2028年のメルセデス・ベンツは、主力セダン「Eクラス」の電気自動車が日本にやってくるかどうか、そして小さなGクラス「リトルG」がいつ登場するかが大きな注目点になりそうです。2026年7月に世界初公開された新型GLAクラスの日本導入や、Vクラスの流れをくむ新しい高級ミニバン「VLS」とメルセデス・マイバッハ VLSの動きも見逃せません。
メルセデス・ベンツは2026年から2027年にかけて、過去最大規模の新型車攻勢を進めています。2027年は、2026年に世界で発表されたGLE・GLS・Cクラスの改良モデルや、電気自動車のGLC・GLB、AMG GT SUVなどが日本に上陸する年になると予想されます。2028年は、その次の波として、2027年に世界で発表される新型車が日本に入ってくる年になりそうです。
この記事では、2028年に日本で発売・導入が予想されるメルセデス・ベンツの新型車とモデルチェンジ情報をまとめました(全5モデル)。日本での発売時期は、いずれもメルセデス・ベンツ日本から発表されておらず、公式発表の内容とモデルサイクルをもとにした予想を含みます。

2028年 メルセデス・ベンツ 新型車・モデルチェンジ 一覧表
まずは、この記事で紹介する5モデルを一覧で確認しましょう。「時期」の欄は、日本で発売・導入される時期の予想です。
| 車種 | 内容 | 日本の時期 |
|---|---|---|
| GLAクラス | フルモデルチェンジ(3代目) | 2027年末〜2028年前半(予想) |
| Eクラス(電気自動車) | 新型車(電気自動車専用設計) | 2028年頃(予想) |
| Eクラス セダン/ステーションワゴン | マイナーチェンジ | 2028年頃(予想) |
| リトルG(小さなGクラス) | 新型車 | 2028年頃以降(予想) |
| VLS/メルセデス・マイバッハ VLS | 新型車(高級ミニバン) | 2028年頃以降(予想) |
メルセデス・ベンツ 新型 GLAクラス フルモデルチェンジ 日本は2027年末〜2028年前半導入予想
メルセデス・ベンツは2026年7月30日、エントリーのコンパクトSUV「GLAクラス」の新型(2028年モデル)を世界初公開しました。2013年の初代、2020年の2代目に続く3代目で、電気自動車とハイブリッドの両方に対応する新しいプラットフォームを採用しています。

新型GLAのボディサイズは、全長4,565mm×全幅1,873mm×全高1,604mm、ホイールベース2,790mmです。先代より全長が150mm、ホイールベースが60mm長くなり、荷室の容量は410Lに広がりました。電気自動車のモデルには、ボンネットの下に107Lの荷物スペースも用意されます。これまで別のモデルだった電気自動車の「EQA」は、新型GLAに統合されました。
室内は、2025年に登場した新型CLAクラスと同じような作りで、10.25インチのメーターと14インチのセンターディスプレイを備え、オプションで助手席用の14インチディスプレイも選べます。高速道路などで使える運転支援機能「MB.DRIVE ASSIST」も用意されています。
電気自動車のモデルが先に発売され、ハイブリッドのモデルはそのあとに加わる予定です。日本での発売時期はまだ発表されていませんが、欧州・北米の発売スケジュールから、2027年末から2028年前半にかけての日本導入が予想されます。

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス(電気自動車) 世界初公開は2027年 日本は2028年頃予想
メルセデス・ベンツは2026年10月28日の決算発表で、電気自動車の新型「Eクラス」を2027年に世界初公開し、2027年後半に発売する計画を明らかにしました。今のEクラスをもとにした電気自動車ではなく、白紙の状態から開発した電気自動車専用のモデルです。

メルセデス・ベンツは、2025年にCLAクラスとGLC、2026年にCクラスの電気自動車を発表し、主力モデルの名前を持つ電気自動車を順番に増やしています。Eクラスの電気自動車は、その流れに続くモデルです。日本では、電気自動車のGLCが2026年10月28日に予約受付を始めました。
日本での発売時期と価格は発表されていません。世界での発売が2027年後半のため、日本への導入は2028年頃と予想されます。電気自動車のセダン「EQE」の役割を引き継ぐモデルになるのかにも注目です。

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス セダン/ステーションワゴン マイナーチェンジ 2028年頃予想
エンジン車とプラグインハイブリッド車の「Eクラス」は、2028年頃に日本でマイナーチェンジを受けると予想されます。今のEクラスは2023年4月に世界初公開され、日本では2024年1月12日に発表されました。

日本では、2.0Lガソリンターボの「E 200」、2.0Lディーゼルターボの「E 220 d」、プラグインハイブリッドの「E 350 e」の3つのパワートレインでスタートし、2024年12月2日には高性能なプラグインハイブリッド「メルセデスAMG E 53 ハイブリッド 4MATIC+」が加わりました。
メルセデス・ベンツは、2026年にSクラス、Cクラス、GLE、GLSと、主力モデルの大規模な改良を続けて発表しています。Eクラスも世界初公開から4年ほどとなる2027年頃に改良を受け、日本では2028年頃に改良モデルが入ってくる流れが考えられます。ただし、Eクラスの改良はまだ発表されていません。

メルセデス・ベンツ 新型 リトルG(小さなGクラス) 2028年頃以降予想
メルセデス・ベンツは、Gクラスより小さい新しいオフロードSUV、通称「リトルG」を開発しています。2023年9月のIAAモビリティで、メルセデス・ベンツのオラ・ケレニウスCEOが、数年以内に登場すると明らかにしました。

リトルGは、コンパクトカー向けの新しいプラットフォームを使い、電気自動車として開発が始まりました。生産はハンガリーのケチケメート工場が担当します。ケレニウスCEOはその後のインタビューで、登場まで24か月かからないとの見通しを示しており、世界での発表は2027〜2028年頃になると予想されます。
本家のGクラスは、日本で2024年7月26日に改良モデルが発売され、2024年10月には電気自動車の「G 580 with EQ Technology」も日本で発表されました。Gクラスは日本でも人気が高く、手の届きやすいGクラスとしてリトルGが日本に導入されるかに注目が集まります。日本での発売時期と価格は、まだ発表されていません。


メルセデス・ベンツ 新型 VLS/メルセデス・マイバッハ VLS 2028年頃以降予想
メルセデス・ベンツは2026年3月24日、新型のメルセデス・マイバッハ Sクラスを発表した日に、高級ミニバン「VLS」をもとにした「メルセデス・マイバッハ VLS」を投入する計画を明らかにしました。マイバッハの名前がミニバンに付くのは初めてです。
VLSは、2026年3月11日に世界初公開された電気自動車のミニバン「VLE」と同じ、バン専用の新しいプラットフォーム「VAN.EA」を使うモデルです。VLEは115kWhのバッテリーを積み、航続距離はWLTPモードで700km以上とされています。VLSはVLEよりもさらに豪華な仕立てになり、その最上級モデルがメルセデス・マイバッハ VLSになります。2026年10月28日の決算発表でも、これから出るモデルとしてVLSとメルセデス・マイバッハ VLSが挙げられました。
VLSの詳しい内容や価格は、まだ発表されていません。日本では、Vクラスや、2026年10月29日に発売された限定車「Vクラス グランドスイート」のように、高級ミニバンの人気が高まっています。まずVLEの日本導入が2027年頃と予想され、VLSとメルセデス・マイバッハ VLSはそのあと、2028年頃以降の日本導入が期待されます。

2028年の前に日本に来るメルセデス・ベンツの新型車
2028年の新型車を待つかどうかを考えるうえでは、その前に出てくるモデルも知っておきたいところです。日本では2026年に、新型Sクラス、メルセデス・マイバッハ Sクラス、新型CLAクラスが発売され、2026年10月28日には電気自動車のGLCが予約受付を始めました。
2027年には、大規模な改良を受けたGLE・GLS・Cクラスや、電気自動車のGLB・Cクラス、ミニバンのVLE、メルセデスAMGのGT 4ドアクーペとGT SUVなどの日本導入が予想されています。2027年に日本の主力モデルがひと通り新しくなり、2028年はEクラスやGLA、リトルGなど、次の世代のモデルが続く流れになりそうです。
2028年のメルセデス・ベンツ 注目ポイント
2028年のメルセデス・ベンツで注目したいポイントは次の3つです。
・Eクラスの電気自動車:白紙から開発された電気自動車のEクラスが、日本にいつ、いくらで来るのかがポイントです
・リトルGの登場:Gクラスのデザインを受け継ぐ小さなSUVが、日本でどれだけ手の届きやすい価格になるのかに注目です
・マイバッハのミニバン:メルセデス・マイバッハ VLSが日本に導入されれば、アルファードやレクサス LMのさらに上をいく高級ミニバンになりそうです
2028年の新型を待つべき?今買うべき?
1つ目のポイントは、欲しいモデルの今の改良状況です。Eクラスは2024年に日本で発売されたばかりで、仕様の追加も続いています。すぐに乗りたい方は、現行モデルでも最新の装備を十分に楽しめます。
2つ目は、電気自動車にするかどうかです。電気自動車のEクラスやGLAを待つ場合は、自宅に充電設備を用意できるか、国の補助金がどうなるかもあわせて確認しておきたいところです。
3つ目は、今のクルマの車検や乗り換えの時期です。2028年の新型は日本での時期が予想のため、車検が近い方は無理に待たず、現行モデルの条件と比べて判断するのがおすすめです。
2028年のメルセデス・ベンツ新型車に関するよくある質問(FAQ)
Q. 新型GLAクラスは日本でいつ発売されますか?
A. メルセデス・ベンツ日本から発表はありません。2026年7月30日に世界初公開されており、日本では2027年末から2028年前半の導入が予想されています。
Q. 電気自動車のEクラスはいつ発表されますか?
A. メルセデス・ベンツは、2027年に世界初公開し、2027年後半に発売する計画を明らかにしています。日本での時期は発表されておらず、2028年頃と予想されています。
Q. 小さなGクラス「リトルG」はいつ出ますか?
A. 正式な発表日は決まっていません。ケレニウスCEOはインタビューで、登場まで24か月かからないとの見通しを示しており、2027〜2028年頃の世界発表が予想されています。
Q. メルセデス・マイバッハ VLSは日本で買えますか?
A. 投入する計画は発表されていますが、詳しい内容や日本導入の予定は発表されていません。
まとめ:2028年のメルセデス・ベンツは「Eクラスの電動化」と「新しいGとマイバッハ」の年
2028年のメルセデス・ベンツは、電気自動車の新型Eクラスと、改良されるエンジン車のEクラスが日本に入ってくる可能性が高く、新型GLAクラスの日本導入も重なりそうです。小さなGクラス「リトルG」や、メルセデス・マイバッハ VLSといった、これまでにない新しいモデルにも注目が集まります。
2027年に予想されるGLE・GLS・Cクラスの改良モデルや電気自動車の新型車は、2027年のまとめ記事で紹介しています。最新情報が入り次第、随時更新していきます。


※最新自動車情報調べ
発売日の間違え、予想も含まれております。

