MENU

日産リーフ新型は待つべき?2025年9月フルモデルチェンジ完全ガイド【3代目最新情報】

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。
Should you wait for the new Nissan Leaf

2010年の初代発売から15年、日産リーフがついに3代目へと生まれ変わります。2025年6月17日にグローバル発表され、9月の日本発売が予定されている新型リーフは、これまでの常識を覆すほどの大幅な進化を遂げています。

現行リーフから新型への乗り換えを検討している方、電気自動車(EV)の購入を迷われている方にとって、「今買うべきか、新型を待つべきか」は重要な判断となるでしょう。

本記事では、新型リーフの詳細情報から価格予想、現行モデルとの比較まで、購入判断に必要な情報を網羅的にお伝えします。

あわせて読みたい
日産 新型 リーフ フルモデルチェンジ 3代目 2025年6月17日発表・10月日本発売 クロスオーバー化でまさ... 日産自動車は、電気自動車(EV)「リーフ」のフルモデルチェンジを行い、2025年6月17日に発表しました。2025年10月に日本発売します。3代目となる今回のフルモデルチェ...
目次

新型リーフ(3代目)の概要

日産 リーフ
日産 リーフ

ボディタイプが劇的変化:ハッチバックからクロスオーバーSUVへ

新型リーフの最大の変更点は、従来の5ドアハッチバックからクロスオーバーSUVへのボディタイプ変更です。これは単なるデザイン変更ではなく、EV性能向上のための戦略的な決断といえます。

2026-Nissan-Leaf
日産 リーフ

変更の理由:

  • 床下スペースの拡大による大容量バッテリー搭載の実現
  • 空力性能の向上(Cd値0.26→0.25への改善)
  • 車高アップによる低重心化(バッテリー配置の最適化)

主要スペック一覧

項目新型リーフ(3代目)現行リーフ(2代目)
ボディタイプクロスオーバーSUV5ドアハッチバック
全長×全幅×全高4,360×1,810×1,550mm4,480×1,790×1,560mm
ホイールベース2,690mm2,700mm
バッテリー容量55kWh/75kWh40kWh/60kWh
航続距離500km/600km以上322km/450km
システム出力177ps/218ps150ps/218ps
予想価格450万円~408万円~
あわせて読みたい
リーフ 新旧 徹底比較 2025年フルモデルチェンジした新型モデルと現行モデルの違いを詳しく解説 2025年10月に発売予定の新型日産リーフが、その姿を現行モデルから劇的に進化させて登場することが発表されました。2010年の初代登場以来、累計70万台以上を世界で販売...
あわせて読みたい
日産リーフ 販売台数と生産台数の変遷 EVのパイオニアが歩んだ道 日産リーフは、2010年の発売以来、電気自動車(EV)市場のパイオニアとして世界をリードしてきました。この記事では、リーフの販売台数と生産台数の推移を詳しく見てい...

新型リーフの注目ポイント

2026-Nissan-Leaf
2026-Nissan-Leaf

1. 革新的な「3-in-1」パワートレーン

新型リーフでは、従来別々だったインバーター、モーター、ギヤ(減速機)を一体化した「3-in-1」パワートレーンを初採用。これにより:

  • 10%の小型化を実現
  • エネルギー効率の大幅向上
  • 静粛性の改善(最大2dB向上)

2. 大幅に向上した航続距離

グレードバッテリー容量航続距離(WLTC)
B555kWh500km
B775kWh600km以上

現行モデルの最長450kmから150km以上の延長を実現。これは一般的な使用において、充電の不安を大幅に軽減する数値です。

3. 最新テクノロジーの投入

2026-Nissan-Leaf

14.3インチデュアルディスプレイ

2026-Nissan-Leaf
  • Googleビルトイン搭載
  • ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto対応
  • 車内Wi-Fi完備

調光パノラミックガラスルーフ

2026-Nissan-Leaf
  • ワンタッチで透明度調整可能
  • IR反射コーティングで暑さ軽減
  • シェード不要で+20mmの頭上空間確保

プロパイロット2.0

  • ハンズオフ運転対応
  • 準天頂衛星システム活用
  • 3D高精度地図データ連携

価格予想と競合比較

新型リーフの予想価格

現在の情報に基づく価格予想:

グレードバッテリー予想価格補助金適用後
B555kWh450万円~約361万円~
B775kWh550万円~約461万円~

補助金について: 2025年度のEV補助金は89万円に増額予定。実質価格は400万円台前半からのスタートとなる見込みです。

競合車種との価格比較

車種航続距離価格帯
新型リーフ500-600km450-600万円
トヨタ bZ4X559-567km550-650万円
スバル ソルテラ487-542km627-715万円
日産アリア470-610km539-781万円

価格競争力の観点では、新型リーフは十分に魅力的なポジションにあるといえます。

あわせて読みたい
2025年10月 日本発売か? 日産 新型リーフ フルモデルチェンジ!気になるサイズは?従来モデルやライバ... 2025年10月にも日本発売が予想されているフルモデルチェンジした日産の新型リーフ。世界的なEVのパイオニアであるリーフが、クロスオーバースタイルへと大きな変貌を遂...

現行リーフユーザーは待つべきか?

待つべき理由

1. 性能の大幅向上

  • 航続距離が最大150km延長
  • 充電時間の短縮(130kW急速充電対応)
  • 静粛性と乗り心地の向上

2. 最新技術の恩恵

  • 14.3インチデュアルディスプレイ
  • プロパイロット2.0
  • 調光パノラミックガラスルーフ

3. デザインの刷新

  • モダンなクロスオーバーSUVスタイル
  • 優れた空力性能
  • 質感の大幅向上

現行モデルを選ぶ理由

1. 価格面でのメリット

  • 新型発売後の値引き拡大期待
  • 中古車市場での選択肢増加

2. 実用性

  • 全高1,550mm以下で立体駐車場に対応(新型は1,550mm)
  • 実績のある信頼性

3. 即納性

  • 新型の納期不安回避
  • すぐに電気自動車ライフを開始可能

購入タイミングの判断基準

新型を待つべき人

  • 航続距離を重視:長距離ドライブが多い
  • 最新技術志向:最新の装備やデザインを求める
  • 予算に余裕:450万円以上の予算がある
  • 納期に余裕:2025年秋以降の納車で問題ない

現行モデルを選ぶべき人

  • コスト重視:できるだけ安く購入したい
  • 早期納車希望:すぐに車が必要
  • 立体駐車場利用:全高制限がある
  • 実績重視:枯れた技術を好む

新型リーフの懸念点

1. 価格上昇

現行モデルから40-50万円程度の価格上昇が予想されます。補助金を含めても実質負担は増加する見込みです。

2. 全高の増加

1,550mmの全高により、一部の立体駐車場で利用制限が生じる可能性があります。

3. 初期品質リスク

フルモデルチェンジ直後のモデルには、初期不良や改良の余地がある場合があります。

充電インフラとの相性

新型リーフの充電仕様

  • 最大充電出力:130kW
  • 充電時間:30分で400km分、14分で250km分
  • 対応規格:CHAdeMO、NACS(北米)、CCS2(欧州)

日本の充電インフラ状況

2025年時点で、日本国内の急速充電器は約8,000基設置予定。150kW以上の高出力充電器も順次拡大中で、新型リーフの性能を十分活用できる環境が整いつつあります。

まとめ:新型リーフは待つ価値があるか?

総合評価

新型リーフは、航続距離、性能、装備のすべてが大幅に向上した魅力的なモデルです。特に以下の点で現行モデルを大きく上回ります:

  1. 航続距離600kmという実用性
  2. 最新テクノロジーの投入
  3. デザインの抜本的刷新

最終判断

待つべき人が多いというのが結論です。価格上昇はあるものの、性能向上を考慮すれば十分に納得できる範囲内。特に長距離利用が多い方や、最新の電気自動車体験を求める方にとって、新型リーフは待つ価値のあるモデルといえるでしょう。

ただし、コスト最優先早急な車両必要という方は、現行モデルも依然として魅力的な選択肢です。

2025年9月発売に向けて

新型リーフの詳細な価格や装備、実際の試乗レポートなど、さらなる情報が今後公開される予定です。購入検討中の方は、正式発表後の情報もあわせて最終判断されることをおすすめします。

電気自動車の進化は日進月歩です。新型リーフは、その最前線に立つモデルとして、日本のEV市場に新たな風を吹き込むことは間違いないでしょう。

Should you wait for the new Nissan Leaf

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

目次