トヨタは新型「ランドクルーザー300」を新たにラインナップし日本にて2021年8月2日発売開始。新開発ラダーフレームをベースにしたTNGAプラットフォーム「GA-F」により200kg軽量化。エンジンは3.5L V6気筒 DOHC エンジン最高出力305kW(415ps)と3.3L V型6気筒ディーゼルエンジン、最高出力227kW(309ps)を搭載しどちらも10ATトランスミッションと組み合わせた。「次世代Toyota Safety Sense 」を全車標準搭載するなど他社を圧倒する仕様となっている。世界的に著名なクロスカントリー車であり、その耐久性は世界中で高い評価を受けている。トヨタが世界に誇れる自動車でありブランドである。「ランドクルーザー」という車名は1954年6月より使用発売から、2021年で70年を超える最も長い歴史を持つ。今回は筆者が「 ランドクルーザー300 」がどの点がおすすめか、魅力的な部分を徹底的に探してみた。 購入の際の参考にしていただければ幸いです。
新型 ランドクルーザー300 良かったと思う点
新開発ラダーフレームをベースにしたTNGAプラットフォーム「GA-F」採用
「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発の「GA-Fプラットフォーム」をベースにラダーフレームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。200kgの軽量化。
オフロード性能を強化した新グレード「GR SPORT」を設定
「パフォーマンス指向」のGR Sportエディションとしてグレード「GR SPORT」を設定。「TOYOTA」エンブレムを採用したGR SPORT専用グリルバンパーや「E-KDSS」や前後デフロックを設定する。
GR SPORT エクステリア装備
専用ラジエーターグリル
専用フロントバンパー
専用リヤバンパー
専用ホイールアーチモール(ブラック)
リヤトヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
専用リヤマッドガード
18インチアルミホイール(マットグレー塗装)
専用エンブレム(フロント・サイド・リヤ)
専用バックドア下端デカール
専用ロッカーモール(ブラック)
専用車名エンブレム(ブラック塗装)
アウトサイドドアハンドル(ブラック塗装)
ドアミラー(ブラック塗装)
GR SPORT インテリア装備
専用本革巻きステアリングホイール(切削カーボン調加飾・GRエンブレム付)
専用オープニング画面(T-Connectナビ装着時)
専用フロントシート(GRエンブレム付)
インテリア加飾(切削カーボン調パネル)
内装色 : GR専用ブラック/GR専用ブラック&ダークレッド
専用スマートキー(GRエンブレム付)
12.3インチインフォテインメントディスプレイをなどの最新装備を多数 採用
標準では9インチのディスプレイオーディオを採用するが、オプションで 「12.3インチワイドタッチスクリーンT-Connect SDナビゲーションシステム」「JBLプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)(グレードGR SOIRT ZXのみ)」である。
12.3インチインフォテインメントディスプレイ
「12.3インチワイドタッチスクリーンT-Connect SDナビゲーションシステム」「JBLプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)」を採用。
電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を採用
電動パーキングブレーキ (ホールド機能付き)を採用。今では新モデルで必ずと言っていいほど採用されている電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド、停止時にブレーキを話しても止まっていてくれる機能は新車を購入するなら付いていて欲しい機能が標準装備されているのはありがたい。
指紋認証スタートスイッチ(トヨタ初)
エンジンスタートスイッチに 「指紋認証スタートスイッチ(トヨタ初)」を採用。「ランドクルーザー」は海外で高値で取引される車種だけに盗難される確率が非常に高い。しかし今回そんな「ランドクルーザー」だからこそ指紋認証によるエンジンスタート機能を装備することで盗難される心配を防ぐことができる。
トヨタ車唯一のSUVモデル 7人乗り設定
3.5L V型6気筒 エンジン搭載車では7人乗りを設定。トヨタ車のSUVモデルでは唯一の7人乗り3列シートを採用している。
後席のセカンドシートは4:2:4分割可倒式
後席の真ん中のシートのみを倒して長尺物(スキー・スノーボード板など)を積載する場合に4人乗りも可能である。このシートアレンジができる車種は非常に少ないのでこのような使い方をしたい人はおすすめできる車種です。また後席シートを倒すとフラットになる。更に後席を倒すレバーが荷室に付いている。
後席サードシートは格納シートを採用
先代モデルでは3列目のサードシートのしまう方法が跳ね上げ式から新型となり格納式となり完全なフラットになる。更に電動で格納も可能である(グレードAXを除く)。
パノラミックビューモニターを全車標準装備
パノラミックビューモニターを全車標準装備。全長4,990mm、全幅1,980mm、全高1,880mm、ホイールベース2,850mmと先代とほぼ同じ大きさではあるが日本ではかなり車格の大きい車となるだけに駐車時のサポートで上から見下ろせるのはほぼ必須となるが全車標準装備なのはありがたい。
最新安全システム「 Toyota Safety Sense 」を全車標準装備
Toyota Safety Sense については改良が施され、細かな調整がされより安全技術が向上する(夜間の歩行者も検知可能、先行車発進告知機能)。従来までの「Toyota Safety Sense P/C」の名称を「Toyota Safety Sense」に統一した衝突回避支援パッケージとする。インテリジェントクリアランスソナー標準装備。 「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。
まとめ
「ランドクルーザー300」の最大の魅力は「本格SUV」である。トヨタ車は今やどれも素晴らしい車ばかりでどの車種も多くの機能を備えているが個人的にみていると安価なのにトヨタの今を全て詰め込んだお得な車!と言った印象だ。この車格と仕様は今のトヨタ車での最高クラスの装備と安全性とオフロード性能を兼ね備えており、正に唯一無二な車である。外車で同様の仕様と車格を求めたらこの金額で購入するのはかなり難しい。もちろん決して安くはないが一度は乗って見たい車種である。
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