日産はスポーツカー新型「GT-R」フルモデルチェンジを行いR36として2026年頃発売します。先代モデルあ2007年12月から販売しており19年でのフルモデルチェンジです。日産は、EVコンセプトカーシリーズの第5弾、高性能スーパーカー「ニッサン ハイパーフォース」を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」で2023年10月25日世界初公開、次期GT-Rと言われ注目を集めています。
先代モデルの「GT-R」R35は、17年間にわたり生産され続けてきました。2025年モデルのR35は最終モデルとなり、2024年3月14日に発表された後、限定1500台で販売を終了する予定です。今回、予想CGが届きました。新型「GT-R」はどんなモデルなのか?今考えられる内容をまとめてみた。
日産 新型「GT-R」R36 フルモデルチェンジ について
新型「GT-R」は、先代モデルの特徴を受け継ぎながらも最新のデザインを採用します。インテリアも一新され、先代モデルよりもモダンなデザインが取り入れられる予定です。また、ルノー、日産自動車、三菱自動車工業の3社アライアンスによる新開発のEV専用プラットフォーム「CMF-EVプラットフォーム」を採用します。このプラットフォームは2030年までに15車種以上に採用され、年間最大150万台の生産を計画しています。これにより、フラットで広々としたフロアを実現し、従来のボディサイズを維持しながらも、より広い室内空間を提供します。
空調ユニットは従来の室内配置からモータールームに移され、広い室内空間が確保されます。さらに、スリムなデザインのゼログラビティシートを採用し、元々騒音が少ないEVながらも遮音材をふんだんに使用することで、高い静粛性を実現します。
新型「GT-R」は、最適な重量バランスで搭載された全固体電池と高出力モーターのパワートレインにより、最大出力1,000kWを発生し、圧倒的な加速力を発揮します。さらに、強力なダウンフォースを生み出す空力設計や進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、高強度カーボンを活用した軽量化車体により、サーキットやワインディングロードでの優れたコーナリング性能と卓越した操作性を実現します。また、自動運転レベル3技術相当の「プロパイロット3.0」も新型「GT-R」に導入される可能性が高いでしょう。
高性能スーパーカー「ニッサン ハイパーフォース」について
「ニッサン ハイパーフォース」は、究極のドライビングプレジャーと高い環境性能、そして日常での快適性を兼ね備えた次世代の高性能スーパーカーです。全固体電池と高出力モーターを搭載し、最大出力1,000kWを発揮するパワートレインは、圧倒的な加速力を提供します。強力なダウンフォースを生み出す空力設計や進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、高強度カーボンを使用した軽量車体により、サーキットやワインディングロードでの優れたコーナリング性能と卓越した操作性を実現しています。
エクステリアは低くワイドなスタンスで、滑らかな曲線と大胆な幾何学模様をシームレスに融合させたデザインが、高いパフォーマンスを予感させます。フロントデザイン、キャビンシルエット、リアコンビネーションランプなどには、日産のハイパフォーマンスカーのデザインDNAが織り込まれています。
強力なダウンフォースを生み出す空力設計は、NISMOレーシングチームと共同開発されました。フロントボンネット下には2段に分かれた空力構造を採用し、強力なダウンフォースと高い冷却性能を両立させています。ドアウインドウ後方から取り入れた空気は、リアトランク上部で整流され、日産として新たに採用された二重構造ディフューザーが、車体の前方から後方にかけての空気の流れを最適化します。フロントカナード、フロントフェンダーフリップ、リアウイング両端に採用された独自のアクティブエアロ機能に加え、新開発のプラズマアクチュエーターが空気の剥離を抑えることで、コーナリング時の内輪のリフトを最大限に抑えながらグリップ力を最大化します。さらに、軽量かつ高強度のカーボンホイールは、立体感のある特徴的なデザインで、空力とブレーキ冷却性能を向上させています。
EVコンセプトカーシリーズの第5弾、高性能スーパーカー「ニッサン ハイパーフォース」日産 新型「GT-R」R36となるか?!
日産は次世代「GT-R」のデザインについてまだ公式には発表していませんが、いくつかの手がかりから、そのデザイン言語が次世代GT-Rに影響を与える可能性が高いことが示唆されています。まず、テールライトは数世代にわたってGT-Rの象徴となっているデザインであり、次世代モデルでも継承されるでしょう。次に、フロントのピクセル化されたバッジは、日産の高性能車のデザインを踏襲したものとして認識されています。
さらに、日産は次世代「GT-R」が1,000kW以上を発生すると述べており、これは現在のGT-Rの約2倍の馬力に相当します。この圧倒的なパワーは、次世代GT-Rが従来のモデルよりもさらにアグレッシブでハイパフォーマンスなデザインになることを予感させます。
これらの要素から、次世代GT-Rは伝統的なGT-Rのデザインを継承しつつ、より先進的で高性能なモデルとして登場することが期待されます。
日産 新型「GT-R」R36 歴代最速 0-100km EV化で期待できる?!
今回、初のEV化が噂されている次世代GT-Rですが、驚くべきことに0-100km/hの加速性能においてEVモデルが大きな優位性を持っています。現行GT-R R35のNISMOモデルは2.8秒という驚異的なタイムを誇っていますが、次世代GT-RがEV化されることで、このタイムを確実に超えてくることが予想されます。
他社のEVスポーツカーが2秒前半の加速タイムを記録していることを考えると、次世代GT-Rも同様のパフォーマンスを実現することが期待されます。このような高性能EVが増えている中で、次世代GT-Rがどのような加速性能を見せるのか、非常に楽しみです。
日産 新型「GT-R」R36 フルモデルチェンジ Q&A
- 次期GT-R R36はいつ発売される予定ですか?
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日産からの公式発表はまだありませんが、2026年以降と予想されています。
- 次期GT-R R36の価格はどれくらいになるのでしょうか?
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正式な発表はありませんが、1500万円を超える価格帯になると予想されています。
- 次期GT-R R36のエンジン性能は向上するのでしょうか?
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はい、EVパワートレインが搭載されると予想されています。最高出力、最大トルクがさらなる高性能化が期待されています。
- 次期GT-R R36の開発は進行中なのでしょうか?
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公式発表はありませんが、様々な情報から開発が進んでいると推測されます。
- 次期GT-R R36にはどんなエクステリアデザインが採用される予定ですか?
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従来モデルの力強さを継承しつつ、より洗練されたアグレッシブなデザインになると予想されています。シャープなLEDヘッドライトや大型化されたフロントグリル、空力性能を向上させる滑らかなボディラインなどが特徴になると考えられています。
- 新型GT-R R36のインテリアにはどんな特徴があるのでしょうか?
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大型ディスプレイやコネクテッド技術の搭載、上質な素材を使用した高級感のある内装になると予想されています。
編集部から一言
新型GT-R R36は、デザイン、パワートレイン、テクノロジーの全てにおいて、さらなる進化を遂げたスーパースポーツカーです。日産の技術の粋を集めたこの一台は、世界中の自動車ファンを魅了することでしょう。今後の情報にも注目し、新型GT-R R36の登場を待ちましょう。
日産ニュースリリース