ゼネラルモーターズ・ジャパンは、シボレーのコルベット史上初の電動化&全輪駆動モデル「コルベット E-Ray」を2024年6月1日に発表し、2024年6月7日から予約を開始します。日本での発売は2024年6月7日からで、価格は2350万円です。予約受付期間は2024年6月7日(金)10:00から6月30日(日)18:00までで、先行販売分は抽選で決定されます。日本導入モデルは台数が限られているため、予約注文受付後、申し込み順に2025年からの納車となります。
シボレー 新型「コルベット E-Ray」について
「コルベット E-Ray」にはV型8気筒 6.2リッターエンジン「LT2」と電動4WDシステムが搭載され、最高出力502ps、最大トルク65.0kgmを発生します。フロアトンネルに電気モーターを設置し、1.9kWhのバッテリーパックを介して前輪に最高出力162psと最大トルク12.7kgmを供給します。システム全体の最高出力は664ps/481kWで、0-96km/h加速2.5秒、1/4マイル10.5秒と、史上最速の市販コルベットです。
E-Rayは専用のエレクトリック全輪駆動システム「eAWD」を搭載し、モーターがフロントアクスルを、V8エンジンがリアアクスルを駆動する画期的なシステムです。
電気駆動モード「ステルスモード」では、始動時に選択すると、エンジンがオンになる前に一定期間、全電動走行が可能です。このモードは静かに出発できるよう設計されており、最高速は45mph(約72km/h)です。速度が制限を超えた場合や、追加のトルクを要求した場合、バッテリーパックが消耗した場合にはエンジンが自動的に作動します。また、E-RayのeAWDコントロールシステムは必要に応じてフロントアクスルにトルクを適用し、Charge+機能を使用して長時間の走行中にバッテリーの充電状態を最大化できます。カスタム設計されたパフォーマンストラクションマネージメント(PTM)モードは、eAWDシステムと連携して最適化されています。
日本仕様には、ミシュランパイロットスポーツ4 SサマータイヤとE-Ray専用チューンのマグネティックセレクティブライドコントロール付きZERパフォーマンスサスペンションを組み合わせた「ZERパフォーマンスパッケージ」が標準装備されています。これにより、ハンドリングとグリップ力が飛躍的に向上します。また、ダークグレーメタリックキャリパー&カーボンセラミックブレーキが装備され、対フェード性の向上とバネ下重量の大幅な軽減を実現し、優れた安全性とドライバビリティを提供するとともに、高い快適性もサポートします。
シボレー 新型「コルベット E-Ray」スペックについて
スペック | コルベットE-Ray クーペ 3LZ | コルベットZ06 クーペ 3LZ | コルベット クーペ 3LT |
---|---|---|---|
全長 | 4,685mm | 4,685mm | 4,630mm |
全幅 | 2,025mm | 2,025mm | 2,025mm |
全高 | 1,225mm | 1,225mm | 1,225mm |
ホイールベース | 2,725mm | 2,725mm | 2,725mm |
エンジン | 6.2L V型8気筒 LT2+モーター | 5.5L V型8気筒 LT6 | 6.2ccV型8気筒 LT2 |
最高出力 | 369kW (502PS)/ 6,450 rpm | 475kw(646ps)/ 8,550rpm | 369kW (502PS)/ 6,450 rpm |
最大トルク | 637kW (65.0kgfm)/ 5,150 rpm | 623Nm(63.6kgfm)/ 6,300 rpm | 637kW (65.0kgfm)/ 5,150 rpm |
モーター最高出力 | 119 kW (162 PS)/ 9,000 rpm | - | - |
モーター 最大トルク | 165Nm (16.8kgfm)/ 0~4,000 rpm | - | - |
駆動方式 | 全輪駆動 | 後輪駆動 | 後輪駆動 |
トランスミッション | 8速デュアル クラッチ | 8速デュアル クラッチ | 8速デュアル クラッチ |
車両重量 | 1,810kg | 1,720kg | 1,670kg |
ハンドル位置 | 右 | 右 | 右 |
シボレー ニュースリリース
https://www.chevroletjapan.com/corvette/e-ray
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