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トヨタ 新型 アーバンクルーザー インドにて2020年発売

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トヨタはインドにて新型コンパクトSUV「アーバンクルーザー」を2020年8月4日(現地時間)に発売すると発表した。「アーバンクルーザー」は既に廃盤となる「ist(イスト)」の別名であった。istはヴィッツをベースにクロスオーバーSUV風にしたモデルで欧州でも2代目が「アーバンクルーザー」の車名で販売していた。

ist
2代目 ist

トヨタは新型「ヤリス」のクロスオーバーモデル「ヤリス クロス」を日本では2020年9月に発売する。2020年4月23日(現地時間)にイタリアにて発表した。

トヨタ 新型 アーバンクルーザー インドにて2020年9月23日発売

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目次

新型 ヤリス クロス について

ベースは新型「ヤリス」である。世界的に人気のクロスオーバーSUV市場に新たにC-HRよりも小さいBセグメントを発売する。日本の特許庁に「YARIS CROSS(ヤリスクロス)」を2018年11月27日に商標出願している。商願2018-146037。

トヨタは新型コンパクトSUVをヨーロッパ市場に導入する計画を2020年1月14日(現地時間)に発表。2020年3月5日〜2020年3月15日(現地時間)に行われるジュネーブモーターショー2020にて世界初公開の予定であったが新型コロナウィルスにより中止となったが、デジタル記者会見が2020年3月3日(現地時間)に放送された。

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新しいコンパクトSUVの「名前」「プラン(価格)」「導入のタイミング」は、将来発表される予定。未来の車の様式化されたシルエットだけがイベントで示された。

新型 ヤリス クロス 仕様について

新型ヤリスをベースとし、専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。

TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。

TNGA GA-Bプラットフォーム

新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」モデルの新しく小型化されたTHSⅡを採用。E-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式。ガソリン車も同様のエンジンに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を採用する。 先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。

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Toyota Yaris Cross
7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用

新型「ヤリス クロス」に「電動パーキングブレーキ&ホールド」「7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」を採用し、リアシートは「3分割式(4:2:4)リアシート」「ハンズフリーパワーバックドア」を採用する。ハイブリッドモデルに「アクセサリー コンセント」AC100V 1500Wのコンセントを追加することができる。

マルチテレインセレクト オフロード走行において、路面状況に応じた走行支援を、3つのモード(MUD & SAND / NORMAL /ROCK & DIRT)から選択できるシステムを採用。

新型「ヤリス 」ベースであるが装備は「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用していたり「ハンズフリーパワーバックドア」を「アダプティブハイビームアシスト」採用しており使い勝手は変わってくる。

新型 ヤリス クロス Toyota Safety Sense の主な特長

先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。従来のトヨタセーフティセンスPに比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。

歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。更に右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象とした。

ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。

レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。

オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。

レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。

レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense に初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。

システム次世代
Toyota Safety
Sense
Toyota Safety
Sense  C
方式単眼カメラ+
ミリ波レーダー
単眼カメラ+
レーザーレーダー
オートマチック
ハイビーム/
アダプティブ
ハイビームアシスト
衝突回避支援型
プリクラッシュ
セーフティ

昼・夜間歩行者
自転車
レーントレーシング
アシスト
×
レーン
ディパーチャー
アラート

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報

白線/黄線 検出
ロードサインアシスト×
レーダークルーズ
コントロール
×
先行車発進告知

新型 ヤリス クロス 予防安全装備

インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。

先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。

緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。

セカンダリーコリジョンブレーキ SRSエアバッグのセンサーが衝突を検知して作動したとき、自動的にブレーキと制動灯を制御することで、車両を減速させ二次衝突による被害の軽減に寄与。

デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。

高度駐車支援システム「Advanced Park」ハンドルだけでなく、アクセルやブレーキも制御し、駐車に必要な操作を支援。ハイブリッドモデル オプション設定(7万7000円~9万3500円)。

イージーリターンシート お好みのドライビングポジションを機能させ、マニュアル操作で前回の位置へ簡単に復帰することができる。

ターンチルトシート 運転席および助手席のシートが回転&チルトし、楽にクルマに乗り降りすることができる。

新型 ヤリスクロス と ヤリス 装備比較一覧 

システム装備 ヤリス ヤリスクロス
Toyota
Safety
Sense
衝突回避支援型
プリクラッシュ
セーフティ

昼・夜間歩行者
自転車

昼・夜間歩行者
自転車
レーンディパーチャー
アラート
(ステアリング
制御機能付)

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報
オートマチック
ハイビーム
レーダークルーズ
コントロール
(全車速追従機能付)
レーント
レーシングアシスト
ロードサインアシスト
先行車発進告知
予防
安全
装備
ブラインドスポットモニター
インテリジェント
クリアランスソナー

リヤクロストラフィック
オートブレーキ

シンプルインテリジェント
パーキングアシスト
ドライブスタート
コントロール
ヒルスタート
アシストコントロール
マルチテレインセレクト
パノラミックビュー
モニター
快適
装備
シートヒーター
デジタルインナーミラー
(前後方録画機能付)
ITS Connect
電動パーキングブレーキ
&ホールド
パワーシート
ハンズフリー
パワーバックドア
電動チルト&
テレスコピックステアリング
ナビレス
トヨタ ディスプレイオーディオ
車載通信機(DCM)

新型 ヤリス クロス トヨタ ディスプレイオーディオについて

auの4G回線を利用する車載通信機「DCM(Data Communication Module)」を全車で標準装備。T-Connect基本サービス「ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)」「eケア走行アドバイス」「eケアヘルスチェックレポート」「マイカーサーチ」を購入後の5年間は無料で提供。

オーディオディスプレイは7インチまたはグレードにより8インチディスプレイを採用。スマートフォンをUSBケーブルで接続することで連携が可能(「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応 オプション、SDL(Smart Device Link)「TCスマホナビ」「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)となり、日常利用している地図アプリや音楽などをディスプレイで操作・利用が可能。

「SDL(Smart Device Link)」対応アプリ(「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)であれば標準で連動が可能。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を仕様する場合にはTV(フルセグ)+Apple CarPlay+Android Autoのセットオプション価格33,000円[税込]の申し込みが必要となる。

新型 ヤリス クロス ボディカラーについて

モノトーンカラー

ブラスゴールドメタリック<5C2>

ダークブルーマイカ<8W7>

センシュアルレッドマイカ<3T3>※1

グレイッシュブルー<8W2>

ホワイトパールクリスタルシャイン<070>※1

ベージュ<4V6>

シルバーメタリック<1L0>

ブラックマイカ<209>

※1 メーカーオプション

ツートンカラー

ブラックマイカ<209>×ブラスゴールドメタリック<5C2>※2

ブラックマイカ<209>×グレイッシュブルー<8W2>※2

ブラックマイカ<209>×センシュアルレッドマイカ<3T3>※2

ブラックマイカ<209>×ベージュ<4V6>※2

ブラックマイカ<209>×ホワイトパールクリスタルシャイン<070>※2

ブラックマイカ<209>×シルバーメタリック<1L0>※2

ブラスゴールドメタリック<5C2>×ブラックマイカ<209>※2

※2 「HYBRID G」「HYBRID Z」「G」「Z」にメーカーオプション

新型 ヤリス クロス グレード 価格について

新型「ヤリスクロス」の価格はなんと1,796,000円からであるが同様のサイズとなる「C-HR」は2,400,000円からと価格差は604,000円もある。

モデル エンジン トランス
ミッション
駆動
方式
価格(10%)
X
”B Package”
直列3気筒
1.5Lエンジン
M15A-FKS型
Direct Shift-
CVT 
2WD 1,796,000円
4WD 2,027,000円
X 2WD 1,896,000円
4WD 2,127,000円
G 2WD 2,020,000円
4WD 2,251,000円
Z 2WD 2,210,000円
4WD 2,441,000円

「ヤリスクロス」のハイブリッドモデルは価格はなんと2,284,000円から「C-HR」ハイブリッドモデルは2,730,000円からと446,000円の差額がある。

モデル エンジン トランス
ミッション
駆動
方式
価格(10%)
HYBRID X 直3 1.5L+
モーター
M15A-FXE型
電気式
無段階変速機
2WD 2,284,000円
E-Four 2,515,000円
HYBRID G 2WD 2,394,000円
E-Four 2,625,000円
HYBRID Z 2WD 2,584,000円
E-Four 2,815,000円

もちろん「C-HR」と比較すれば内装加飾の違いやエンジンの排気量などの違いによって違いがあるが最近の普通のコンパクトカーを購入を検討する方が手を出せる金額設定になっているのは最大の魅力となるだろう。

新型 ヤリス クロス スペックについて

車高は通常モデルの新型「ヤリス」と比較して90mmアップさせている。

スペック 新型 ヤリス クロス
全長 4,180mm
全幅 1,765mm
全高 1,590mm
ホイール
ベース
2,650mm
タイプ ハイブリッド ガソリン車
エンジン 直3 1.5L+
モーター
M15A-FXE型
直列3気筒
1.5Lエンジン
M15A-FKS型
最高出力 67kW(91ps)/
5,500rpm
88kW(120ps)/
6,600rpm
最大トルク 120Nm(12.2kgfm)/
3,800-4,800rpm
145Nm(14.8kgfm)/
4,800-5,200rpm
モーター
最大出力
フロント:59kW(80ps)
リヤ:3.9kW(5.3ps)
モーター
最大
トルク
フロント:141Nm(14.4kgm)
リア:52Nm(5.3kgm)
WLCT
モード燃費
33.0~32.4km/L(2WD)
27.2km/L(4WD)
18.4~18.6km/L(2WD)
16.2km/L(4WD)
駆動方式 2WD/4WD
(E-Four)
2WD/4WD
乗車定員 5名
駆動方式 電気式
無段階変速機
Direct Shift-
CVT
6速MT
価格 2,284,000円~
2,815,000円
1,796,000円~
2,441,000円

新型 ヤリス クロス ライバル車種は?

日本国内でライバルとなるのはホンダ「ヴェゼル」日産「キックス」となるだろう。「ヤリス」同様に新型「フィット」の「CROSSTAR(クロスター)」グレードもライバルとなる。車高を30mmアップさせたクロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長。専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドル、ドアミラーにシルバー塗装、サイドシルガーニッシュはブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加。

「CROSSTAR(クロスター)」

そして、同じコンセプトで登場するのが新型「カローラ」をベースにした「カローラクロス」を2020年に発売する予定だ。

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トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/31757830.html

https://www.toyotabharat.com/news/2020/tkm-forays-into-the-compact-suv-segment-with-its-youngest-suv-toyota-urban-cruiser.html

特許庁

https://www.jpo.go.jp/

ヤリス クロス

https://toyota.jp/yariscross/new/

トヨタ

https://toyota.jp/index.html

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この記事を書いた人

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