ホンダは、上級セダン「アコード」のマイナーチェンジモデルを中国市場で2025年2月に発表しました。今回の改良では、エクステリアデザインの刷新や最新装備の採用により、アコードの魅力がさらに向上しています。この記事では、新型アコードの変更点やスペック、価格、発売日などについて詳しく解説します。
新型アコードの主な変更点
今回のマイナーチェンジでは、主に以下の点が変更されました。
- エクステリアデザイン: フロントグリルやバンパーのデザインが新しくなり、より精悍な印象に。
- インテリアデザイン: 大型ディスプレイやデジタルメーターを採用し、質感と利便性が向上。
- パワートレイン: 1.5Lターボエンジンに加え、2.0Lプラグインハイブリッドモデルも用意。
- 安全装備: 最新の「ホンダセンシング360」を搭載し、安全性が向上。
新型 アコード マイナーチェンジ エクステリアデザイン
新型アコードのエクステリアは、フロントグリルとバンパーのデザイン変更が最も大きな特徴です。新しいグリルは、クロームのライン( 19本の銀色の水平スラット)で構成され、より力強い印象を与えます。また、バンパーサイドを強調したデザインにより、迫力もアップ。ヘッドライトも改良され、LEDデイタイムランニングライト(DRL)がサイドに延長されました。
リアデザインは、基本的に現行モデルを踏襲していますが、左右を接続するテールランプにより先進的なスタイルを維持しています。
新型アコードのボディサイズは、全長4975mm、全幅1860mm、全高1450mm、ホイールベース2830mmです。前世代モデルに比べて全長が75mm延長され、室内空間も拡大されています。
新型 アコード マイナーチェンジ インテリアデザイン
インテリアは、最新の装備を採用することで使い勝手が向上しています。ドライバー前には、10.2インチのデジタルメーターのほか、11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレーを採用し、多彩な情報を表示可能。
インフォテインメントシステムは、ブランド最大となる12.3インチディスプレイを装備。「Google ビルトイン」に対応し、「Google アシスタント」、「Google マップ」、「Google Play」などの機能が利用できます。
また、「エクスペリエンス セレクション ダイヤル」により、エアコン/オーディオ/照明などを一括制御することも可能です。室内は、リアシート足元の空間が1036mmまで拡大され、荷室も473Lとクラス最大の容量が確保されています。
新型 アコード マイナーチェンジ スペック・走行性能
新型アコードには、最新世代のパワートレインが採用されています。日本仕様では、2.0L直列4気筒エンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「スポーツe:HEV」が搭載され、優れた燃費性能と力強い走行性能を両立。
海外仕様では、1.5Lターボエンジンのほか、2.0Lプラグインハイブリッドモデルも用意されています。プラグインハイブリッドモデルは、106kmのEV航続距離を確保しており、日常使いにも便利です。
また、新型アコードには、新開発の「モーションマネジメントシステム」が搭載され、さまざまな走行シーンでドライバーの思い通りに運転できるようになっています。
新型 アコード マイナーチェンジ 安全装備
新型アコードには、ホンダの先進安全運転支援システム「ホンダセンシング360」が全車標準装備されています。
「ホンダセンシング360」は、360度センシングにより、さまざまな状況に対応。新機能として、「前方交差車両警報」、「車線変更時衝突抑制機能」、「車線変更支援機能」などが追加されています。
新型 アコード マイナーチェンジ 価格
新型アコードの価格は、装備の充実により前世代モデルからアップしています。日本仕様の「アコードe:HEV」は、544万9400円となっています。
新型 アコード マイナーチェンジ 発売日
中国仕様の新型アコードは、2025年2月に発表されました。日本での発売はまだ未定ですが、今後の情報に注目が集まります。
編集部から一言
今回のマイナーチェンジで、アコードはエクステリアデザインの刷新や最新装備の採用により、さらに魅力を高めました。特に、最新の安全装備やプラグインハイブリッドモデルの追加は、競争の激しいセダン市場において大きなアドバンテージとなるでしょう。今後の日本での発売情報にも期待が高まります。
今回のマイナーチェンジで、アコードは内外装ともに大きく進化しました。特に、エクステリアデザインの刷新は、アコードの印象を大きく変えるものであり、より精悍で存在感のあるものとなりました。
また、最新の安全装備やコネクテッド機能の搭載は、アコードの利便性や快適性を向上させるだけでなく、安全面でも大きな進化をもたらしています。
パワートレインについても、プラグインハイブリッドモデルの追加により、環境性能と走行性能の両立が図られています。
今回のマイナーチェンジは、アコードの魅力をさらに高め、競争の激しいセダン市場において、その存在感をさらに発揮できるようにするものとなるでしょう。
中国 アコード