トヨタは新型MIRAIのフルモデルチェンジを2020年末に行う。東京モーターショー2019にて2019年10月23日から11月4日まで「青海エリア(MEGA WEB内)」に新型「MIRAI」のコセプトモデル「MIRAI Concept」世界初公開し実車を展示。
「MIRAI Concept」により新型MIRAIがわかる?
「MIRAI Concept」はコンセプトとは言われているがほぼ市販車に近い内外装をしていた。実際に展示車両を拝見すると素直にサイズが大きいと感じた。
今回は「TNGAプラットフォーム GA-L」の採用し、カムリベースのFFの前輪駆動からクラウンベースとなり、FRの後輪駆動となり高級セダンへと生まれ変わることになる。
「MIRAI Concept」インテリア
インテリアは、ドライバーを包み込むような「インストルメントパネルと12.3インチのワイドモニター」を取り込んだセンタークラスター採用。
旧型4人乗りから5人乗りを実現させた。乗車人数が増えることは大きな変更点となる。
インテリアは旧型のクラウンなどと同様の質感を感じながらも大型インフォメーションディスプレイなどを搭載した、新型MIRAI専用デザインを採用している。
「MIRAI Concept」旧型MIRAI スペック比較
旧型MIRAIのサイズから一回り大きいのがわかる。TNGAプラットフォームにより全高を下げ、低重心化を図っている。FR化によりホイールベースは2,920mmと旧型に比べ+140mmとなった。
スペック | MIRAI | MIRAI Concept |
---|---|---|
全長 | 4,890mm | 4,975mm |
全幅 | 1,815mm | 1,885mm |
全高 | 1,535mm | 1,470mm |
ホイールベース | 2,780mm | 2,920mm |
駆動方式 | FF 前輪駆動 | FR 後輪駆動 |
乗車定員 | 4人 | 5人 |
JC08モード 航続距離 | 650km | 約30%延長 (従来型比) |
「MIRAI Concept」と新型クラウン サイズ比較
15代目新型「クラウン」と「MIRAI Concept」を比較するとクラウンをベースにしていることがよくわかる。ホイールベースは同じ2,920mmである。全長は+65mm、全幅+85mm、全高は-15mmとしている。
スペック | 新型クラウン | MIRAI Concept |
---|---|---|
全長 | 4,910mm | 4,975mm |
全幅 | 1,800mm | 1,885mm |
全高 | 1,455mm | 1,470mm |
ホイールベース | 2,920mm | 2,920mm |
駆動方式 | FR 後輪駆動 | FR 後輪駆動 |
乗車定員 | 5人 | 5人 |
トヨタ 新型 クラウン フルモデルチェンジ 15代目 TNGAプラットフォーム採用 2018年6月26日発売
新型 MIRAI 減税でお得に買えるかも?
現状の減税は、エコカー減税(約30,000円)+環境性能割(約181,800円)+グリーン化特例(約18,500円)+CEV補助金(2,020,000円)=約2,250,300円。
2019年度CEV補助金は2019年1月1日から2020年2月21日までに新規ご登録済みの自家用車が対象。なので新型MIRAIには間に合わないがその後も多少の補助金が出る可能性もあるだろう。減額程度であれば、クラウン級の高級セダンを割安で購入することも可能かもしれない。しかし、最も注意しなければならないのは「水素ステーション」が近隣や旅行先にあるかが問題となってくるだろう。
トヨタ 新型 MIRAI フルモデルチェンジ 「MIRAI Concept」 東京モーターショー2019 世界初公開
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/mobility/toyota-brand/features/tms/2019/