トヨタは「ヤリスクロス」のマイナーチェンジを行い2025年発売する。ヤリスクロスは2020年8月31日に発売され既に4年ほど経過しておりマイナーチェンジのタイミングを迎えている。
トヨタ 新型 ヤリスクロス マイナーチェンジ について
マイナーチェンジとなる大幅なエクステリアのデザイン変更。
「10.5インチのディスプレイオーディオ」と「12.3インチのフルデジタル液晶メーターディスプレイ」を上位グレード採用。
新しいパワートレイン「ハイブリッド130」に第5世代トヨタ ハイブリッド技術を採用した新しい「デュアル ハイブリッド」パワートレインを搭載。
今回のマイナーチェンジでは欧州モデルに採用された「10.5インチのディスプレイオーディオ」と「12.3インチのフルデジタル液晶メーターディスプレイ」を上位グレード採用。新しいパワートレイン「ハイブリッド130」に第5世代トヨタ ハイブリッド技術を採用した新しい「デュアル ハイブリッド」パワートレインを搭載。更に、過去の改良でも大幅なエクステリアデザインの変更は行われていないことを考えるとマイナーチェンジのタイミングで大きな変更を行う可能性が高そうだ。
トヨタ 新型 ヤリスクロス マイナーチェンジ インテリアについて
トヨタは、新型「ヤリスクロス」に「10.5インチディスプレイオーディオ」+「12.3インチフル液晶デジタルメーター」を搭載。利便性と快適性を向上させてる。シフトノブの形状を変更。(2024年モデルまで「8.0インチディスプレイオーディオ」+「デジタルメーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」が上位グレードに採用されている。)
2024年 欧州モデル ヤリスクロス インテリア
12.3インチフル液晶デジタルメーター
運転席コンビメーターは、従来のメーターに代わって、「12.3インチフル液晶デジタルメーター」を採用。このディスプレイは、ドライバーの好みに合わせて構成およびカスタマイズできます。4つのスタイル オプションから選択できます。
ちなみに2024年現在の日本市場ではヤリスシリーズではGRヤリスのみ「フル液晶デジタルメーター」が採用されている。
マルチメディアシステム
マルチメディア システムは、コンピューティング能力を向上させることで、入力に対する応答が速くなり、簡単かつ直観的に使用できるように設計されています。
- クラウドベースのナビゲーションにより、ルート、交通状況、遅延に関する最新情報にアクセスできます。
- 強化され応答性が向上した音声認識システムにより、自然な会話言語とリクエストを認識できます。
- Apple CarPlay と Android Auto の両方にワイヤレス スマートフォンが統合されています。
- Toyota Safety Sense システムと同様に、マルチメディアのアップグレードや新機能を無線でシームレスにインストールできます。
2024年 日本モデル ヤリスクロス インテリア
2024年 欧州モデル ヤリスクロス シフトノブ
シフトノブの形状が変更されており、「シフトブーツ」が装着されている。日本モデルも同様に変更されることを期待したいです。
トヨタ 新型 ヤリスクロス マイナーチェンジ パワートレイン 予想 について
欧州モデルの「ヤリス クロス」は、既に、新しいパワートレイン「ハイブリッド130」に第5世代トヨタ ハイブリッド技術を採用した新しい「デュアル ハイブリッド」パワートレインを搭載。パフォーマンスを犠牲にすることなく、車両をダウンサイジングする新しいBセグメントの顧客に幅広い選択肢が提供。1.5Lエンジンには変更はないがモーター出力を高め、システム出力は従来の116psから130psにパワーアップ。また、トルクも141Nmから185Nmに増加。この結果、加速性能が向上し、0-100km/h 加速は0.5秒短縮されて10.7秒、80-120km/h 加速は0.4秒短縮されて 8.9秒になりました。一方、CO2 排出量はわずかに増加し、103~122g/kmとなっています。
欧州モデルでもこの新しい「ハイブリッド130」は上位グレードの「Premiere Edition」「GR SPORT」に導入し、日本でも採用されているハイブリッド「ハイブリッド115」は他のグレードに採用されている。
日本モデルでも上位グレードに採用するような流れがあるかもしれません。日本のプリウスなども現在2つのハイブリッドシステムを採用しています。
現行 日本モデルのヤリスクロス パワートレイン比較
スペック | ヤリスクロス 欧州モデル | ヤリスクロス 日本モデル |
---|---|---|
エンジン | 1.5L 直列 3気筒 エンジン+ モーター | 1.5L 直列 3気筒 エンジン+ モーター |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5,500rpm | 67kW(91ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm |
モーター 最大出力 | フロント:69kW(94ps) リヤ:4.4kW(6ps) | フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) |
モーター 最大 トルク | フロント:18.9kgm リア:5.3kgm | フロント:14.4kgm リア:5.3kgm |
システム 最高出力 | 130ps(95kW) | 116ps(85kW) |
システム 最大トルク | 18.9kgm | 14.4㎏m |
WLCT モード燃費 | -km/L(2WD) -km/L(4WD) | 30.8km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) | 2WD/4WD (E-Four) |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 | 電気式 無段階変速機 |
トヨタ 新型 ヤリスクロス マイナーチェンジ 予想 まとめ
2024年現在のトヨタの「ヤリスクロス」は他社のモデルよりも魅力的な装備と安全装備や、パワートレインを採用していることは間違いないです。しかし、更に上を行く装備やパワートレインを既に海外では採用しており、日本モデルでの導入も期待されています。レクサスでは「LBX」などBセグメントでのプレミアムモデルを発売、トヨタも「ヤリスクロス」にグレードでプレミアムモデルとして上記のスペックアップをしてマイナーチェンジに装備してくる可能性は十分にありそうです。
トヨタ 新型 ヤリスクロス一部改良 2024年モデル について
トヨタは「ヤリスクロス」の一部改良を行い2024年1月17日発売する。
アッパーグリルのパターンをよりSUVらしい力強いデザインに変更
コンソールボックス付フロントソフトアームレストを採用(除く、X、U)し、利便性を向上
最新の「Toyota Safety Sense」に加え、「プロアクティブドライビングアシスト」を新搭載
「Toyota Safety Sense」のアップデートが無線で可能に。
「コネクティッドナビ」対応モデルに変更。
デジタルキーを設定。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル インフォテインメントシステムの刷新
新しいインフォテインメントシステムが搭載。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」AppleCarPlayとAndroidAuto。USB-C充電ポートが追加。スマートフォンを意識したUIではあるが使いやすいとは少し言えない。ナビの最終案内もいいと言えなかった。バージョンアップによる改善を期待したい。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタのクルマは全てフル液晶デジタルメーター搭載車になるかもしれない
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル「Toyota Safety Sense」のアップデートが無線で可能に
「ヤリス」は、「Toyota Safety Sense」のアップデートが初めて無線で行えるようになった。新しいソフトウェアのアップグレードは車の運転中にダウンロードされ、都合の良いときにインストールされる。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル トヨタ デジタルキーに対応
ヤリスには初めて、Appleまたは Android の携帯電話を使用して車を遠隔でロックまたはロック解除したり、エアコンやハザード ライトを操作したりできるデジタルスマートキーが装備。
月額費用
G-Linkのご契約 基本利用料19,000円(税込)/年 別途契約事務手数料8,148円(税込み)が必要。
※新車購入の場合、初回登録日から3年間は無料で利用が可能。
TOYOTA/LEXUSの共通ID
デジタルキー 専用アプリ 無料
仕組み
デジタルキーアプリを使ってスマホのBluetooth®機能を利用して 「施錠・解錠+エンジン始動」 を行うことがききる機能。 デジタルキーを使用する際には事前に設定で車とのペアリングを行ってから使用します。
注意点
強い電波やノイズの発生する場所の近くにいるときやスマホが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているときなどに正常に動作しないことがある。スマホを検知しているドア以外は解錠しません。 スマホの電源が切れてしまっていたらもちろん 「施錠・解錠+エンジン始動」 はできません。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル スペック
スペック | ヤリス クロス |
---|---|
全長 | 4,180mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,590mm |
ホイール ベース | 2,650mm |
タイプ | ハイブリッド |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:52Nm(5.3kgm) |
システム 最高出力 | 116ps(85kW) |
システム 最大トルク | 141Nm (104 lb-ft) |
WLCT モード燃費 | 30.8km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 |
ヤリスクロス
トヨタ