レクサスは新型クロスオーバーBEV車「RZ450e」を2022年に発売する予定だ。トヨタは、バッテリEV戦略に関する説明会を開催しトヨタとレクサス合わせ一気に16車種のBEV(バッテリEV)「bZ」シリーズを2021年12月14日公開した。説明会にて「RZ450e」のエクステリアデザインが明らかになった。
新型 RZ450e について
「RZ450e」は2020年8月6日に日本の特許庁に更新申請(商願2020-97469)している。2020年8月7日(現地時間)に米国特許商標庁(USPTO)に商標を申請(90099987)している。2021年12月2日に 「LEXUS RZ」 のティザー画像と動画を発表した。「RZ450e」の「e」はレクサスで先に発表されている「UX300e」と同様に電気自動車を表している。
すでに発表されているトヨタの「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」と「SOLTERRA(ソルテラ)」をベースにしたLEXUS最初のe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用する。
エクステリアはLEXUS独自のデザインを採用し新世代モデル「NX」から始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、相応しい力強さと存在感、さらに洗練さを兼ね備えたプロポーションを実現する。さらに電気自動車の特徴であるフロントグリルは完全に塞がれておりスピンドルグリルは特徴的なデザインとなっている。ダイナミックなライン、クーペスタイルのルーフライン、ハイマウントの全幅LEDテールライトを備えている。
e-TNGA
BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求しました。従来車から乗り換えても、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜きました。実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用。SUBARUのAWD技術、X-MODEを採用(AWD車)。また、X-MODEの新たな機能としてGrip-Controlを新開発し搭載。
レクサス