トヨタは2012年4月に「もっといいクルマづくり」の具現化に向けた取り組みの一環として、TNGAの構想が初めて発表された。近年発売されるトヨタ車はトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(Toyota New Global Architecture、以下 TNGA)を採用しており、現在や今後採用される車種についてまとめている。
Toyota New Global Architectureとは
TNGAはプラットフォームだけを指すものではなく、ユーザーの声をもとにした企画・開発・調達・生産準備・生産というすべての工程を含めたクルマ作りのシステム・方針などのことを指す。
TNGAは下記4項目をサイクルさせることで「もっといいクルマづくり」を達成する。
- 基本性能の向上
- グルーピング開発による部品・ユニットの賢い共用化
- 仕入れ先と協力して原価低減
- 商品力向上
TNGA採用車種
TNGAプラットフォームは2015年12月9日から販売した新型プリウスから順次、トヨタの各車種に採用されることになった。パワートレーンなど全てにTNGAを導入したのは2017年7月10日販売の新型カムリが最初となった。
GA-Aプラットフォーム DNGA
GA-Bプラットフォーム
GA-Cプラットフォーム
GA-Kプラットフォーム
GA-Lプラットフォーム
トヨタニュースリリース
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/04/nt12_0410.html
TNGAによるもっといいクルマづくり”.
https://www.toyota.co.jp/jpn/investors/features/tnga2015/1.html
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/13/03/nt13_018.html
TOYOTA GAZOO Racing TNGA これが未来の骨格だ。
https://toyotagazooracing.com/pages/special/tnga/
トヨタ TNGA