TOYOTA GAZOO Racingは、「GRカローラ RZ」と「GRカローラ RZ“MORIZO Edition”」の抽選申込受付を2022年12月2日開始。「GRカローラ RZ」は12月19日、「GRカローラ モリゾウエディション」は12月18日まで受け付け、発売は2023年、年初を予定。
トヨタ 新型 GRカローラ について
2022年6月1日の「GRカローラ RZ」発表当初、一般販売とご案内していましたが、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足の影響により、まずは500台の抽選販売、今後生産状況を見ながら追加販売を検討していく。走行性能を磨き上げた2シーターモデルの「GRカローラ モリゾウエディション」は、70台の抽選販売。
トヨタ 新型 GR カローラ について
ベースとなるカローラスポーツと比較し、フロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大。ワイドなスタンスで、野性味のある走りを予感させる。
GRカローラにはGRヤリスにも搭載した1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを更に強化して搭載し、最高出力224kW(304PS)同じくGRヤリスに搭載された前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」をGRカローラ仕様に最適化して搭載、カローラスポーツのボディを基本骨格とすることで、ロングホイールベースが生み出す高速安定性を受け継ぎながら、フロントを60mm、リヤを85mmワイドトレッド化することにより高い旋回性能を実現。意のままのスポーツ走行を安心して楽しめる。加えて、5ドア・5人乗りの利便性をそのままにすることで、日常生活での使い勝手と走る楽しさを高次元で両立。
GRヤリスと同様に形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用し、剛性を高めるだけでなく、軽量化を行っている。安定した制動力とコントロール性を実現する対向キャリパーブレーキを搭載。
ショートストロークのシフトレバーを採用、ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早いシフト操作を可能。ドリフト走行など限界域での車両コントロール用途を視野に、パーキングブレーキには手引き式を採用。GR車両専用に開発したFull TFTメーター(12.3インチのデジタルインストルメントクラスター)を新規採用。レーシングカーをお手本にプロドライバーの意見を取り入れ、スポーツ走行時の視認性を高めた。最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。
トヨタ 新型 GRカローラ モリゾウエディション について
モリゾウこと社長の豊田が自ら試作車のハンドルを握り、「お客様を魅了する野性味」を追求して作り込んだモデル。2シーター化をはじめとする徹底した軽量化、エンジンのトルクアップおよびトランスミッションのギア比最適化による動力性能向上、モノチューブアブソーバー、ハイパフォーマンスタイヤの採用によるコーナリング性能の向上により「気持ちが昂り、ずっと走らせていたくなる」走りの味を実現。
トヨタ 新型 GR カローラ 日本仕様 スペックについて
スペック | 新型 GR カローラ 日本仕様 | 新型 GRカローラ モリゾウエディション |
---|---|---|
全長 | 4,410mm | 4,410mm |
全幅 | 1,850mm | 1,850mm |
全高 | 1,480mm | 1,475mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm |
エンジン | 1.6L 直列3気筒 DOHC直噴 ターボチャージャー | 1.6L 直列3気筒 DOHC直噴 ターボチャージャー |
最高出力 | 224kW(304PS)/ 6,500rpm | 224kW(304PS)/ 6,500rpm |
最大トルク | 370Nm(37.7kgfm)/ 3,000~5,550rpm | 400Nm(40.8kgfm)/ 3,250~4,600rpm |
トランス ミッション | 6速iMT | 6速iMT |
駆動方式 | 4WD (スポーツ4WDシステム “GR-FOUR”) | 4WD (スポーツ4WDシステム “GR-FOUR”) |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
タイヤ | 235/40ZR18 | 245/40ZR18 |
WLTCモード燃費 | 12.4km/L | ー |
新型 GR カローラ が発表されてたことで感じること
今回の「GR カローラ」が発表されたことでまず感じることは”本気である”ということだろう!「GRヤリス」と同様と思いきや1.6L ターボエンジンは同様ながらに最高出力は224kW(304PS)/6,500rpmまで高めている(GRヤリスは最高出力200kW(272PS))。エクステリアはフロントフェンダーを片側20mm、リヤフェンダーを片側30mm拡大。ワイドなスタンス2,640mmとロングホイールベースが生み出す高速安定性。更にインテリアではドリフト走行時を考えたショートストロークのシフトレバーを採用、ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早いシフト操作を可能。GR車両専用に開発したFull TFTメーターを新規採用するなど非常に通常のカローラから大幅な変化とこれまでにない、スペックアップであるトヨタのモータースポーツに対する本気を感じさせる1台である。
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37061800.html
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38317737.html
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