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2026年トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 完全ガイド|10.5インチディスプレイで大幅進化

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トヨタが誇る人気コンパクトSUV「ヤリスクロス」が、2026年2月20日に一部改良を実施します。今回の改良では、上級グレードに10.5インチの大型ディスプレイオーディオを採用するなど、デジタル装備を大幅に強化。また、デザイン面でも細かな変更が施され、より洗練された仕上がりとなっています。本記事では、2026年モデルの変更点から価格、スペック、装備まで、新型ヤリスクロスの魅力を徹底解説します。

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目次

2026年モデルの主な変更点|10.5インチディスプレイを標準装備

ディスプレイオーディオの大型化で操作性が向上

2026年モデルの最大のトピックは、上級グレードにおけるディスプレイオーディオの大型化です。「Z」「Zアドベンチャー」「GR Sport」の各グレードでは、従来の8インチから10.5インチへと大幅にサイズアップしました。

10.5インチディスプレイの採用により、以下のような利点が生まれます:

  • 視認性の向上:地図やナビゲーション情報がより見やすく、運転中の視線移動が最小限に
  • タッチ操作の快適性:ボタンやアイコンが大きくなり、より直感的な操作が可能
  • スマートフォン連携の強化:Apple CarPlayやAndroid Autoの画面がより大きく表示され、使い勝手が向上
  • マルチメディア体験の充実:動画や音楽アプリがより快適に楽しめる

この変更は、デジタル時代のユーザーニーズに応えるもので、競合車種との差別化にも貢献します。

外観デザインの統一化|ブラックアウトで精悍な印象に

2026年モデルでは、全車でドアミラーとシャークフィンアンテナのカラーがブラックに統一されます。この変更により、車両全体の統一感が増し、よりスポーティで精悍な印象を与えます。

特に明るいボディカラーを選択した場合、ブラックのアクセントが効果的に映え、コントラストの美しいスタイリングを実現。SUVらしいタフな雰囲気と都会的な洗練さを両立しています。

デジタルキーとアドバンストパーク機能の廃止

一方で、今回の改良では一部機能の廃止も行われます。スマートフォンを鍵として使用できる「デジタルキー」と、駐車操作を支援する「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]」が廃止されました。

これらの機能は、ハイブリッド「Z」グレードやサブスクリプションサービス「KINTO」専用の「U」グレードにオプション設定されていましたが、需要や生産効率の観点から今回の改良で削除されたと考えられます。

価格情報|上級グレードは価格アップ

2026年モデルの価格表

新型ヤリスクロスの価格は、新装備の追加に伴い、特に上級グレードで値上げが見込まれます。以下は現行モデルの価格をベースにした予想価格帯です:

【1.5Lガソリン車】

  • X:FF 2,046,000円 / 4WD 2,277,000円
  • G:FF 2,172,500円 / 4WD 2,403,500円
  • Z:FF 約2,663,500円/ 4WD 約2,894,500円
  • Zアドベンチャー:FF 約2,779,000円/ 4WD 約2,990,000円
  • GR Sport:FF 約2,798,800円

【1.5Lハイブリッド車】

  • HYBRID X:FF 2,433,200円 / 4WD 2,664,200円
  • HYBRID G:FF 2,546,500円 / 4WD 2,777,500円
  • HYBRID Z:FF 約3,037,500円/ 4WD 約3,268,500円
  • HYBRID Zアドベンチャー:FF 約3,153,000円/ 4WD 約3,384,000円
  • HYBRID GR Sport:FF 約3,181,600円

【特別仕様車】

  • Z URBANO:ハイブリッドFF 約3,147,500円 / 4WD 約3,378,500円
  • Z URBANO:ガソリンFF 約2,773,500円 / 4WD 約3,004,500円

10.5インチディスプレイという大型装備の追加を考慮すれば、この価格アップは妥当な範囲といえるでしょう。

エクステリア|SUVらしいタフなデザインを継承

toyota yarisscross

力強さと都会的洗練の融合

新型ヤリスクロスのエクステリアデザインは、コンパクトカー「ヤリス」をベースとしながらも、SUVとしての存在感を強調した力強いスタイリングが特徴です。

フロントデザイン

  • 2024年1月の改良で新デザインのグリルを採用(GR Sport除く)
  • グリル内のメッシュデザインを刷新し、より力強い印象に
  • 大型のヘッドランプとの組み合わせでワイドな顔つきを実現

サイド&リアデザイン

  • 前後バンパーにアンダーガードを装備し、SUVらしさを強調
  • ホイールアーチや車体下部にプラスチック素材を採用し、傷への耐久性を向上
  • 2026年モデルではドアミラーとシャークフィンアンテナがブラックに統一
  • 18インチホイール(グレードにより異なる)で足元を引き締め

ボディカラー
ヤリスクロスでは多彩なボディカラーを用意。2024年の改良では「マッシブグレー」や「ブラックマイカ×マッシブグレー」といった2トーンカラーも追加され、個性的なスタイリングを楽しめます。

サイズスペック|ライズとカローラクロスの中間に位置

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ボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4,180mm × 1,765mm × 1,590mm
  • ホイールベース:2,560mm
  • 最低地上高:175mm

ヤリスクロスは、ベースとなる「ヤリス」から全長を240mm延長し、最低地上高を30mmアップ。その結果、コンパクトSUVの「ライズ」(全長3,995mm)とミドルサイズSUVの「カローラクロス」(全長4,490mm)の中間に位置する絶妙なサイズ感を実現しています。

このサイズ設定により、以下のメリットがあります:

  • 都市部での取り回しの良さ
  • 駐車スペースの確保が容易
  • SUVらしい存在感と実用性の両立
  • 高速道路での安定した走行性能

インテリア|10.5インチディスプレイが目を引く最新装備

toyota yaris-cross 2024

コネクティッド機能を強化した先進コックピット

2026年モデルの内装で最も注目すべきは、やはり10.5インチディスプレイオーディオの存在です。上級グレードに標準装備されるこの大画面は、ドライバーと車両をシームレスにつなぐハブとして機能します。

10.5インチディスプレイの主な機能

  • コネクティッドナビ対応:通信で取得した最新情報でルート検索が可能
  • Apple CarPlay/Android Auto対応:スマートフォンとの連携がより快適に
  • 高精細タッチパネル:直感的な操作で情報にアクセス
  • マルチメディア再生:音楽、動画、各種アプリに対応

メーター類とインフォメーション表示

2024年1月の改良で、全車に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備。運転に必要な情報を見やすく表示し、安全運転をサポートします。

表示内容の例:

  • 速度計、回転計などの基本情報
  • 燃費情報、航続可能距離
  • 安全装備の作動状態
  • ナビゲーション情報の一部表示
  • オーディオ情報

快適装備の充実

コンソールボックス付フロントソフトアームレスト
X、Uグレードを除く全グレードに標準装備。長時間ドライブでも疲れにくい快適な姿勢をサポートします。

内装カラーとトリム

  • 「Z」グレードと「G」グレードでは、一部内装の加飾がガンメタリックに変更
  • 「Z」グレードには内装色カーキを設定し、アウトドア志向のユーザーにも対応
  • 質感の高い素材を使用し、コンパクトSUVながらも上質な空間を実現

ラゲッジスペース|390Lの大容量

荷室容量とアレンジメント

  • 基本容量:390L(同クラスでトップレベル)
  • 6:4分割アジャスタブルデッキボード:2段階の高さ調整が可能
  • 電動テールゲート:上級グレードにオプション設定
  • フラットなフロア:長尺物の積載も容易

アジャスタブルデッキボードを活用すれば、高さのある荷物や汚れやすい荷物を効率的に収納できます。後席を倒せば、さらに広大なスペースを確保でき、大型家電やアウトドア用品の運搬にも対応します。

便利な電源装備

ハイブリッド車には、AC100V/1500W電源を装備。アウトドアレジャーや災害時の非常用電源として活用できます。キャンプでの電気製品使用や、停電時のバックアップ電源として、実用性の高い装備です。

パワートレイン|高効率と力強さを両立

1.5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジン

新型ヤリスクロスには、トヨタの最新世代パワートレイン「ダイナミックフォースエンジン」が搭載されています。

ガソリンエンジン仕様

  • 排気量:1.5L直列3気筒
  • 最高出力:120ps
  • 最大トルク:14.8kgm
  • トランスミッション:Direct Shift-CVT
  • 駆動方式:FF or 4WD

このエンジンは、ロングストロークやバルブ挟角拡大などの高速燃焼技術を採用。低燃費と高出力を高次元で両立しています。

1.5Lハイブリッドシステム

ハイブリッド仕様

  • システム出力:116ps
  • エンジン:1.5L直列3気筒+電気モーター
  • バッテリー:リチウムイオンバッテリー
  • 駆動方式:FF or E-Four(電動4WD)

ハイブリッドシステムは、専用エンジン設計と高出力モーターの組み合わせにより、システム出力を前世代比15%向上。同時に燃費も20%以上改善しています。

E-Four(電動4WD)の特徴

  • リアに独立したモーターを搭載
  • 前後トルク配分を自動制御
  • 滑りやすい路面でも安定した走行を実現
  • 通常走行時はFF走行で燃費を優先

Direct Shift-CVT|ダイレクトな走りを実現

新型ヤリスクロスに搭載される「Direct Shift-CVT」は、従来のCVTに発進用ギヤを追加した革新的なトランスミッションです。

Direct Shift-CVTの利点

  • 発進・加速時のダイレクト感が向上
  • CVT特有のラバーバンドフィールを低減
  • 悪路での耐久性が向上
  • 燃費性能とドライビングプレジャーを両立

特にSUVとしての使い方を考えると、悪路や積載時の負荷が大きい状況でも優れたパフォーマンスを発揮します。

燃費性能|クラストップレベルの経済性

WLTCモード燃費

新型ヤリスクロスは、最新のパワートレインにより優れた燃費性能を実現しています。

ガソリン車

  • FF:20.2km/L
  • 4WD:18.5km/L

ハイブリッド車

  • FF:30.8km/L(JC08モード:31.3km/L)
  • E-Four(4WD):28.7km/L(JC08モード:29.0km/L)

ハイブリッドFFモデルの30.8km/Lという数値は、SUVとしては驚異的な燃費性能です。実燃費に近いWLTCモード値でこの数字を達成しているため、日常使いでも十分に経済的な運転が期待できます。

実用燃費の試算

ハイブリッドFFモデルの場合

  • WLTCモード燃費:30.8km/L
  • レギュラーガソリン価格:170円/L(2025年平均想定)
  • 1kmあたりの燃料費:約5.5円
  • 年間走行距離10,000kmの場合:年間燃料費 約55,000円

同クラスのガソリン車と比較すると、年間で数万円の燃料費削減が可能です。初期費用の差額を考慮しても、長期的にはハイブリッド車の方が経済的といえるでしょう。

走行性能|悪路走破性と快適性を高次元で両立

TNGA「GA-B」プラットフォーム

新型ヤリスクロスは、トヨタの新世代プラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」の「GA-B」を採用しています。

GA-Bプラットフォームの特徴

  • 軽量化と高剛性を両立:従来比で約50kg軽量化
  • 低重心化:SUVながら優れた運動性能を実現
  • 最低地上高175mm:悪路への対応力を確保
  • ボディ剛性の向上:乗り心地と静粛性が向上

このプラットフォームにより、ヤリスクロスは「コンパクトカーの取り回しの良さ」と「SUVの力強い走り」を高次元で融合しています。

4WDシステムと走行モード

ハイブリッド4WD(E-Four)の走行モード

  • TRAILモード:スタック時の脱出をサポート
  • SNOWモード:雪道での安定した走行を支援

ガソリン4WDの走行システム

  • マルチテレインセレクト標準装備
    • MUD & SAND:泥地や砂地に対応
    • ROCK & DIRT:岩場や悪路に対応
  • ダウンヒルアシストコントロール:降坂時の車速を一定に保つ

これらの走行支援システムにより、アウトドアレジャーやウィンタースポーツなど、様々なシーンでヤリスクロスの実力を発揮できます。

操縦安定性

S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
横風対応制御付きのS-VSCを搭載。高速走行中の強い横風を検知し、車線からの逸脱を抑制します。特に橋の上や高速道路での安心感が向上しています。

安全装備|Toyota Safety Senseを全車標準装備

予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」

新型ヤリスクロスには、トヨタの最新予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されています。

主な機能

1. プリクラッシュセーフティ(衝突回避支援)

  • 歩行者検知:昼夜対応
  • 自転車運転者検知:昼間対応
  • 右折時の対向直進車検知
  • 右左折後の横断歩行者検知
  • 交差点での事故リスクを大幅に低減

2. レーントレーシングアシスト(LTA)

  • 車線中央を維持するようステアリング操作を支援
  • 高速道路での長距離運転の疲労を軽減

3. オートマチックハイビーム(AHB)

  • 対向車や先行車を検知して自動でハイ/ロービームを切り替え
  • 夜間の視認性向上と対向車への配慮を両立

4. ロードサインアシスト(RSA)

  • 道路標識を認識してディスプレイに表示
  • 制限速度や進入禁止などの見落とし防止

プロアクティブドライビングアシスト

2024年の改良で追加された「プロアクティブドライビングアシスト」は、運転操作をさりげなくサポートする先進機能です。

機能概要

  • 歩行者や先行車との距離が近づいた際、ステアリング・ブレーキ操作を支援
  • リスクを先読みして事故を未然に防ぐ
  • 自然なアシストで運転の負担を軽減

低速時加速抑制機能

駐車場などでの事故を防ぐ「低速時加速抑制機能」も搭載。

作動条件

  • 前方に歩行者、自転車、車両がある状態
  • 停車または徐行状態からアクセルを強く踏み込んだ場合
  • エンジン出力を抑制または軽いブレーキをかけて加速を抑制

特に高齢ドライバーや運転に不慣れな方にとって、安心感を高める重要な機能です。

特別仕様車「Z URBANO」の魅力

2025年2月に追加設定された特別仕様車「Z URBANO(アルバーノ)」は、都会的な洗練とSUVの力強さを融合したモデルです。

専用装備

  • 専用エクステリアデザイン
  • 専用内装トリム
  • 都会派SUVにふさわしい上質な仕上げ

価格

  • ハイブリッド:FF 約3,097,500円 / 4WD 約3,328,500円
  • ガソリン:FF 約2,723,500円 / 4WD 約2,954,500円

Z URBANOは、期間限定生産の可能性もあるため、購入を検討している方は早めのチェックがおすすめです。

GR Sportグレード|スポーティな走りを追求

走りにこだわるユーザーには、「GR Sport」グレードが用意されています。

GR Sportの特徴

  • 専用チューニングサスペンション
  • 専用エクステリア(フロントグリル、バンパー、サイドスカート)
  • 専用18インチアルミホイール
  • GR専用ステアリング
  • スポーツシート
  • 10.5インチディスプレイオーディオ標準装備(2026年モデル)

価格

  • ガソリンFF:約2,748,800円
  • ハイブリッドFF:約3,131,600円

GR Sportは、ヤリスクロスの走行性能をさらに引き上げた、走る楽しさを追求するグレードです。

ヤリスクロスの競合車種との比較

vs ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルの特徴

  • e:HEV(ハイブリッド):最大25.0km/L(WLTCモード)
  • クーペライクなスタイリッシュデザイン
  • 広い後席空間

ヤリスクロスの優位性

  • 燃費性能:30.8km/Lでヴェゼルを上回る
  • Toyota Safety Senseの充実した安全装備
  • 取り回しの良いコンパクトサイズ

vs マツダ MAZDA2

MAZDA2の特徴

  • 質感の高い内装
  • クリーンディーゼルエンジン設定
  • 優れた操縦安定性

ヤリスクロスの優位性

  • SUVとしての高い実用性(最低地上高、ラゲッジ容量)
  • 10.5インチ大画面ディスプレイ(2026年上級グレード)
  • ハイブリッド燃費36.0km/L(MAZDA2にハイブリッド設定なし)

vs 日産 キックス

キックスの特徴

  • e-POWER(シリーズハイブリッド):23.0km/L(WLTCモード)
  • 力強い加速性能
  • プロパイロット搭載

ヤリスクロスの優位性

  • 優れた燃費性能:30.8km/L
  • 4WD設定が充実(E-Four、マルチテレインセレクト)
  • コンパクトで扱いやすいサイズ

ヤリスクロスをおすすめするユーザー像

こんな方にピッタリ

1. 燃費重視のユーザー

  • ハイブリッドで30.8km/Lという優れた燃費
  • 日常的な通勤・買い物での経済性を重視する方

2. 都市部在住のファミリー

  • 取り回しの良いコンパクトサイズ
  • 390Lの大容量ラゲッジで日常使いに十分
  • 小学生以下の子供がいるファミリーに最適

3. 週末アウトドア派

  • 175mmの最低地上高で悪路にも対応
  • E-Fourやマルチテレインセレクトで雪道・未舗装路も安心
  • AC100V/1500W電源でキャンプでも便利

4. 安全性重視のシニア世代

  • Toyota Safety Sense全車標準装備
  • プロアクティブドライビングアシストで先読み支援
  • 低速時加速抑制機能で駐車時も安心

5. デジタル機能を活用したいユーザー

  • 10.5インチディスプレイ(上級グレード)
  • コネクティッドナビ対応
  • Apple CarPlay/Android Auto対応

購入時の選び方|グレード選択のポイント

エントリーユーザーには「X」グレード

おすすめポイント

  • 最も手頃な価格設定
  • 基本装備は十分
  • Toyota Safety Sense標準装備

注意点

  • ディスプレイオーディオがナビレディパッケージ
  • 7.0インチディスプレイ(10.5インチは非対応)
  • コンソールボックス付アームレスト非装備

バランス重視なら「G」グレード

おすすめポイント

  • XとZの中間的な装備内容
  • 十分な快適装備
  • コストパフォーマンスが高い

こんな方に

  • 実用性と価格のバランスを重視
  • 大画面は必要ないが、快適装備は欲しい

装備充実の「Z」グレード

おすすめポイント

  • 10.5インチディスプレイ標準装備(2026年モデル)
  • コネクティッドナビ標準装備
  • 質感の高い内装

こんな方に

  • デジタル機能を最大限活用したい
  • 上質な内装を求める
  • ヤリスクロスの全ての魅力を味わいたい

アクティブ派には「Zアドベンチャー」

おすすめポイント

  • 専用エクステリアデザイン
  • アウトドア志向のスタイリング
  • Zグレードの装備をベースに個性をプラス

こんな方に

  • 週末のアウトドアレジャーに頻繁に出かける
  • 他とは違う個性的なスタイルを求める

走り重視なら「GR Sport」

おすすめポイント

  • 専用チューニングサスペンション
  • スポーティな内外装
  • 走る楽しさを追求

こんな方に

  • ワインディングロードを楽しみたい
  • SUVでもスポーティな走りを求める

ハイブリッドとガソリン、どちらを選ぶべきか

ハイブリッドがおすすめのケース

年間走行距離が多い方(10,000km以上)

  • 燃費差(30.8km/L vs 20.2km/L)により、燃料費で差額を回収しやすい
  • 長期的な経済性を重視

都市部での使用が中心

  • ストップ&ゴーが多い環境でハイブリッドの強みを発揮
  • モーター走行による静粛性

環境性能を重視

  • CO2排出量の削減
  • エコカー減税の恩恵

AC100V電源が必要

  • キャンプなど屋外での電源利用
  • 災害時の非常用電源

ガソリン車がおすすめのケース

初期費用を抑えたい

  • ハイブリッドとの価格差:約40万円
  • 年間走行距離が少ない場合は差額回収に時間がかかる

高速道路の利用が多い

  • 高速巡航ではハイブリッドの燃費メリットが小さい
  • ガソリン車でも十分な燃費性能

4WDの走破性を重視(ガソリン4WD)

  • マルチテレインセレクト標準装備
  • 機械式4WDによる確実な駆動力

シンプルな機構を好む

  • メンテナンスが容易
  • 中古車市場での査定が読みやすい

購入前に確認すべきポイント

試乗で確認したい項目

1. 視界と運転姿勢

  • Aピラーの太さによる死角
  • シートポジションの調整範囲
  • ミラーの視認性

2. 乗り心地

  • 段差通過時の突き上げ感
  • 高速道路での安定性
  • 後席の乗り心地(家族がいる場合)

3. 静粛性

  • エンジン音(特にガソリン3気筒)
  • ロードノイズ
  • 風切り音

4. 操作性

  • ステアリングの重さ・手応え
  • ブレーキのタッチ
  • シフト操作のフィーリング

5. 実用性

  • ラゲッジの使い勝手
  • 後席の乗り降りのしやすさ
  • 小物収納の充実度

ディーラーで確認すべき事項

1. 納期

  • 半導体不足などの影響で納期が長期化する可能性
  • グレードやボディカラーによる納期の違い

2. 値引き

  • 決算期やボーナス商戦時の商談
  • 下取り車の査定
  • オプション装備のサービス

3. メンテナンスパック

  • 定期点検や消耗品交換のパッケージ
  • ハイブリッドシステムの保証内容

4. 任意保険

  • 先進安全装備による保険料割引
  • ASV割引の適用

維持費シミュレーション

年間維持費の目安(ハイブリッドFF Zグレードの場合)

固定費

  • 自動車税:25,000円(1.5L以下、13年未満)
  • 重量税:15,000円(車検時、エコカー減税適用で免税の可能性)
  • 自賠責保険:約10,000円(年換算)
  • 任意保険:60,000円(条件により大きく変動)

変動費

  • 燃料費:55,000円(年間10,000km、レギュラー170円/L、燃費30.8km/L想定)
  • 駐車場代:120,000円(月10,000円の場合)
  • メンテナンス費:30,000円(オイル交換、点検など)

年間合計:約315,000円(月額約26,000円)

※駐車場代を除くと約195,000円(月額約16,000円)

この維持費は、同クラスのSUVとしては標準的~やや低めの水準です。特にハイブリッドモデルの燃料費の安さが全体の維持費を抑える要因となっています。

2026年2月20日発売|今後の展望

新型ヤリスクロスは、2026年2月20日に全国のトヨタ販売店で発売されます。同日には兄弟車「ヤリス」の改良も実施され、トヨタのコンパクトカーラインナップが一新されます。

今回の改良の意義

今回の一部改良は、デジタル装備の強化を中心としたものです。10.5インチディスプレイの採用は、競合他社のトレンドに対応するとともに、ユーザーのニーズに応えるもの。スマートフォンとの連携が当たり前となった現代において、車載ディスプレイの大型化・高機能化は必然の流れといえます。

今後期待される進化

フルモデルチェンジの予想(2027~2028年頃)

  • さらなる電動化の推進(プラグインハイブリッドの可能性)
  • 自動運転技術の高度化
  • コネクティッド機能のさらなる拡充
  • 次世代TNGAプラットフォームの採用

短期的な追加設定の可能性

  • 新ボディカラーの追加
  • 特別仕様車の継続投入
  • 装備内容の細かなアップデート

まとめ|2026年ヤリスクロスは「ちょうどいい」SUV

2026年モデルのトヨタ ヤリスクロスは、10.5インチディスプレイの採用により、デジタル時代にふさわしいコンパクトSUVへと進化しました。

新型ヤリスクロスの強み

  1. 優れた燃費性能:ハイブリッドで30.8km/L(WLTCモード)
  2. 取り回しの良いサイズ:全長4,180mmで都市部でも扱いやすい
  3. 充実の安全装備:Toyota Safety Sense全車標準
  4. 大容量ラゲッジ:390Lでファミリーユースに十分
  5. 悪路走破性:E-Four、マルチテレインセレクトで多様な路面に対応
  6. 先進装備:10.5インチディスプレイ、コネクティッドナビ(上級グレード)
  7. 豊富なグレード:ニーズに合わせて選べる多彩なラインナップ

ヤリスクロスは、「コンパクトカーの経済性・扱いやすさ」と「SUVの実用性・走破性」を高次元でバランスさせた、まさに「ちょうどいい」SUVです。

都市部での日常使いから週末のアウトドアレジャーまで、幅広いシーンで活躍するヤリスクロス。2026年2月20日の発売に向けて、ぜひディーラーで実車を確認してみてください。10.5インチディスプレイの大画面を実際に体験すれば、その進化を実感できるはずです。

以上、2026年トヨタ 新型 ヤリスクロスの完全ガイドをお届けしました。この記事が、あなたのクルマ選びの参考になれば幸いです。

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公式情報

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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