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トヨタ 新型 クロスバンギア「X-VAN GEA」クロスオーバー ミニバンはあるのか?!2025年頃発売

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X-VAN

トヨタが新たな風をミニバン市場に吹き込むかもしれない。ジャパンモビリティショー2023でトヨタ車体が発表した「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」は、ミニバンの広さとSUVの力強さを融合させた、まさにクロスオーバーと呼ぶにふさわしいコンセプトカーだ。市販化が期待されるこの新型クロスバンギアについて、現時点で分かっている情報と、その魅力を、詳しく解説します。

トヨタが2025年頃に新型 クロスバンギア「X-VAN GEAR」を発売するのではないかと噂されています。この噂の根拠として、トヨタが「クロスバン・ギア・コンセプト」をジャパンモビリティショー2023で出品したことがあります。また、2024年3月1日にトヨタ自動車がエクステリアデザインを日本の特許庁に意匠申請し、登録(意匠登録1765341)したこともあります。意匠登録を行うということは、市販化に向けた準備が進んでいる可能性があると考えられます。

目次

トヨタ 新型「X-VAN(クロスバン)」について

新型「X-VAN(クロスバン)」は、2023年10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展された「X-VAN GEAR CONCEPT」をベースに開発されます。

ジャパンモビリティショーでの反響や、昨今のSUV人気、そして多様化するユーザーニーズを考えると、市販化の可能性は十分にあると言えます。筆者もこの展示を見に行き、「え?」と驚かされました。同時に、市販されたら面白いと感じました。

X-VAN GEAR CONCEPT(参考出展車・世界初出展)

X-VAN GEARは、多様化するライフスタイルに対応する次世代キャブワゴンとして提案されたコンセプトカーだ。乗用ミニバンの広々とした室内空間と、SUVらしいアクティブな外観を兼ね備えているのが特徴。シンプルながらも機能的な運転席周り、開放感あふれる室内空間、そしてソファのようにくつろげるシートなど、快適性にも徹底的にこだわっている。

「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」は、「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人⽣を楽しむ次世代のキャブワゴン。」として提案。全長:4,695mm 全幅:1,820mm 全高:1,855mm。

  • 乗用ミニバンの大空間と SUV のアクティブスタイルを両⽴した新しいカテゴリー
  • シンプルにまとめた運転席まわり、明るくソファーのようなシートと開放的な天井でリビングのような室内
  • B ピラーレスによる大開⼝ドアから、⾃転⾞や釣り竿などの趣味のアイテムの積み下ろしが可能
  • 3列シートで、助手席を回転したり、2列目をテーブルにしたり、使用用途に合わせ6つのパターンの
    シートアレンジ
スペックX-VAN GEAR
CONCEPT
全長4,695mm
全幅1,820mm
全高1,855mm
室内長2,965mm
室内幅1,550mm
室内高1,340mm
乗車定員6名

「X-VAN GEAR CONCEPT」に近いコンセプトは昔からあった?!

「X-VAN GEAR CONCEPT」に近いコンセプトは以前からあり、2017年10月27日~11月5日の第45回東京モーターショー2017で「Tj CRUISER」を正式発表し、2018年のロサンゼルスモーターショーでも公開しました。

スクエアなキャビンでVANのようなユーティリティの高さを持ちつつ、SUVらしい大径タイヤによるしっかりとした足回りと力強いフロントビューを融合させています。このようにして、VANとSUVそれぞれの良さを両立させた新しいジャンルを表現しました。ボンネット、ルーフ、フェンダーには、無造作に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を採用しています。

このコンセプトモデルは、SUVとミニバンの要素を取り入れていますが、現時点では実現していません。

新型「X-VAN(クロスバン)」「ノア・ヴォクシー」サイズ比較

大きさを見る限り、ノア、ヴォクシーに近い、サイズ感なので実現可能なモデルである。

スペックX-VAN GEAR
CONCEPT
ノア・ヴォクシー
全長4,695mm 4,695mm
全幅1,820mm1,730mm
全高1,855mm1,895mm

新型「X-VAN(クロスバン)」エンジン スペック 予想

予想としては、ノア・ヴォクシーと同様の直4 DOHC 1.8L+モーター(リダクション機構付きシリーズパラレルハイブリッド)を搭載する可能性が非常に高そうです。さらに、X-VANは悪路走破などエンジンに出力なども高いことにメリットのある環境下での走行も考えると、新型プリウスに採用されている、直4 DOHC 2.0L+モーター(リダクション機構付きシリーズパラレルハイブリッド)を採用する可能性があります。システム最高出力144kW(193PS)とこのサイズのミニバンに搭載すれば心強いです。

スペックX-VANX-VAN
エンジン直4 DOHC 1.8L+
モーター
(リダクション機構付き
シリーズパラレル
ハイブリッド)
直4 DOHC 2.0L+
モーター
(リダクション機構付き
シリーズパラレル
ハイブリッド)
最高出力72kW(98ps)/
5,200rpm
112kW(152ps)/
6,000rpm
最大トルク142Nm(14.5kgm)/
3,600rpm
188Nm(19.2kgm)/
4,400-5,200rpm
フロントモーター
最大出力
70kW
(95PS)
83kW
(113PS)
フロントモーター
最大トルク
185Nm
(18.9kgfm)
206Nm
(21.0kgfm)
リアモーター
最大出力
30kW
(41PS)
30kW
(41PS)
リアモーター
最大トルク
84Nm
(8.6kgfm)
84Nm
(8.6kgfm)
システム出力103kW
(140ps)
144kW
(190PS)

新型「X-VAN(クロスバン)」安全装備 について

新型「X-VAN(クロスバン)」では、最新の安全システム「Toyota Safety Sense」を採用し、新たに「プロアクティブドライビングアシスト」「アドバンストパーク」「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」機能が搭載されると予想されます。

次世代の「Toyota Safety Sense」は、全車に標準搭載されます。最新の「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」は、さらなる機能強化を実現しています。これには、交差点での検知、低速時の加速抑制機能、そして緊急時の操舵回避支援機能なども含まれます。歩行者検知機能を備えたこのシステムは、ミリ波レーダーとカメラを使用して前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキにより衝突回避支援や被害軽減を行います。自動ブレーキは歩行者に対しては10~80km/hの速度域で作動し、速度差に応じて適切な減速を行います。また、車両に対しても10km/hから最高速まで幅広い速度域で作動し、停止車両などに対しても高速域での減速が可能です。さらに、「低速時加速抑制機能」や「交差点右折時の対向直進車や歩行者の検知」、「緊急時の操舵回避支援機能」などの機能も追加されています。

  1. 低速時、自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する低速時加速抑制機能。
  2. 交差点右折時の対向直進車、ならびに右左折時の対向方向から横断してきた歩行者も検知可能。
  3. 緊急時のドライバー回避操舵をきっかけに操舵をアシストする緊急時操舵回避支援機能。

ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。

レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。

先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。

オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。

レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。

レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。

アドバンスドセーフティ

インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。

緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。

ドライバー異常時対応システムレーントレーシングアシスト[LTA] 制御中にドライバーの無操作状態が継続している場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促す、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援。

デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。

Advanced Parkリモート機能付き 画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。

パノラミックビューモニター(360°モニター) クルマの斜め後ろや真横など、目が届きにくい箇所も確認できるため、いち早く障害物に気が付くことができる。

ブラインドスポットモニター(BSM) 隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯。

安心降車アシスト(SEA)  降車時、ブラインドスポットモニター[BSM]のセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知。開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促す。

リヤクロストラフィックオートブレーキ 後退時の死角を検知し、注意を喚起。衝突の危険性がある場合は自動的にブレーキ制御を行うことで接近車両との衝突被害軽減をサポートします。

リモートスタート(アプリ)MyTOYOTAアプリからエンジンスタート・エアコン起動が可能になる新しいオプションサービス。

新型「X-VAN(クロスバン)」価格予想

新型「X-VAN(クロスバン)」の予想価格は、ノアのハイブリッドモデルが、3,050,000円~3,890,000円となっているが、それよりも高い、3,500,000円~4,500,000円前後となることが予想されます。

トヨタ 新型「X-VAN」の需要はあるのか?!

需要は多くあると感じられます、まず、三菱自動車から発売している、オールラウンダーミニバン「デリカD:5」がある一定の需要があり販売力があるからです。家族でアウトドアを楽しみたい人やSUVだと荷物が積みきれないなど色々な理由から「デリカD:5」を選ぶユーザーがいます。そこに新たにクロスオーバーミニバンとして「X-VAN」を出すことは魅力的な選択肢となるでしょう。

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今後、新しい情報が入り次第お伝えします。

X-VAN GEAR CONCEPT

https://www.toyota-body.co.jp/jms2023/lineup/02

トヨタ車体ニュースリリース

https://www.toyota-body.co.jp/ps/qnu/usr/db/d_file5-0001-0066.pdf

トヨタ車体

https://www.toyota-body.co.jp/

X-VAN

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この記事を書いた人

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