JX日鉱日石エネルギーは2014年12月25日、一般向けの販売が今月始まった燃料電池車(FCV)の燃料となる水素を1kgあたり1000円(消費税抜き)で販売すると発表した。
トヨタ自動車が発売したFCV「MIRAI」を満タンにした時の燃料代は4300円で、約650km走行できる。JX日鉱日石は来年3月までに11か所の水素ステーションを設置する計画で、25日には神奈川県海老名市に1店舗目を開いた。ガソリン価格は地域によって異なるが、水素の価格は全国一律にする。
環境を考えれば燃料電池車(FCV)は水しか出さず、素晴らしくいい。が、庶民的な考え方とするとまだまだ、ハイブリッド車がコスト的にいいかもしれない。
新型 MIRAI ミライ 維持費や価格について
例えばプリウスのガソリン代は同じく650km走行可能でガソリン1L 150円×35L= 5250円 (現状のガソリン代として)5240円-4300円=950円 プリウスとの燃料費の差額が950円。車両本体価格は723万6000円(税込み)国からの補助金が202万出るので実質521万6,000円ほどで、色々考えるともう少し先でもいいかもしれない。
2015年末までに約400台を発売する目標を掲げているが・・・すでに1000台ほどの予約が入っている。そのうち個人客400台あまり、受注の多くを官公庁が占める。トヨタMIRAIは製造も時間がかかることも含め予約だけで納車に2年待ちと好調な滑り出しをしている。
今後トヨタさんには車両本体価格を下げてもらい・・・実質プリウスと同じ価格帯となればトータルコスト&環境で非常に魅力的な商品となることは間違えなさそうだ。
JX日鉱日石エネルギー