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【2026年最新】日産「リーフNISMO」2026年7月22日正式発売 価格・スペック・NISMOチューニングの全貌を徹底解説

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2026年7月22日、日産自動車はついに待望の新型「リーフNISMO」を正式発売しました。「駿足のインテリジェント スポーツクロスオーバー」をコンセプトに掲げた本モデルは、2026年1月に登場した3代目新型リーフをベースに、NISMOならではのモータースポーツ由来のチューニングを余すところなく注ぎ込んだ、BEV(バッテリ電気自動車)スポーツカーの新たな頂点です。本記事では、エクステリア・インテリア・走行性能・価格・スペックに至るまで、リーフNISMOのすべてを網羅的に解説します。

目次

リーフNISMOとは? — 日産BEVとNISMOの歴史が結実した一台

日産とBEVの歴史は深く、1947年の「たま電気自動車」にまでさかのぼります。それから約80年にわたりEV技術を磨き続けた日産は、2010年に初代リーフを世界に投入。グローバルで約70万台を販売するBEVのパイオニアとして、その地位を確立してきました。NISMOとしては2018年に先代リーフNISMOを世界初のパフォーマンスブランドBEVとして登場させ、2024年にはフラグシップモデル「アリアNISMO」を展開。さらに2018年からは日本の自動車メーカーとして唯一「フォーミュラE」に参戦し、2025年にはドライバーズチャンピオンを獲得するなど、電動モータースポーツの最前線でノウハウを蓄積してきました。

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今回新たに発売された「リーフNISMO」は、こうした長年のBEV開発技術とフォーミュラEで培われたモータースポーツ由来の知見を高次元で融合させたNISMOロードカーの最新モデルです。NMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)のNISMO商品戦略・企画部 チーフプロダクトスペシャリスト・饗庭貴博氏は「ユーザーにはサイレントダイナミズムの驚きと、都市を駆けるグライダーのような疾走感を味わってもらいたい」とコンセプトを語っており、単なるドレスアップモデルではなく、走行性能を根本から作り直した一台であることがわかります。

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グレードと価格 — NISMOは3グレード展開、最安660万円から

リーフNISMOのグレード構成は以下の3タイプです。いずれも2WD(FF)のみの設定となっており、ベースはB5 G/B7 Gグレードとなります。

  • B5 NISMO(55kWhバッテリー):6,601,100円
  • B7 NISMO(78kWhバッテリー):6,952,000円
  • B7 NISMO RECARO装着車(78kWhバッテリー):7,227,000円

なお、RECARO装着車は軽量化を最優先するため、BOSEサウンドシステム・リモコンバックドア・HUD(ヘッドアップディスプレイ)・プロパイロット2.0が非装着となっています。これによりB7 NISMOとRECAROモデルの車重差は約40kgに達しており、サーキット走行や走りを突き詰めたいユーザーへ向けた仕様といえます。また、全車「持ち込み車検」となりますが、最初の車検は3年分が付属します。

参考として、新型リーフ全グレードの価格帯は以下の通りです。

  • B5 S:4,389,000円 / B5 X:4,738,800円 / B5 G:5,648,500円 / AUTECH B5:6,162,200円
  • B7 X:5,188,700円 / B7 G:5,999,400円 / AUTECH B7:6,513,100円

主要スペック — パワーはベース車と同等、チューニングで差をつける

リーフNISMOの主要スペックは以下のとおりです。注目すべき点として、システム出力やトルクはベースモデルと同じであり、NISMOならではの差異はあくまでもシャシーチューニング・足回り・ドライブモードの味付けによってもたらされています。

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ボディサイズ:

  • 全長×全幅×全高:4,415mm × 1,810mm × 1,550mm(B5/B7共通)
  • 最小回転半径:5.3m

車体重量:

  • B5 NISMO:1,820kg
  • B7 NISMO:1,920kg(プロパイロット2.0装着時:1,940kg)

システム総出力:

  • B5(55kWhバッテリー):177ps(345Nm)
  • B7(78kWhバッテリー):218ps(355Nm)

駆動方式: 2WD(FF)

NISMOチューニングの核心 — 「より速く、気持ちよく、安心して走れる」を徹底追求

カスタマイズプロジェクト統括部 開発主担の成富健一郎氏は「どのクルマも必ず"より速く、気持ちよく、安心して走れる"ことを基軸としている」と語っており、リーフNISMOもこの3つの柱を中心に開発が進められました。

「より速く」するためのアプローチとして、旋回時の限界性能をベース車比で約10%向上させ、タイヤ接地性の改善によってライントレース性も高めました。社内テストでは1周400mのコースでベース車に対して約0.8秒、車間にして3.5車身分の差がついたといいます。

「気持ちよく」するためのアプローチとして、ステアリング操作に対して車両がスッと向きを変え、お釣りなく収まる操舵レスポンスを実現。加速時の出力の出し方を細かく最適化し、力強く伸びのある加速フィールを達成しています。また、コーナー立ち上がりでのアクセル中間開度のレスポンスを高め、高速道路の追い越し加速でも最初の立ち上がりを抑えつつ後半の伸びを重視する特性に仕上げています。

「安心して走れる」アプローチとして、不整路での振動レベルをベース車と同等に抑えつつ、空力面でも空気抵抗を増やさずにネガティブリフト(ダウンフォース)を確保。特に高速走行でのライントレース性はベース車比で約10%向上しています。

サスペンションと足回り — KYBスイングバルブが生み出す高次元バランス

リーフNISMOのサスペンションチューニングは、スプリングとスタビライザーはもちろん、今回初めてメンバーブッシュの一部もNISMO専用部品に変更されました。フロントサスペンションメンバーのブッシュ剛性は単体で約30%、車両全体では約20%向上しており、FF駆動のリーフNISMOにとって特にこだわったポイントとなっています。これによりステアリング操作のダイレクト感が大幅に高まり、ドライバーの意図が路面に伝わる感覚が鋭くなりました。

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ショックアブソーバーには、エクストレイルNISMOで高評価を得ているKYB製スイングバルブ付きを採用。スイングバルブは初期(極微低速域)の減衰を高めることで、重量のある車体がコーナー入口でグラッとする動きを抑制します。一方、中低速域では減衰を下げることで荒れた路面でもゴツゴツしないフラットな乗り心地を実現しており、スポーティさと快適性を高次元でバランスさせることに成功しています。

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タイヤにはミシュランのパイロットスポーツ5(235/45ZR19 99Y XL)を採用。ホイール幅は標準車より0.5インチ(約13mm)広げることで接地面積を拡大し、グリップとコントロール性を向上。ホイールはエンケイのMAT工法(流動成形加工)による19インチ専用アルミを採用し、ワイドリム化しながらも1本あたり約1kgの軽量化を実現しています。

電動パワーステアリングのチューニングにも細心の注意が払われており、低速時は操舵力をやや軽めにして軽快な印象を高め、車速が上がるほどステアリングの戻り力を増大させることで、高速域での安定感を確保しています。

回生ブレーキコントロールパドル — EV NISMOロードカーとして初採用

リーフNISMOはBEVモデルのNISMOロードカーとして初めて「回生ブレーキコントロールパドル」を採用し、4段階の専用チューニングを実施しました。Lv.1ではあえてベース車よりも回生力を弱め、グライダーが滑空するような抵抗感のない走りを実現。逆にLv.4では回生をしっかり効かせることで、強弱のメリハリとリズム感のある走りを両立しています。スポーツドライビング時はパドル操作で自在に減速フィールをコントロールでき、より積極的な走りを楽しめます。

ドライブモードは標準の「ECO」「STANDARD」「SPORT」から「ECO」「STANDARD」「NISMO」へと変更。NISMOモードはモーター駆動ならではの俊敏な応答性を最大限に引き出し、力強く伸びのある加速フィールを堪能できる専用チューニングが施されています。

エクステリア — 「性能のためのデザイン」が生み出す精悍なフォルム

リーフNISMOのエクステリアはカスタマイズデザイン部の森田充儀部長のもと、「洗練された流れ」と「知的で高精度」という2つのキーワードをデザインの核に据えました。NISMOの基本思想である「性能向上のためのデザイン」に基づき、すべての専用エアロパーツが空力性能と美しさを両立するよう設計されています。

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フロントバンパーには「ツインブレード」構造のエアガイド機能付き専用コーナーフィニッシャーを採用。空気をボディサイドへ整流することで空気抵抗を低減します。サイドスポイラーフィニッシャーは三角断面の水平下面による負圧生成によってダウンフォースを向上させ、リアにはダックテール形状のバックドアスポイラーを後方かつ上方へ延長することで、車体後面に巻き込む風を遠ざけながらドラッグを低減。リアバンパー下部には「ボートシェイプアンダースポイラー」を採用し、リアタイヤ後方の気流を整えつつ路面との間の負圧を強化してダウンフォースを拡大しました。

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これらの空力パーツの組み合わせにより、ベースモデルのCd値(空気抵抗係数)を一切悪化させることなく、ネガティブリフト(車体を路面に押し付ける力)を獲得するという高度な空力設計を達成しています。

ボディ全体を一本のラインで貫くレッドアクセントカラー「アルテリアマグマ」は電動NISMOのアイデンティティを象徴するデザイン言語です。グロスブラックで仕上げたドアミラーにもレッドラインが施され、全体の引き締まったスポーティな印象をさらに高めています。なお、テールランプについてはベースのGグレードが採用する「Ⅱ三(ニッサン)」パターンの3DホログラムLEDではなく、2Dタイプのシンプルな水平基調LEDを採用してデザインの統一感を図っている点は注目です。

ボディカラーは全6色をラインアップしています。

  • プリズムホワイト(モノトーン)
  • ミッドナイトブラック(モノトーン)
  • ダークメタルグレー(モノトーン)
  • NISMOステルスグレー(NISMO専用色・モノトーン)
  • NISMOステルスグレー/スーパーブラック(2トーン)
  • プリズムホワイト/スーパーブラック(2トーン)

またオプションでフードデカール「デジタルビートグラフィック」を選択可能で、先代リーフNISMOから受け継がれたBEVらしさを表現するデジタル信号モチーフのグラフィックが施されます。

インテリア — 高揚感とクラフトマンシップが共存するコクピット

インテリアは「高い質感のブラック空間にレッドアクセント」を基調とした、知的でスポーティな世界観を追求しています。インストルメントパネルのアッパー部からドアトリムアッパーにかけて高質感のブラックスウェードファブリックを採用し、アルテリアマグマレッドのパイピングが水平方向の空間の広がりを視覚的に強調。「ビジュアルスタビリティ」と呼ばれるこの水平ラインの処理は、運転中の安心感にもつながります。

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メーターグラフィックには、ガソリンエンジン時代のNISMOタコメーターから脈々と受け継がれてきたレッドの「3DファンネルグラフィックとNISMOロゴ」を配置。立体的な奥行き感で前進するスピード感を表現しています。テーラーフィット巻きステアリングにはレッドセンターマークとレッドステッチを採用し、金属調レッドのスタータースイッチとモード切替スイッチが、スポーツドライビングへの高揚感を演出します。

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シートはスタンダード仕様とRECARO仕様の2種類が用意されています。スタンダードシートはレッドパーフォレーション付きの高触感テーラーフィット素材を使用し、BOSEヘッドレストスピーカーとの組み合わせで没入感あるオーディオ体験も実現。RECARO製スポーツシートは、レッドレーザーとブラックアルカンターラの縦の貼り分けパターンで体幹サポート性能をビジュアル化したもので、クルマとの一体感を高めるための綿密なチューニングが施されています。パワーリクライニング機能も搭載しており、理想のドライビングポジションを無段階で設定できます。

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ベースモデル「新型リーフ」の進化点もおさらい

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リーフNISMOのポテンシャルをさらに深く理解するには、ベースとなる3代目新型リーフの大幅な進化を知ることが欠かせません。2025年10月のフルモデルチェンジで新世代EVプラットフォームを採用し、ボディタイプをハッチバックからSUVクロスオーバーへ刷新。インバーター・モーター・ギヤを一体化した新型電動パワートレーン「3-in-1」の採用により従来比10%の小型化を実現し、航続距離702km(WLTCモード・B7グレード)という飛躍的な進化を遂げています。Cd値は0.26まで低減され、水冷式バッテリー温調システムの採用により寒冷地での充電・回生性能も大幅に向上しました。リアサスペンションもトーションビームからマルチリンクへ変更され、横剛性が66%向上。12.3インチデュアルディスプレイとGoogle搭載NissanConnectの組み合わせによるナビ・インフォテインメント機能、プロパイロット2.0による高度運転支援も標準的に搭載されています。アリアと共通の高剛性プラットフォームを活かしたリーフNISMOは、まさにこれらの進化の恩恵をフルに享受した存在といえます。

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まとめ — EVスポーツの新時代を切り開く「リーフNISMO」

日産「リーフNISMO」は、単にスポーティな外装を纏ったEVではありません。フォーミュラEで磨かれたモータースポーツ由来のノウハウを惜しみなく投入し、シャシー・足回り・空力・ドライブモードのすべてを専用チューニングすることで、「より速く、気持ちよく、安心して走れる」というNISMOの哲学をBEVで高次元に実現した意欲作です。EVならではの瞬時の応答性とNISMOチューニングが融合した走りは、従来のガソリンスポーツカーでは味わえない「サイレントダイナミズム」という新たな感動を提供してくれるはずです。

価格は660万1100円からとなっており、決して手軽な金額ではありませんが、BEVとスポーツカーの両立を真剣に追求したいユーザーにとって、リーフNISMOは今もっとも注目すべき一台といえるでしょう。

日産 ニュースリリース

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/260722-01-j

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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