビリティの高さを表現。
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジ インテリア
インテリアはブラックを基調色とし、エンボス加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを上級グレードに採用、メーカーオプションの本革シートは従来のブラックに加えてライトグレーを新たに設定。スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)の画面は8インチを採用。
新型 エクリプス クロス PHEVについて
プラットフォームが同様の「アウトランダーPHEV」の実績がある「PHEV」システムを載せ、「エクリプス クロス」用にチューニング。2.4L 4気筒 エンジンMIVEC DOHC 16バルブ+前後2モーター、最高出力94kW(128ps)/4,500rpm、最大トルク199Nm(20.3kgm)/4,500rpm、モーター最大出力前/後:82ps/95ps、モーター最大トルク14.0kgm/19.9kgmとなる。
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジ ボディカラーについて
ホワイトダイヤモンド
レッドダイヤモンド
ライトニングブルーマイカ
ブロンズメタリック
スターリングシルバーメタリック
チタニウムグレーメタリック
ブラックマイカ
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジ スペックについて
スペック | 新型エクリプスクロス | 新型エクリプスクロス PHEV |
---|---|---|
全長 | 4,545mm | |
全幅 | 1,805mm | |
全高 | 1,685mm | |
ホイールベース | 2,670mm | |
エンジン | 1.5Lダウンサイジング 直噴ターボエンジン |
2.4L 4気筒 エンジン MIVEC DOHC 16バルブ +前後2モーター |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 5,500rpm |
94kW(128ps)/ 4,500rpm |
最大トルク | 240Nm(24.5kgm)/ 2,000~3,500 rpm |
199Nm(20.3kgm)/ 4,500rpm |
モーター 最大出力 |
– | 前/後:82ps/95ps |
モーター 最大トルク |
– | 14.0kgm/19.9kgm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 4WD |
トランスミッション | 8速スポーツモードCVT | CVT |
JC08モード燃費 |
15.0km/L(2WD) |
18.6km/L(4WD) |
WLCTモード燃費 |
13.4km/L(2WD) |
16.4km/L(4WD) |
充電電力使用時 WLTCモードEV走行距離 |
– |
57.3km/L |
車両重量 | 1,460-1,550kg | |
価格 | 2,531,100円〜 3,346,200円 |
3,848,900円 4,477,000円 |
新型 エクリプス クロス マイナーチェンジ 価格グレード
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
M | 1.5L 直噴MIVEC DOHC 16バルブ4気筒 インタークーラー付 ターボチャージャー |
INVECS-III 8速スポーツモード CVT |
2WD | 2,531,100円 |
4WD | 2,751,100円 | |||
G | 2WD | 2,867,700円 | ||
4WD | 3,087,700円 | |||
G Plus Package | 2WD | 3,126,200円 | ||
4WD | 3,346,200円 | |||
M | 2.4L 4気筒 エンジン MIVEC DOHC 16バルブ+前後2モーター |
CVT | 4WD | 3,848,900円 |
G | 4,152,500円 | |||
P | 4,477,000円 |
エクリプス クロスについて
三菱はクロスオーバーSUV クーペ 新型「エクリプス クロス」を2018年3月1日に発売した。新型コンパクトSUV 「新型エクリプス クロス」は、コンパクトSUV「RVR」とミッドサイズSUV「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わるクーペSUVである。
プラットホームはアウトランダーやRVRを採用し共通となる。車名は新型コンパクトSUVがクーペSUVであることから、1989年より米国で販売して好評を博したスペシャリティクーペに採用した「エクリプス」という名前と、クロスオーバーの略である『クロス』を組み合わせて「エクリプス クロス」とした。
最大の特徴は三菱ならではの電子制御4WDを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用。1.5Lダウンサイジング直噴ターボエンジン「4B40」を組み合わせている。
「エクリプス」は天文現象である「日食」を意味する英語です。スタイリッシュなクーペと機動力が高いSUVを融合させた躍動感のある美しいフォルムは、皆既日食の直前或いは直後に観測されるダイヤモンドリングと同様、人々の心を刺激して高揚させる。
そして、新開発の高彩度レッドは、皆既日食の際に観測されるプロミネンスと同様、鮮明な印象を与える。そんな想いも込めてネーミングしています。
エクリプス クロス エクステリア
何といっても1番注目なのがデザインで非常にカッコイイ。フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。フェンダーと一体化した大型バンパーにヘッドライトやLEDが印象的だ。ベルトラインやボディサイドの強いキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)や前傾したリヤウィンドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、アスリートが持つ力強さをイメージした大きく張り出した筋肉質な前後フェンダー等により、三菱自動車らしいシャープでダイナミックなクーペSUVフォルムとしています。
エクリプス クロス インテリア
ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間としている。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオやヘッドアップディスプレイを搭載することで、ドライバーをワクワクさせる先進的なイメージの運転席を目指した。スタイリッシュなクーペSUVフォルムを損なうことなく室内空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートにロングスライド&多段階リクライニング機構を採用。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、ヘッドクリアランスを確保。
エクリプス クロス 一部改良について
フロントドアの各所(インナードアハンドル、ドアグリップ、ボトルホルダー)にLEDインテリアイルミネーションを採用。アンバー色の間接光により上質な室内空間を演出するとともに、夜間におけるドア周りの利便性を向上させた(「M」グレードを除く)。
特別仕様車「BLACK Edition」では、室内天井、Aピラー等をブラックへ変更し、内装色をブラックに統一。さらに、アルミペダル(アクセル及びブレーキ)を採用することで、よりスポーティなインテリアとしました。
エクリプス クロス 一部改良 スペックについて
スペック | 新型エクリプスクロス | 新型 エクリプスクロス クリーンディーゼル |
---|---|---|
全長 | 4,405mm | |
全幅 | 1,805mm | |
全高 | 1,685mm | |
ホイールベース | 2,670mm | |
エンジン | 1.5Lダウンサイジング 直噴ターボエンジン |
2.2Lクリーンディーゼル ターボエンジン |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 5,500rpm |
107kW(145ps)/ 3,500rpm |
最大トルク | 240Nm(24.5kgm)/ 2,000~3,500 rpm |
380Nm(38.7kgfm)/ 2000rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 4WD |
トランスミッション | 8速スポーツモードCVT | |
JC08モード燃費 |
15.0km/L(2WD) |
15.2km/L |
WLCTモード燃費 |
13.4km/L(2WD) |
14.2km/L |
車両重量 | 1,460-1,550kg | |
価格 | 2,586,100円〜 3,219,700円 |
3,118,500円~ 3,521,100円 |
エクリプス クロス 一部改良 価格について
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
M | 1.5L 直噴MIVEC DOHC 16バルブ4気筒 インタークーラー付 ターボチャージャー |
INVECS-III 8速スポーツモード CVT |
2WD | 2,586,100円 |
4WD | 2,806,100円 | |||
G | 2WD | 2,777,500円 | ||
4WD | 2,997,500円 | |||
G Plus Package | 2WD | 2,953,500円 | ||
4WD | 3,173,500円 | |||
特別仕様車 BLACK Edition |
2WD | 2,999,700円 | ||
4WD | 3,219,700円 | |||
特別仕様車 BLACK Edition オーディオ非装着車 |
2WD | 2,900,700円 | ||
4WD | 3,120,700円 | |||
M | 2.2L DOHC 16バルブ4気筒 コモンレール式DI-D インタークーラー付 ターボチャージャー |
8速スポーツモード A/T |
4WD | 3,118,500円 |
G | 3,298,900円 | |||
G Plus Package | 3,474,900円 | |||
特別仕様車 BLACK Edition |
3,521,100円 | |||
特別仕様車 BLACK Edition オーディオ非装着車 |
3,422,100円 |
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5158.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5178.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5396.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detailk727.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5476.html
エクリプス クロス