トヨタがランドクルーザー200のマイナーチェンジを行い2015年8月17日発売した。2007年4月4日に旧型のランドクルーザー200が販売を開始、レクサスのLX570も同じタイミングで販売を開始した、2011年12月19日にマイナーチェンジをおこなっている。今回のマイナーチェンジでフェイスを変更し、顔つきが変わる。
ランドクルーザー200 マイナーチェンジについて
現在、世界的にクリーン・ディーゼル車が認められており、新型ラウンドクルーザープラドに搭載される3L 直4のクリーンディーゼル・ターボエンジン予定であるが、こちらも搭載されることが望まれる。クリーンディーゼルエンジンは日本でも各社発売を始め、売上も好調である。特にマツダはSKYACTIV-D導入後、売上を好調に伸ばし2月27日に発売を開始したCX-3は現在ディーゼル車のみの販売となっているぐらいである。
また、今回のマイナーチェンジで安全面の向上もおこない、トヨタの先進安全技術「トヨタ・セーフティ・センス P」も初導入される。ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、統合的な制御により、クルマだけでなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用し、全車標準装備。
ランドクルーザー200 マイナーチェンジ スペックについて
サイズ | ラウンドクルーザー |
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全長 | 4950mm |
全幅 | 1980mm |
全高 | 1870mm |
ホイールベース | 2850mm |
エンジン | 4.6L V型8気筒DOHCエンジン 1UR-FE型 |
最大出力 | 318ps/5,600rpm |
最大トルク | 46.9kgm/3,400rpm |
トランスミッション | 6速AT |
JC08モード燃費 | 6.7~6.9km/L |
気になる発表日は2015年8月17日で、レクサスLX570も同タイミングでマイナーチェンジを行う予定だ。レクサスLX570はスーパーチャージャーを搭載し差別化を図る。トヨタラウンドクルーザー200の価格は472万8437円~682万5600円だ。
Toyota Safety Sense Pについて
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援。また、車両に対しては、約10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援
レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付) 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで、一定の車間距離を保ちながら追従走行が可能。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱の回避を支援
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援
隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニター(BSM)を採用。駐車場から後退する際に接近してくる車両をBSMのレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起するリヤクロストラフィックアラートを設定。急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅し、後続車に注意喚起する緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
トヨタニュースリリース