トヨタは新型「GR 86」のフルモデルチェンジを行い日本では2021年10月28日発売する。先代モデルは2012年3月28日発売を開始しており、丸9年でのフルモデルチェンジとなる。ディーラーにて話を色々と聞いた上で今回はおすすめグレードは何か、注意点などは何か?を徹底分析して解説します。購入時の参考にして頂ければ幸いです。
トヨタ 新型 GR 86 グレード選択について
エントリーグレード「RC」ベースグレード「SZ」で上級グレードが「RZ」の3グレード構成。差額は713,000円となる。ちなみに同時にフルモデルチェンジを果たした姉妹車のスバル「BRZ」差額が187,000円である。
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
RC | 2.4L 水平対向 4気筒エンジン |
6MT | 2WD(FR) | 2,799,000円 |
SZ | 6MT | 3,036,000円 | ||
6AT | 3,1990,00円 | |||
RZ | 6MT | 3,349,000円 | ||
6AT | 3,512,000円 |
グレード「SZ」と「RZ」の違いは?
大きな装備の違いは「フロントシートヒーター」「215/40R 18パフォーマンスタイヤ & 18インチアルミホイール」「8スピーカー」「ウルトラスエード・本革シート(レッドスティッチ)」多数のの加飾を採用している。「SZ」グレードで十分と言える装備ではあるが、「18インチアルミホイール」によるエクステリアの違いや、インテリアの多少の違いにより金額差があるが313,000円であれば決して「RZ」を選んで損はなさそうです。
ベースグレード「RC」はどうなのか?
ベースグレードである「RC」はなんと新型「BRZ」「86」で唯一300万円以下となる。2,799,900円である。トヨタの最近の戦略的な価格設定である。トランスミッションは「6MT」のみで大きな違いはエクステリアが「205/55R16パフォーマンスタイヤ&16インチアルミホイール」インテリアではいくつかの加飾がないぐらいである。自分でカスタマイズしたい人や安く新型「86」に乗りたい人には是非お勧めである。
トヨタ 新型 GR 86 には「ナビレス」が基本構成
オプションを調べてみると新型「GR 86」に最近では各社「ディスプレイオーディオ」が標準化されだしているが、新型「86」はナビレスが基本構成となる。
トヨタ 新型 GR 86 は「MT車」と「AT車」で装備や仕様に違いがある
「MT車」の場合には「アイサイトコアテクノロジー(プリクラッシュブレーキ/後退時ブレーキアシスト/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱警報/ふらつき警報/先行車発進お知らせ機能)」「ハイビームアシスト」「アクティブ制御付トランスミッション」「パドルシフト&スポーツ・スノーモード」が付いていない。「AT車」と「MT車」では163,000円の差額がある理由である。
MT車では「アイサイトコアテクノロジー(アイサイト)」が不採用となります。AT車でないと制御できないということですが、これは大きな違いです。クルーズコントロールは「定速クルーズ」となる。安全装備も重要だと考える人は「MT車」を購入する場合にはよく検討して下さい。
「86」新型・旧型 違いについては次へ