ポルシェ新型タイカンエントリーモデル追加米国 2021年1月19日発表

2021年1月21日2024年3月13日

新型タイカンエントリーモデル

「タイカン」エントリーモデルは「タイカン4S」より23,900ドル安い、モデルは69,420ドルから始まる。エントリーレベルのタイカンにはいくつかの欠点がある。このモデルには、後輪（FR）に動力を供給し、最大402 hp（300 kW / 408 PS）および254 lb-ft（344 Nm）のトルクを生成する単一の電気モーターがある。これにより、車は最高速度143 mph（230 km / h）に達する前に、5.1秒で0-60 mph（0-96 km / h）まで加速することができる。

モデルには79.2kWhのバッテリーパックが標準装備。ヨーロッパでは、最大268マイル（431 km）のWLTP範囲が可能。93.4kWhの大容量のパフォーマンスバッテリープラスにアップグレード。WLTP範囲が301マイル（484 km）に拡大され、電気モーターがアップグレードされて、最大469 hp（350 kW / 476 PS）および263 lb-ft（357 Nm）のトルクが生成。追加のパワーのおかげで、モデルは、追加の170ポンド（77.1 kg）の重量のより大きなバッテリーパックを持っているにもかかわらず、5.1秒で0-60 mph（0-96 km / h）から加速することができる。両方のバッテリーを理想的な条件下でわずか22.5分で5〜80％の充電で充電できる。

黒いブレーキキャリパーを覆う19インチのシルバー塗装ホイールを備えたわずかに改良された外観を備えている。赤いキャリパーと磨かれたアルミホイールを備えたタイカン4Sとは対照的。それはほとんど言及する価値がありませんが、ポルシェは「フロントエプロン、サイドシル、リアディフューザータイカン4Sのものと同じです」と述べた。

装備に関しては、ベースのタイカンには、LEDヘッドライト、10.9インチのインフォテインメントシステム、およびポルシェアクティブサスペンション管理システムが標準装備。エアサスペンション、20インチおよび21インチのホイール、表面コーティングおよびセラミックコーティングされたブレーキなど、さまざまなオプションが利用可能。

2021年のタイカンは現在注文可能であり、モデルにはElectrifyAmericaからの3年間の無料充電が付属。

ポルシェ新型タイカンについて

ポルシェ初となるスポーツタイプのEV（電気自動車）である。

ポルシェ新型タイカンエクステリア

「タイカン」はポルシェらしいのエクステリアを採用した、4シーターのスポーツカーである。

ポルシェ新型タイカンインテリア

メーターパネルは、クラシック、マップ、フルマップ、ピュアの4つの異なるモードを備えている。クラシックモードは従来のインストルメントクラスターに似ているが、2つのマップモードにはナビゲーション情報が表示。一方、純粋モードは、矢印を使用して「速度、交通標識、ナビゲーションなどの重要な運転情報」のみを表示する。

デジタルインストルメントクラスターは、大型16.8インチディスプレイで、本物のガラスと反射防止特性を与える「蒸着蒸着偏光フィルター」を使用。

インフォテインメントシステムの下には、2つの長方形の通気口と触覚フィードバックを備えた8.4インチのタッチスクリーンを備えたランプ状のセンターコンソールがる。温度調節設定と加熱/換気されたフロントシートに簡単にアクセス、画面には手書き認識技術があり、ユーザーはナビゲーションシステムの住所を簡単に入力できる。

助手席側には中央の10.9インチインフォテインメントディスプレイがあり、「Hey Porsche（ハイポルシェ）」に対応する音声制御技術とナビゲーションなどのアプリを備えいる。電話、メディア、ポルシェコネクトに対応。Apple Musicを搭載する。

ポルシェ新型タイカンスペックについて

スペック	タイカン 4S	タイカンターボ	タイカンターボ S
全長	4,963mm
全幅	1,966mm
全高	1,300mm
ホイールベース	2,900mm
モーター	電気モーター×2
最高出力	390kW （530PS）	500kW （680ps）	560kW （761ps）
最大トルク	640Nm	850Nm	1,050Nm
駆動方式	4WD
バッテリー	93.4kWh リチウムイオンバッテリー
最高速度	260m/h
0-100km/h加速	4.0 秒	3.2秒	2.8秒
WLTP航続距離	463km	450km	412km