マツダは新型「アクセラ」のビックマイナーチェンジを2016年7月14日に行い発売を開始。2017年8月25日に新型アクセラを発表し、全モデルに先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備し9月21日発売する。全車種で「セーフティ・サポートカーS ワイド」に適合。更に、360°ビューモニターをマツダ車初採用した。価格:182万5200円~331万200円。
マツダは2017年度中に国内で販売するロードスターを除いた主要5車種に「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備することを公表。新型デミオと新型CX-3に続き2017年8月3日に新型CX-5と新型アテンザに搭載となる。
新型アクセラ エクステリア インテリア
新型アクセラ 先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備 グレード 価格
セダンに1.5Lディーゼルエンジン搭載15XDを追加
SKYACTIV-1.5G
15C 2WD 182万5,200円 AWD 204万6,600円
15S 2WD 195万4,800円 AWD 217万6,200円
15S PROACTIVE 2WD 214万9,200円 AWD 237万600円
15S L Package 2WD 239万7,600円 AWD 261万9,000円
SKYACTIV-1.5D新しい1.5L ディーゼルエンジングレード 2WDのみ
15XD 233万8,200円
15XD PROACTIVE 244万800円
15XD L-Package 268万9,200円
SKYACTIV-2.2D
22XD PROACTIVE 2WD 279万1,800円 AWD 301万3,200円
22XD L-Package 2WD 308万8,800円 AWD 331万200円
アクセラセダンハイブリッド SKYACTIV-G 2.0+モーター
HYBRID-C 250万5,600円
HYBRID-S PROACTIVE 265万1,400円
HYBRID-S L Package 287万9,000円
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載
i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称です。事故が避けづらい状況での衝突回避・被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術に加え、認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートするアクティブセーフティ技術で構成されています。
AFS(アダプティブフロントライティングシステム)
夜間走行中では、ドライバーの疲労を軽減し、安全性を高める上で明るく見やすい視界を確保することが大切です。 AFS(アダプティブフロントライティングシステム)は走行状況に応じてヘッドランプの配光を最適にコントロールします。スピードとステアリングの舵角に合わせて、ドライバーが進みたい方向にヘッドランプのロービームを照射します。
HBC(ハイビームコントロール)
HBCは、対向車や先行車を検知し、ヘッドランプのハイビーム・ロービームを自動で切り替える夜間走行中のドライバー認知支援機能です。
MRCC(マツダレーダークルーズコントロール)
MRCCは、ミリ波レーダーにより先行車との速度差や車間距離を認識し、自動で走行速度をコントロールするシステムです。 ドライバーがアクセルやブレーキの操作をしなくても、設定した車速内で車間距離を自動で調整・維持し、長距離走行時などのドライバーの負担を軽減します。
RVM(リアビークルモニタリングシステム)
RVMは、リアバンパーに設置した準ミリ波レーダーで、隣(左右)のレーンや後方からの接近距離を検知して、車線変更により衝突の危険性がある場合には、インジケーターや警報でドライバーに注意を促します。
LDWS(レーンデパーチャーワーニングシステム)
LDWS(車線逸脱警報システム)は、道路上の車線を感知し、車両が車線を逸脱することを予測してドライバーに警告するシステムです。
FOW(フォワードオブストラクションワーニング)
FOW(前方衝突警報)は、ミリ波レーダーを使い、先行車や障害物との距離を計算し、衝突の可能性がある状態まで接近した場合には、警報とディスプレイの表示で、ドライバーに衝突の危険性を知らせ、ブレーキ操作を促すシステムです。
アドバンストSCBS(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)
前方の歩行者や先行車を(対車両:約4~80km/h走行時、対歩行者:約10~80km/h走行時)フロントガラスに設置した、近距離を高精度で検知できる近赤外線レーザーセンサーで先行車を捉え、衝突の危険性が高いと判断すると、ブレーキを自動制御します。このとき、ドライバーがブレーキペダルを踏むと、ブレーキは即座に強い制動力を発揮。ドライバーがブレーキ操作などを行わなかった場合には、自動的にブレーキをかけて衝突回避をサポート、もしくは衝突による被害の低減を図ります。
スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
約2~8km/h以下で後退時に、超音波センサーで障害物をとらえ、衝突の危険性を判断。ブレーキを自動制御し衝突の被害を軽減します。
AT誤発進制御[前進時]
アクセルペダルの踏み間違いによる急発進を抑制するシステムです。
約10km/h以下での徐行前進や停車時は、カメラやフロントグリル内の超音波センサーで前方の障害物を検知し、ペダルの踏み間違いなどによる誤発進・急加速を抑制します。
AT誤発進抑制制御[後退時]
約10km/h以下での徐行後退や停車時、後方に障害物があるにも関わらず、アクセルが一定以上踏み込まれた場合に、警報と同時にエンジン出力を抑えて急発進を抑制します。
ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)&リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
BSMは約15km/h以上での走行時、隣車線上の側方および後方から接近する車両を検知すると、検知した側のドアミラー鏡面のインジケーターが点灯しドライバーに通知。その状態でウインカーを操作するとインジケーターの点滅と警報音で警告し、車線変更の中断を促します。
また、後退時にはRCTAとして機能。駐車場からバックで出る際などに接近してくる車両を検知してドライバーに警告し、安全確認をサポートします。
交通標識認識システム(TSR)
走行中にカメラで速度制限と進入禁止、一時停止の交通標識を読み取り、その情報をアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示。制限速度の超過などをドライバーに警告、安全運転を促します。
アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
左右4ブロックずつのLEDを個別に自動点灯・消灯して照射範囲をコントロールするグレアフリー(防眩)ハイビームと、広範囲を照射するロービームで、面倒な操作なしに夜でも昼間のように前方を見やすい状況をつくり出します。
ボディーカラー全10色
ソウルレッドクリスタルメタリック
ソウルレッドプレミアムメタリック (15Cを除く)
マシーングレープレミアムメタリック (15Cを除く)
エターナルブルーマイカ
ソニックシルバーメタリック
チタニウムフラッシュマイカ
ディープクリスタルブルーマイカ
ジェットブラックマイカ
スノーフレイクホワイトパールマイカ
アークティックホワイト(15C 15Sのみ)
スペック | 新型アクセラ | |||
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モデル | 20S | 1.5XD | ||
全長 | 4,580mm | |||
全幅 | 1,795mm | |||
全高 | 1,455mm | |||
ホイールベース | 2,700mm | |||
エンジン | 直4 1.5L SKYACTIV-1.5 | 直4 1.5L SKYACTIV-D | ||
最高出力 |
82kW(111ps) / |
77kW(105ps)/ |
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最大トルク |
144Nm(14.7kgm)/ |
250Nm(25.5kgm)/ |
||
乗車店員 | 5名 | |||
トランスミッション | 6AT | 6MT | 6AT | 6MT |
JC08モード燃費 | 19.2km/L〜20.6km/L | 17.8km/L〜21.6km/L | ||
価格 | 182万5,200円〜261万9,000円 | 233万8,200円〜268万9,200円 |
マツダニュースリリース
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201708/170824a.html
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