日産は新型IMx クロスオーバーSUVのEVモデル「エレクトリックSUVコンセプト」を第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にてコンセプトモデルを世界初公開した。「エレクトリックSUVコンセプト Nissan IMx」は日産インテリジェントモビリティの未来を具体化するとしている。2017年10月25日10:45分よりNISSAN CROSSINGにて東京モーターショー会場を中継し、モーターショー会場と同時にコンセプトカーの披露を行った。浮き上がるデザインは、新型リーフのSUVモデルと言ってもいいだろう。
エレクトリックSUVコンセプト Nissan IMx について
第45回東京モーターショー2017に先立ち、未来のモビリティをテーマにしたインスタレーションを行った。日産デザインの中枢であるグローバルデザイン本部が持つ、デザイン開発におけるノウハウを、産業用ロボットアームを用いて表現し、NISSAN CROSSINGを訪れる人々に披露した。開館中は、産業用ロボットアームがリアルタイムに作品の製作を行い、東京モーターショーにて発表予定の「ニッサンインテリジェントモビリティ」を体現したコンセプトカーの姿を少しずつ明らかにしている。EVならではのピュアでクリーンなイメージを表現。
エクステリアは日産ブランドとしての顔を象徴するVモーショングリルから伸びるラインはフード、そしてルーフを介してボディ後方へとしなやかに流れています。特徴的なフロントフェンダーは、シームレスなグリルから始まり、広いボディサイドへ繋がる面の上にレイヤー状に被せるようにデザインを採用。
インテリアは、伝統的な日本家屋の空間構成に通じる、開放的な建物の中のような雰囲気を演出。
パノラミックディスプレイには車外の映像が映し出され、木目調のインストルメントパネルやドアトリムの中には、“障子”のように「外」の気配をそれとなく感じることができるディスプレイが組み込まれている。
新型リーフに搭載している「プロパイロット」をさらに進化させ、ドライバーが運転に一切介在しない完全自動運転を実現
クルマに任せてドライブができる「プロパイロットドライブモード(PDモード)」を選択すれば、ステアリングは格納され、シートは深くリクライニングし、乗員全員がリラックスしたまま移動することができる。「マニュアルドライブモード(MDモード)」を選択すると、ドライバーの前にステアリングが現れ、シートは適切なドライビングポジションに変化。9つのレーダーと、12のカメラ、6つのレーザースキャナー、16のソナーを車両に搭載した「360度センシング」とAIにより完全自動運転を実現。
エレクトリックSUVコンセプト Nissan IMx スペックについて
サイズ | Nissan IMx |
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全長 | 4,700mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,800mm |
新開発の低重心・高剛性なEV専用プラットフォームとツインモーター4WDを採用。
モーター | ツインモーター (フロント リア) |
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最高出力 | 320kW (フロントとリアに搭載したモーターによる 出力は160kW+160kW) |
最大トルク | 700Nm |
バッテリー | 高密度 大容量バッテリー |
航続距離 | 600km以上 |
駆動方式 | 4WD |
充電方式 | ワイヤレス |
エレクトリックSUVコンセプト Nissan IMx 画像
NISSAN CROSSING
https://www3.nissan.co.jp/crossing/jp/event_20171010.html
日産ニュースリリース