フォルクスワーゲンは8代目新型「ゴルフ」のフルモデルチェンジを行い日本モデルを2021年2月9日予約開始。2021年6月15日発売した。2021年2月9日(火)~3月31日(水)23:59までに早期予約すると、オプション費用として5万円をサポート、愛車が4月末までに車検を迎える人は、買い替えを前提に別途車検費用として車検代10万円のサポート。
ドイツでは2019年10月24日18時(現地時間)に正式発表。2019年12月から販売を開始している。
8代目 新型ゴルフについて
8年ぶりのフルモデルチェンジとなるフォルクスワーゲン8代目新型「ゴルフ」は全長4,295mm 全幅1,790mm、全高1,475mmホイールベースは2,620mmとなった。(旧型モデル全長4,265mm) 旧型モデルよりも広い室内空間を得る。旧型に比べ更に軽量設計した「MQB プラットフォーム」を採用し、高い衝突安全性と重量の削減を約45kg行う。Cd値は先代モデルの0.3から0.275に低減した。新開発MHEV(マイルドハイブリッド)ドライブシステム「eTSI」が搭載。
旧型同様にアナログメーターに置き換えられる10.25インチのディスプレイの「Volkswagen Digital Cockpit」を採用。ディスプレイカーナビには8.25インチディスプレイを採用(Apple CarPlay 対応)し、We Connect and We Connect Plusモバイルオンラインサービス、マルチファンクションステアリングホイール、キーレススタート、自動空調、LEDヘッド、テールランプ、スマートフォンなどのためのワイヤレス充電システムを含めた最先端の機能。
運転支援システムレベル3の自律運転機能を採用する。高速道路を60km/h以下で走行時に完全自動運転を提供する。システムは12個の超音波センサー、レーザースキャナー、ビデオカメラで構成されている。
8代目 新型ゴルフ 7代目 ゴルフ サイズ比較
旧型7代目 ゴルフと新型8代目 ゴルフを比較すると全長が30mm伸び、全高が約15mm低くなった。全幅は逆に10mm狭くなっておりモデルチェンジで大きくなる車が多い中珍しい。狭くなることで旧型よりも取り回しがしやすく日本市場でもより受け入れられる可能性もあるだろう。
スペック | 7代目 ゴルフ | 8代目 ゴルフ |
---|---|---|
全長 | 4,265mm | 4,295mm |
全幅 | 1,800mm | 1,790mm |
全高 | 1,480mm | 1,475mm |
ホイールベース | 2,635mm | 2,620mm |
8代目 新型ゴルフ 日本モデル 搭載エンジンについて
日本モデルではフォルクスワーゲン初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを採用、1.0Lターボエンジン+48Vマイルドハイブリッド「eTSI Active」最高出力81kW(110PS)/5,500rpm、最大トルク200Nm(20.4kgfm)/2,000-3,000rpm、WLTCモード燃費18.6km/L。1.5Lターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドの最高出力110kW(150PS)/5,000-6,000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgfm)/1,500-3,500rpm、WLTCモード燃費17.3km/L。モーター最高出力9.4kW(13PS)、最大トルク62Nm(6.3kgfm)。「eTSI Style」「eTSI R-Line」の3グレードを設定。
8代目 新型ゴルフ 日本モデル 価格グレード
モデル | 価格 |
---|---|
eTSI Active Basic | 2,916,000円 |
eTSI Active | 3,125,000円 |
eTSI Style | 3,705,000円 |
eTSI R-Line | 3,775,000円 |
8代目 新型ゴルフ 搭載エンジン 海外モデル
ゴルフ GTI ガソリン
新型「ゴルフ GTI」のエンジンには、2.0L TSIエンジン(EA888)、最高出力242 HP(245 PS)と最大トルク273 lb-ft(370 Nm)。6速マニュアルトランスミッションまたは7速デュアルクラッチを組み合わせる。
ゴルフ GTI クラブスポーツ
8代目 新型「ゴルフ」フルモデルチェンジをベースにしたハイパフォーマンスモデルとなる新型「ゴルフ8 GTIクラブスポーツ(Volkswagen New Golf 8 GTI Club Sport)」。2.0Lのターボチャージャー付き4気筒エンジンを搭載。最高出力296hp、最大トルク400Nm。拡大されたインタークーラー、新しいコンチネンタルターボチャージャー、および再調整されたECUソフトウェアによって達成した。エンジンとペアになっているのは、前輪を駆動する7速デュアルクラッチトランスミッション。VWは、ハッチが6.0秒未満で62 mph(100 km / h)に達し、最高速度が155 mph(250 km / h)。デュアルクラッチは、通常のGTIよりもギア比が短くなっている。
ゴルフ GTD ディーゼル
TDIユニットは「大幅に最適化され」CO2排出量はさらに削減され、応答性が向上。一方、前述のダブルAdBlue注入技術を備えたツイン投与SCRは、前世代のGTDと比較して排出量を「大幅に」削減する。パワートレインは最高出力147 kW(197 HP / 2010PS)最大トルク400Nmで7速DSGとの組み合わせとなる。
ゴルフ GTE プラグインハイブリッド
印象的なX字型フォグライトを特徴とする一体型ハニカムパターン下部グリルを採用。「ゴルフ GTE」標準として提供される新しい17インチリッチモンドアルミホイール。オプションとして18インチと19インチのホイールも提供、ブレーキキャリパーはクラシックなレッドで仕上げ。
1.4L ターボエンジン+モーターで最高出力110kW(150PS)モーター最高出力(85kW)システム最高出力180kW(245PS)、システム最大トルク400Nm。6速DSGトランスミッションを組み合わせる。バッテリー容量13kWh、EV走行距離約60km、EVモード最高130km/hで走行が可能。
新型ゴルフのティーザー画像
2018年12月、2019年8月にに8代目 新型ゴルフのティーザー画像を公開。
フォルクスワーゲン 新型 ゴルフ 8代目 GTI クラブスポーツ フルモデルチェンジ 世界初公開
フォルクスワーゲン ゴルフについて
旧型7代目となるゴルフVII 5G型 は2012年から販売を開始。新開発のMQBモジュールプラットフォームを採用。先代モデルと比較しておよそ100kgの軽量化を果たした。全長、全幅、ホイールベースを若干大きくなったが、全高は低くなり、よりスポーティなデザインとなった。新型A4などに採用されている最新の安全/運転支援システムTraffic Jam Assist (トラフィックジャムアシスト)渋滞時に低速で半自律走行(アクセル/ブレーキに加え、状況に応じてステアリング操作も介入)が可能となるも利用可能。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ゴルフ
https://sp.volkswagen.co.jp/the-new-golf/
フォルクスワーゲン ゴルフ