トヨタは新型「X-VAN」を2025年頃に発売するのではないかと噂されている。噂になる理由は2024年3月1日にトヨタ自動車がエクステリアデザインを日本の特許庁に意匠申請、登録(意匠登録1765341)を行った。意匠登録をするということは何かしらの市販化に向けた動きなのかもしれませんね。
トヨタ 新型「X-VAN」について
「X-VAN」は2023年10月26日から11月5日まで、東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」のトヨタ車体ブースに出展された「X-VAN GEAR CONCEPT」がベースとなる。
筆者も、もちろん会場に足を運んで見ていたが「え?」と驚かされたのと同時に出たら面白なと感じました。
X-VAN GEAR CONCEPT(参考出展車・世界初出展)
「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」は、多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人⽣を楽しむ次世代のキャブワゴン。全長:4,695mm 全幅:1,820mm 全高:1,855mm。
- 乗用ミニバンの大空間と SUV のアクティブスタイルを両⽴した新しいカテゴリー
- シンプルにまとめた運転席まわり、明るくソファーのようなシートと開放的な天井でリビングのような室内
- B ピラーレスによる大開⼝ドアから、⾃転⾞や釣り竿などの趣味のアイテムの積み下ろしが可能
- 3列シートで、助手席を回転したり、2列目をテーブルにしたり、使用用途に合わせ6つのパターンの
シートアレンジ
スペック | X-VAN GEAR CONCEPT |
---|---|
全長 | 4,695mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,855mm |
室内長 | 2,965mm |
室内幅 | 1,550mm |
室内高 | 1,340mm |
乗車定員 | 6名 |
「X-VAN GEAR CONCEPT」に近いコンセプトは昔からあった?!
第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にて量産モデルに近い「Tj CRUISER」を正式発表した。2018年11月26日〜12月9日に開催されるロサンゼルスモーターショー2018にて「Tj CRUISER」公開した。
VANのようなユーティリティの高さを感じられるスクエアなキャビンに、SUVらしい大径タイヤによるしっかりとした足回りと、力強いフロントビューを融合。VANとSUVそれぞれの良さを両立させた新ジャンルを表現した。ボンネットとルーフ、フェンダーなどには、無造作に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を採用。SUVとミニバン要素を入れたコンセプトモデルであったが実現は現時点でしていない。
トヨタ 新型「X-VAN」「ノア・ヴォクシー」サイズ比較
大きさを見る限り、ノア、ヴォクシーに近いサイズ感なので実現可能なモデルである。
スペック | X-VAN GEAR CONCEPT | ノア・ヴォクシー |
---|---|---|
全長 | 4,695mm | 4,695mm |
全幅 | 1,820mm | 1,730mm |
全高 | 1,855mm | 1,895mm |
トヨタ 新型「X-VAN」の需要はあるのか?!
需要は多くあると感じられます、まず、三菱自動車から発売している、オールラウンダーミニバン「デリカD:5」がある一定の需要があり販売力があるからです。家族でアウトドアを楽しみたい人やSUVだと荷物が積みきれないなど色々な理由から「デリカD:5」を選ぶ人がいます。そこに新たにクロスオーバーミニバンとして「X-VAN」を出すことはメリットがあると感じます。
今後、新しい情報が入り次第お伝えします。
トヨタ車体ニュースリリース
https://www.toyota-body.co.jp/ps/qnu/usr/db/d_file5-0001-0066.pdf
トヨタ車体