レクサス新型UXシリーズについて
レクサスは新型モデルのUXシリーズ、クロスオーバーSUVモデルを開発し2018年11月27日の発売する。価格:390万円〜535万円。レクサス販売店では2018年9月から先行予約を開始している。
レクサス新型UXシリーズ サイズ比較
スペック | Lexus NX | C-HR | Lexus UX |
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全長 | 4,640mm | 4,360mm | 4,495mm |
全幅 | 1,845mm | 1,795mm | 1,840mm |
全高 | 1,645mm | 1,550mm | 1520〜1,540mm |
ホイールベース | 2,660mm | 2,640mm | 2,640mm |
市販モデルのUXはC-HRとホイールベースは同じであるがボディサイズは全長+135mm全幅+45mmとし全高を-30mmとした。NXと比べると全長-145mm全幅-5mm全高-125mmと小さくなっておりコンパクトで取り回しがしやすい日本向けな設計となっている。
新型 UXシリーズ エクステリア
version Lに標準装備、version C、F SPORTにオプション設定された三眼LEDヘッドランプ、(その他グレードLEDヘッドライト)に、上部にアローヘッド形状のクリアランスランプを採用しスピンドルグリルはブロックメッシュ形状としたUX独自のデザインを採用。タイヤとホイールは17または18インチを採用。リヤコンビネーションランプは、左右一体の翼形状とし、両端を立体的な縦フィン造形にすることで、操縦安定性に寄与する空力性能を確保。

Lexus UX
UX F SPORT
“F SPORT”は、グリルメッシュとサイドグリルをこれまでの縦基調のメッシュを継承して発展させたブランド統一の新しいFメッシュパターンとしたほか、フロント・リヤバンパー下部の漆黒メッキ、専用アルミホイールとの組み合わせで、下部をダークトーンにコーディネート。さらに新型UX250h“F SPORT”には、赤のシートやステアリング、専用メーターなど、スポーティさを強調する内装が装備。
きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSのほか、フロントにパフォーマンスロッド、リヤにパフォーマンスダンパーを採用し、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現。また、サウンドでスポーティな走りを演出し、ドライバーとクルマに一体感をもたらすASC(Active Sound Control)を採用。
NAVI-AI-AV&パフォーマンスダンパーを採用(オプション)
225/50RF18ランフラットタイヤ&“F SPORT”専用アルミホイール(ダークプレミアムメタリック)
F SPORT”専用シート
F SPORT”専用TFT液晶式メーター
F SPORT”専用アルミ製スポーツペダル
F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)
新型 UXシリーズ インテリア
走りを予感させる低いドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系により、ドライビングの高揚感を演出させている。シート表皮にオーナメントパネルとの一体感を感じさせる2トーンカラーを採用し、フロントシートには、伝統的な刺繍技法である「刺し子」をモチーフとしたキルティングや、ベンチレーション機能を持つパーフォレーションを採用。インストルメントパネル上部のオーナメントなど、LEXUS独自の日本の美意識を取り入れたデザインを採用。ナビゲーションディスプレイを10.3インチに大型化し、利便性も高める。フローティングベントコントロールイルミネーション(version Lのみ)おくだけ充電(オプション)
レクサス新型UXシリーズ 仕様について
2015年12月9日に発売した4台目の新型「プリウス」の技術を多数採用する。TNGA(Toyota New Global Architecture)GL-Cと呼ばれる新開発のプラットフォームを基盤としたGA-Cプラットフォームの採用に加え、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大と、ドア開口部環状構造の採用により、ボディの高剛性化を実現。新世代エンジン「Dynamic Force Engine」と ハイブリッドシステムは小型化されたTHSⅡを採用する。パワートレーンなど全てにTNGAを導入。
予防安全パッケージ第二世代「Lexus Safety System +」を採用し全車標準装備
衝突回避支援や高度運転支援機能である「Lexus CoDrive」を含む予防安全パッケージ第二世代の「Lexus Safety System +」を採用し全車標準装備する。安全性能 予防安全パッケージLexus Safety System +を採用。パッケージ化、多面的な安全運転支援を強化している。
歩行者認識対応のプリクラッシュセーフティ(歩行者「昼・夜」自転車運転者「昼」)歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ(PCS)」、車線逸脱による事故の予防に貢献する昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能
車線逸脱警報 ステアリング振動機能付レーンディパーチャーアラート(LDA)
アダクティブハイビームシステム(AHS) ヘッドライプの配光を先行車両や対向車に直接ハイビームを当てないように最適な状態にする。
オートマチックハイビーム 歩行夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) 歩行夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
レーンレーシングアシスト レーントレーシングアシスト[LTA]採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
ロードサインアシスト(RSA) 歩行夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
先行者発進通知機能(TMN) 先行車が動き出した場合、自車が停止し続けている場合にカラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ表示、ブザーで先行車が発進したことを知らせる。
安全運転支援システム「ITS Connect」 ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した安全運転支援システム「ITS Connect」。
リヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両と衝突の危険性がある場合、自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)を採用し、予防安全機能を強化。
レクサス新型UXシリーズ エンジンについて
UX200 エンジン
スペック | UX200 |
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エンジン | 直列4気筒2.0L直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」「M20A-FXS」型 |
最高出力 | 128kW(174PS)/6,600rpm |
最大トルク | 209Nm(21.3kgfm)/4,000-5,200rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | 2WD (FF) |
燃料種類 | プレミアムガソリン (ハイオク) |
JC08モード燃費 | 17.2km/L |
WLTCモード燃費 | 16.4km/L |
新型 直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」

Dynamic Force Engine_2L
新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。その結果、新開発の2.0Lガソリン車用エンジン・ハイブリッド車(HV)用エンジンは、それぞれ、世界トップレベルの熱効率40%・41%を達成した。また、従来型エンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップを実現すると同時に、各国の排気規制にも先行して対応した。
UX250h エンジン
スペック | UX250h |
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エンジン | 直列4気筒2.0L直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 +モーター(新THSⅡ)「M20A-FKS」型 |
最高出力 | 107kW(146PS)/6,000rpm |
最大トルク | 188Nm(19.2kgfm)/4,400rpm |
フロントモーター最大出力 | 80kw(109ps) |
フロントモーター最大トルク | 202Nm(20.6kgf・m) |
リアモーター最大出力 | 5kw(7ps) |
リアモーター最大トルク | 55Nm(5.6kgf・m) |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
駆動方式 | FF/4WD(E-Four) |
バッテリー(容量) | ニッケル水素バッテリー (6.5Ah) |
燃料種類 | ガソリン |
JC08モード燃費 | 25.2km/L (4WD)27.0km/L(2WD) |
WLTCモード燃費 | 21.6km/L(4WD)22.8km/L(2WD) |
2.0L トヨタハイブリッドシステム(THSⅡ)

4代目プリウスに採用された小型・軽量・低損失化技術を継承し、エンジンも新しく小型化されたTHSⅡであれば全体の質量的にも問題がなく採用する。
新型 直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」の熱効率や新型無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」トランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。 これにより、燃費を劇的に向上させることが可能だ。
新型 E-Four 4WDシステム「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」
さらなる燃費向上と、4WDでの高い操縦安定性、走破性を目指し、新しい4WDシステムを開発。
エンジン車に採用する新システム「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」では、走行状況に応じてリヤのトルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」を採用することで、ドライバーの思い通りの旋回性能と、高い悪路走破性を実現。
また、前後輪の車輪軸に世界初の「ラチェット式ドグクラッチ」を備えることで、2WD走行時には、後輪に動力を伝達させる駆動系の回転を停止させて損失を大幅に低減し、燃費向上をはかる「ディスコネクト機構」を採用。
ハイブリッド車に採用する「新型E-Four」においては、電気で駆動する後輪の全体トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現しました。
さらに、「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」、「新型E-Four」双方に、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、4WDを統合して制御する「AWD Integrated Management(AIM)」を採用し、路面を問わない高い操縦安定性を確保している。
新型 無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」

トランスミッションの基本性能である「伝達効率の向上」と「エンジン高効率領域の活用」、「高応答変速」を強化するため、「機械損失低減」と「ワイドレンジ化」、「変速追従性向上」を目指し、ダイレクトでスムースな走りと現行比+6%の優れた燃費性能を実現。
UX250 エンジン(海外モデルのみ)
スペック | Dynamic Force Engine |
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エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 205ps/6,600rpm |
最大トルク | 205Nm/4,800rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | FF/4WD |
レクサス新型UXシリーズ 仕様について
スペック | 新型UX200 | 新型UX250 (海外モデル) | 新型UX250h |
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全長 | 4,495mm | ||
全幅 | 1,840mm | ||
全高 | 1,520mm | ||
ホイールベース | 2,640mm | ||
エンジン | 直列4気筒2.0L直噴 エンジン | 直列4気筒2.5L直噴 エンジン | 直列4気筒2.0L直噴 エンジン+モーター |
最高出力 | 128kW(174PS)/ 6,600rpm | 205ps/ 6,600rpm | 107kW(146PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 209Nm(21.3kgfm)/ 4,000-5,200rpm | 250Nm/ 4800rpm | 188Nm(19.2kgfm)/ 4,400rpm |
フロントモーター 最大出力 | – | 80kw (109ps) | |
フロントモーター 最大トルク | – | 202Nm (20.6kgf・m) | |
リアモーター 最大出力 | – | 5kw (7ps) | |
リアモーター 最大トルク | – | 55Nm (5.6kgf・m) | |
トランスミッション | Direct Shift-CVT | CVT | |
WLTCモード燃費 | 16.4km/L | – | 22.8km/L 21.6km/L |
駆動方式 | 2WD(FF | FF/4WD | 2WD(FF)/ 4WD(E-Four) |
今後新しい情報が入りたいお伝え致します。
レクサスニュースリリース
https://lexus.jp/pressrelease/news/20191122.html
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/34009601.html
LEXUS UX