三菱はクロスオーバーSUV クーペ 新型エクリプス クロスを2018年3月1日に発売した。予約注文を、2017年12月22日から全国の系列販売会社で受付開始。2018年2月末時点で約5,000台の予約注文が入っている。国内販売目標台数:1000台/月 価格253万2,600円〜309万5,280円。
2018年に発売されるのは1.5Lターボエンジンモデルだ。2019年にガソリンモデルのダウンサイジングターボモデルをラインナップ予定。英国では2017年10月から予約が開始され販売価格も判明している。まずは欧州、その後、豪州、北米、日本など約80ヶ国へ展開される計画。欧州では、2017年10月3日から出荷を開始。今年度の出荷は約5万台を予定。英国価格 22,575£〜27,900£ (約341万円〜421万円)。
新型エクリプス クロス 発売について
2017年2月14日新型コンパクトSUVの車名を「エクリプス クロス」に決定したと発表した。2017年02月28日に事前に仕様と画像が公開された。2017年3月7日から開催されるジュネーブ国際モーターショー2017にて量産モデルを世界初公開した。第45回東京モーターショー2017(2017年10月25日~11月5日)にて量産モデルを公開した。2018年1月12日(金) 〜14(日)に開催される「東京オートサロン 2018」にて新型エクリプス クロス「PREMIUM SPORTS Concept」「FIELD ATHLETE Concept」を参考出展する。全国の三菱自動車のディーラーで、新型エクリプス クロスを先行特別展示を行なっている。
全国同じ日程で関東では東京の世田谷店で2017年12月23日から千葉の東金店の2018年2月4日まで見ることができる。
新型コンパクトSUV 「新型エクリプス クロス」は、コンパクトSUV「RVR」とミッドサイズSUV「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わるクーペSUVである。
エクリプスについて
三菱自動車工業の米国法人、ダイアモンド・スター・モーターズが生産していた2ドアスポーツカーである。1989年から2011年まで生産されていた。
新型エクリプス クロスについて
プラットホームはアウトランダーやRVRを採用し共通となる。車名は新型コンパクトSUVがクーペSUVであることから、1989年より米国で販売して好評を博したスペシャリティクーペに採用した『エクリプス』という名前と、クロスオーバーの略である『クロス』を組み合わせて『エクリプス クロス』としました。最大の特徴は三菱ならではの電子制御4WDを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用。1.5Lダウンサイジング直噴ターボエンジン「4B40」を組み合わせている。
『エクリプス』は天文現象である「日食」を意味する英語です。スタイリッシュなクーペと機動力が高いSUVを融合させた躍動感のある美しいフォルムは、皆既日食の直前或いは直後に観測されるダイヤモンドリングと同様、人々の心を刺激して高揚させる。そして、新開発の高彩度レッドは、皆既日食の際に観測されるプロミネンスと同様、鮮明な印象を与える。そんな想いも込めてネーミングしています。
新型エクリプス クロス エクステリアについて
何といっても1番注目なのがデザインで非常にカッコイイ。フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。フェンダーと一体化した大型バンパーにヘッドライトやLEDが印象的だ。ベルトラインやボディサイドの強いキャラクターラインによるウェッジシェイプ(前傾姿勢)や前傾したリヤウィンドウ、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリヤエンド、アスリートが持つ力強さをイメージした大きく張り出した筋肉質な前後フェンダー等により、三菱自動車らしいシャープでダイナミックなクーペSUVフォルムとしています。
新開発ボディカラーのレッドは、通常の上塗り塗装の上に、さらに半透明のレッドとクリア層を塗り重ねることにより、深みがあり彩度が高い高品質なカラーとしています。
新型エクリプス クロス インテリアについて
ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間としています。また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオやヘッドアップディスプレイを搭載することで、ドライバーをワクワクさせる先進的なイメージの運転席を目指しました。スタイリッシュなクーペSUVフォルムを損なうことなく室内空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートにロングスライド&多段階リクライニング機構を採用しました。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、ヘッドクリアランスを確保し、好みの姿勢でロングドライブを楽しむことができます。
スマートフォン連携ディスプレイオーディオ、タッチパッドコントローラー、カラーヘッドアップディスプレイを搭載し、利便性と安全性を追求しました。
スマートフォン連携ディスプレイオーディオは、車の中でiPhone*3*4を使うためのより優れた、安全な方法「Apple CarPlay」に対応。Siriやタッチスクリーンで行き先を調べる、電話をかける、メッセージを送受信する、音楽を聴く、運転に集中したまますべてを行えます。また、高度な音声認識でGoogleマップTMやGoogle Play TMミュージックなど各種アプリの操作が可能な「Android AutoTM」にも対応しています。タッチパッドコントローラーをセンターコンソールに配置することで、走行中でも姿勢を変えずに簡単にスマートフォン連携ディスプレイオーディオを操作することができます。タッチパッドコントローラーは、ラジオなどのオーディオ機能操作や、「Apple CarPlay」*4の操作に対応しています。速度や予防安全装備からの情報等はヘッドアップディスプレイに表示されるので、視線移動が少なく、素早く認識することができます。
新型エクリプス クロスの仕様について
1.5Lダウンサイジング直噴ターボエンジン「4B40」日本採用モデル
最高出力:110kW(150ps)/ 5,500rpm
最大トルク: 240Nm(24.5kgm)/2,000~3,500 rpm
トランスミッション:8速スポーツモードCVT
JC08モード燃費 2WD:15.0km/L 4WD:14.0km/L
2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン
最高出力:150ps/3,750rpm
最大トルク:400Nm/2,200〜2,250rpm
トランスミッション:8AT
駆動方式:電子制御4WD
スペック | 新型 エクリプスクロス |
---|---|
全長 | 4,405mm |
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,685mm |
ホイールベース | 2,670mm |
エンジン | 1.5Lダウンサイジング 直噴ターボエンジン |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 240Nm(24.5kgm)/ 2,000~3,500 rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | 8速スポーツモードCVT |
JC08モード燃費 | 14.0-15.0km/L |
車両重量 | 1,460-1,550kg |
価格 | 253万2,600円〜 309万5,280円 |
電子制御4WDを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用。
予防安全技術「ACTIVE SMART SAFETY」標準装備 国内初搭載
衝突被害軽減ブレーキ(FCM)
車線逸脱警報システム(LDW)
誤発進抑制システム(前進&後退)
オートマチックハイビーム(AHB)
予防安全技術「SMART DRIVING ASSIST」採用
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
リヤクロストラフィックアラート(RCTA)
ブラインドスポットウォーニング(BSW)
オートハイビーム
マルチアラウンドモニター
新型 エクリプス クロス ボディカラー 全8色
レッドダイヤモンド
チタニウムグレーメタリック
ブロンズメタリック
スターリングシルバーメタリック
レッドメタリック
ブラックマイカ
ライトニングブルーマイカ
ホワイトパール
新型 エクリプス クロス グレード 装備について
M
価格 2WD:253万2,600円 4WD:274万8,600円
ハロゲンヘッドライト&LEDポジションランプ
LEDディライト
フロントフォグランプ
フロントグリル(シルバー)
リヤスポイラー
本革巻ステアリングホイール+本革巻シフトノブ
パドルシフト
アクティブスタビリティコントロール(ASC)
衝突被害軽減ブレーキ(FCM)
車線逸脱警報システム(LDW)
誤発進抑制システム(前進&後退)
オートマチックハイビーム(AHB)
ヒルスタートアシスト
オートストップ&ゴー(AS&G)
パーキングブレーキレバー
215/70R16タイヤ+16インチアルミホイール
クルーズコントロール
オートワイパー
G
価格 2WD:270万6,480円 4WD:299万2,480円
Mから追加
LEDヘッドライト
フロントバンパーセンター
フロントグリル(シルバーメッキ)
サイドドアガーニッシュ(シルバー)
テールゲートガーニッシュ(メッキ)
ヘッドアプディスプレイ
レーダークルーズコントロールシステム(ACC)
電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド
225/55R18タイヤ+18インチアルミホイール
G Plus Package
2WD:287万9,280円 4WD:309万5,280円
Gから追加
スマトフォン連動ディスプレイオーディオ
タッチパッドコントローラー
後方車両検知警報システム
後退時車両検知警報システム
新型 エクリプス クロス 価格 グレードについて
M
2WD 価格:253万2,000円
4WD 価格:274万8,600円
G
2WD 価格:270万6,480円
4WD 価格:299万2,480円
G Plus Package
2WD 価格:287万9,280円
4WD 価格:309万5,280円
新型エクリプス クロス PHVの仕様があるか
2013年東京モーターショーで出展した「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」
2WDプラグインハイブリッドEVシステムを採用。
フロントに横置きした1.1L直列3気筒ターボ「MIVEC」エンジン 最高出力136ps
電気モーター 最高出力163psの組み合わせで前輪を駆動する。
ハイブリッドカーと違うのは基本はあくまでもバッテリーとモーターのみによるEV走行、
電池残量が少なくなったり高出力が必要なときはエンジンが始動して発電機として使う。
つまり、極めてEV車と言ってもいい。
さらに高速走行時などではエンジン+モーターによる駆動(ハイブリッド走行)も可能
とイイところを組み合わせたシステムだ。
更に、RVRをベースにしたEVモデルもラインナップする予定だ。
新型エクリプス クロスのエクステリア/テストカー走行について
2015年3月に開催予定ジュネーブモーターショー2015に出展する新しいコンセプトモデル「MITSUBISHI XR-PHEV II Concept」サイズは現在人気のコンパクトクロスオーバーSUVだ。
(東京モーターショー2013出展MITSUBISHI Concept XR-PHEV「新型RVR」)
スペック | 新型 新型 エクリプスクロス PHV |
---|---|
全長 | 4,405mm |
全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,590mm |
エンジン | 直3DOHC 1.1Lターボ |
最高出力 | 138ps/6500rpm |
最大トルク | 15.8kgm/2500rpm |
モーター出力 | 163ps |
システム出力 | 280ps |
価格 | 300万円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5158.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5178.html
エクリプス クロス
https://www.eclipse-cross.jp/event/info07/
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/nightshowroom/movie/