トヨタは新型「GRスープラ」の一部改良を行い2022年10月に発売する。2022年7月20日から商談を開始する。
新型 GRスープラ 一部改良 2022年モデル について
今回は「GRスープラ」ステアリング、足回りの改良によるハンドリング性能、乗り心地性の向上。新たなボディーカラー(ボルカニックアッシュグレーメタリック、ドーンブルーメタリック、新色マットアバランチホワイトメタリック)を追加。2021年までは全グレード「8速AT」のみであったが新たに「3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボ」搭載モデル、グレード「RZ」に「6速MT」モデルをラインナップする。グレード「RZ」に新意匠鍛造19インチホイールを採用。グレード「RZ」「SZ-R」JBLプレミアムサウンドシステムのサウンドチューニング最適化により、音質を向上。限定50台抽選販売する特別仕様車「RZ“Matte White Edition(マット ホワイト エディション)”」を新たに設定した。
6速MT追加について
兄弟車となる「Z4」には現時点で6MTは採用されていない。しかし現在まで「GRスープラ」には搭載されてこなかった。しかし、日産の「フェアレディZ」がフルモデルチェンジを行い「新開発3リッターV6ツインターボエンジン(VR30DDTTエンジン)」に「6速MT」または「新開発の9速AT」を採用しており「フェアレディZ」対抗する形で導入する。
特別仕様車「RZ“Matte White Edition”」 2022年モデル
「スープラ」のRZグレード(6速MT)をベースにした特別仕様車「RZ“Matte White Edition(マット ホワイト エディション)”」 限定50台を抽選販売で抽選申し込みは7月20日~8月21日まで。Web限定で受け付け、9月より順次商談が開始。造形の力強さと、走りのイメージを際立たせる専用外板色「マットアバランチホワイトメタリック」、6速マニュアルトランスミッション、室内を上質で落ち着いた雰囲気に包む内装色「タン」の組み合わせた。助手席前“Matte White Edition”カーボンオーナメント、おくだけ充電、充電用USB端子(2.1A)。
新型 GRスープラ 一部改良 2022年モデル 価格グレードについて
グレード | エンジン | トランス ミッション | 価格(10%) |
---|---|---|---|
特別仕様車 RZ“Matte White Edition” | 直列6気筒 3.0L 直噴ターボ | 6速マニュアル | 7,890,000円 |
RZ | 直列6気筒 3.0L 直噴ターボ | 6速マニュアル | 7,313,000円 |
直列6気筒 3.0L 直噴ターボ | 8速スポーツ オートマチック | 7,313,000円 | |
SZ-R | 直列4気筒 2.0L 直噴ターボ | 8速スポーツ オートマチック | 6,013,000円 |
SZ | 直列4気筒 2.0L 直噴ターボ | 8速スポーツ オートマチック | 4,995,000円 |
新型 GRスープラ 特別仕様車「35周年記念車」2021年モデル
トヨタは新型「GRスープラ」の限定の特別仕様車「35周年記念車」「SZ-R“35th Anniversary Edition”」「RZ“35th Anniversary Edition”」を各35台限定で2021年8月6日に発表し発売。2021年8月6日~31日にWeb限定で受け付けを行い9月7日に抽選を実施する。
日本で「スープラ」(A70)が1986年から発売、日本発売35年を記念してトヨタは新型「GRスープラ」の限定モデルの特別仕様車「35周年記念車」を発売。グレード「RZ」「SZ-R」をベースにマットブラック塗装の「19インチ鍛造アルミホイール」を特別装備。表皮に「アルカンターラ®(SZ-R)」とレッドの本革を組みあわせたシートを採用。シート表皮をはじめ、インストルメントパネルやドアトリム、ステアリングホイールなど、随所にレッドテッチを施して、ブルーカラーで統一した仕様としている。
特別仕様車 RZ“35th Anniversary Edition”
ベース車両はRZで外板色マットストームグレーメタリック(特別設定色)をはじめ、本革シート(内装色レッドは特別設定色)、おくだけ充電を特別装備。マットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイール、助手席前インストルメントパネルに35周年記念カーボンオーナメントを特別装備。
特別仕様車 SZ-R“35th Anniversary Edition”
ベース車両はSZ-Rでスポーツブレーキ(レッド塗装のキャリパー)をはじめ、マットブラック塗装のドアミラー、アルカンターラ®+本革シート表皮(内装色イグニッションレッドは特別設定色)、スポーツアクセルペダル、スポーツブレーキペダルを特別装備。外板色は、ライトニングイエロー(オプション)を含む全5色を設定。マットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイール、助手席前インストルメントパネルに35周年記念カーボンオーナメントを特別装備。
新型 GRスープラ 特別仕様車「35周年記念車」スペック
スペック | GRスープラ 特別仕様車「35周年記念車」 | |
---|---|---|
全長 | 4,380mm | |
全幅 | 1,865mm | |
全高 | 1,290mm | 1,295mm |
ホイールベース | 2,470mm | |
グレード | SZ-R “35th Anniversary Edition” |
RZ “35th Anniversary Edition” |
エンジン | 2.0L直列4気筒 ツインスクロール ターボ |
3.0L 直列6気筒 ツインスクロール ターボ |
最高出力 | 190kW(258ps)/ 5,000-6,500rpm |
285kW(387PS)/ 5,800rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kgm)/ 1,550-4,400rpm |
500Nm(51.0kgm)/ 1,800-5,000rpm |
0-100km/h加速 | 5.2秒 | 4.1秒 |
トランス ミッション |
8速スポーツAT | |
駆動方式 | 2WD (FR) | |
乗車定員 | 2名 | |
最小回転半径 | 5.2m | |
タイヤ | FR 255/35R19 RR 275/35R19 |
FR 255/35R19 RR 275/35R19 |
車両重量 | 1,450kg | 1,520kg |
WLTC モード燃費 |
12.7km/L | 12.0km/L |
価格(10%) | 6,535,000円 | 7,835,000円 |
新型 GRスープラ 特別仕様車 RZ“Horizon blue edition” 2020年モデル
RZをベースにブルーをまとわせた特別仕様、販売台数を限定100台。外板色に新規採用色の「ホライズンブルー」を特別設定、マットブラック塗装の「19インチ鍛造アルミホイール」を特別装備。室内においても、表皮に「アルカンターラ®」とブラックの本革を組みあわせたシートを採用。シート表皮をはじめ、インストルメントパネルやドアトリム、ステアリングホイールなど、随所にブルーステッチを施して、ブルーカラーで統一した仕様としている。
スペック | 特別仕様車 RZ“Horizon blue edition” |
---|---|
全長 | 4,380mm |
全幅 | 1,865mm |
全高 | 1,295mm |
ホイールベース | 2,470mm |
エンジン | 3.0L 直列6気筒 ツインスクロール ターボ |
最高出力 | 285kW(387PS)/ 5,800rpm |
最大トルク | 500Nm(51.0kgm)/ 1,800-5,000rpm |
0-100km/h加速 | 4.1秒 |
トランス ミッション | 8速スポーツAT |
駆動方式 | 2WD (FR) |
乗車定員 | 2名 |
最小回転半径 | 5.2m |
タイヤ | FR 255/35R19 RR 275/35R19 |
車両重量 | 1,520kg |
WLTC モード燃費 | 12.0km/L |
価格(10%) | 7,413,000円 |
新型 GRスープラ 一部改良 2020年モデルについて
「GRスープラ」にはBMW製のエンジンで伝統的な3.0L 直列6気筒ターボを採用されている。今回の発表ではエンジン改良で、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用による圧縮比の変更を行った。RZの3.0Lエンジンの出力を285kW(387PS)/5,800rpm(従来型比+14%)に向上。さらに、フロント部にブレースを追加しボディ剛性の強化を図るとともに、サスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めた。
新型 GRスープラ 一部改良 日本モデルのスペック
スペック | 新型 GRスープラ A90 | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,380mm | ||
全幅 | 1,865mm | ||
全高 | 1,290mm | 1,295mm | |
ホイールベース | 2,470mm | ||
グレード | SZ | SZ-R | RZ |
エンジン | 2.0L直列4気筒 ツインスクロール ターボ |
3.0L 直列6気筒 ツインスクロール ターボ |
|
最高出力 | 145kW(197ps)/ 4,500-6,500rpm |
190kW(258ps)/ 5,000-6,500rpm |
285kW(387PS)/ 5,800rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/ 1,450-4,200rpm |
400Nm(40.8kgm)/ 1,550-4,400rpm |
500Nm(51.0kgm)/ 1,800-5,000rpm |
0-100km/h加速 | 6.5秒 | 5.2秒 | 4.1秒 |
トランス ミッション |
8速スポーツAT | ||
駆動方式 | 2WD (FR) | ||
乗車定員 | 2名 | ||
最小回転半径 | 5.2m | ||
タイヤ | FR 225/50R17 RR 255/45R17 |
FR 255/40R18 RR 275/40R18 |
FR 255/35R19 RR 275/35R19 |
車両重量 | 1,410kg | 1,450kg | 1,520kg |
WLTC モード燃費 |
13.1km/L | 12.7km/L | 12.0km/L |
価格(10%) | 4,995,000円 | 6,013,000円 | 7,313,000円 |
▶︎トヨタ 新型 GRスープラ 一部改良 2020年4月28日発表 10月発売
▶︎トヨタ 新型 GRスープラ 特別仕様車 RZ“Horizon blue edition” 2020年4月28日発表 10月発売
GRスープラについて
「スープラ」は2002年をもって生産と販売を終了しており、その後トヨタは2010年、スープラの名前を米国で商標登録していた。しかし、2014年1月下旬をもって、この商標登録が期限切れになった。そこで今回、トヨタは米国特許商標庁に、改めてスープラの名前を商標登録し、権利の帰属を明確にしている。欧州連合の商標を管理するEUIPO(European Union Intellectual Property Office:欧州連合知的財産庁)でもトヨタが「Supra」の名称を再度登録していたのが発見された。
新型「BMW Z4」はオープンカー(ロードスター)のボディ形式、新型スープラはクーペのボディ形式となる。新型スープラは基本的にはプラットホームやエンジンはBMWが担当し、エクステリアデザインやインテリアデザインはトヨタが独自に行なっている。新型BMW Z4と同様のエンジンもラインナップされる。6灯式LEDヘッドランプは超小型LEDランプユニットの採用。トヨタのみで開発を行うことは可能であったが、スポーツカーの開発コストは非常にかかる。更に販売台数も多くは見込めない。BMWと共同開発することでコスト削減を可能とし販売価格を抑えることができた。
新型 GRスープラ ボディサイズについて
スープラ A80型と比較して全長-140mm、全幅+55mm、全高+20mm、ホイールベース-80mmである。全長を短くしながらもスープラ A80型と同様にロングノーズ・ショートデッキのデザインは継いでいながらも現代的なスポーツカーに仕上げた。全長を縮める前後重量配分を50:50とし全幅を伸ばしたことで安定性を向上しボディ剛性も高めておりよりスポーティな走りが楽しめる。
サイズ | スープラ A80 | 新型スープラ A90 |
---|---|---|
全長 | 4,520mm | 4,380mm |
全幅 | 1,810mm | 1,865mm |
全高 | 1,275mm | 1290-1,295mm |
ホイールベース | 2,550mm | 2,470mm |
新型 GRスープラ エンジンについて
日本仕様のグレードはRZ、SZ-R、SZに最高出力:197ps、258ps、340psの3つのモデルを発売。RZグレードは、半数を超える販売店で、初年度分に予定していた注文予約台数に達すると発表された。
RZ 3.0L 直列6気筒ターボエンジン
上級グレードRZはBMW製のエンジンで伝統的な3.0L 直列6気筒ターボを採用。最高出力は340ps、最大トルクは45.9kgf.mとなる。
スペック | グレード:RZ |
---|---|
エンジン | 3.0L 直列6気筒 ツインスクロールターボ |
最高出力 | 250kW(340ps)/5,000-6,500rpm |
最大トルク | 500Nm(51.0kgm)/1,600-4,500rpm |
トランスミッション | 8速スポーツAT |
駆動方式 | 2WD (FR) |
0-100km/h加速 | 4.3秒 |
SZ 2.0L 直列4気筒ターボエンジン
スペック | グレード:SZ |
---|---|
エンジン | 2.0L直列4気筒 ツインスクロールターボ |
最高出力 | 145kW(197ps)/4,500-6,500rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/1,450-4,200rpm |
トランスミッション | 8速スポーツAT |
駆動方式 | 2WD (FR) |
0-100km/h加速 | 5.2秒 |
SZ-R 2.0L 直列4気筒ターボエンジン
スペック | グレード:SZ-R |
---|---|
エンジン | 2.0L直列4気筒 ツインスクロールターボ |
最高出力 | 190kW(258ps)/5,000-6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kgm)/1,550-4,400rpm |
トランスミッション | 8速スポーツAT |
駆動方式 | 2WD (FR) |
0-100km/h加速 | 6.5秒 |
新型 GRスープラのボディ合成はLEXUS LFAを上回る
フレームはアルミ素材を使用し、ボディにはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を採用し86の約2.5倍、LEXUS LFAを上回るものボディ剛性を実現!目標重量は約1500kg以下を目指している。
新型 GRスープラ サスペンション
新設計されたサスペンションを搭載。フロントにはダブルジョイントスプリングストラット式、リヤ はマルチリンク式を採用。一部グレードにアダプティブバリアブルサスペンションシステムを搭載。路面状況に応じて4輪のショックアブソーバー減衰力を最適に制御し走りと乗り心地を両立した。
新型 GRスープラ ボディカラー全8色
ホワイトメタリック
シルバーメタリック※
アイスグレーメタリック※
ブラックメタリック
プロミネンスレッド
ライトニングイエロー※(+32,400円)
ディープブルーメタリック※
マットストームグレーメタリック※2(+345,600円)
※1SR-Z RZのみ
※2RZのみ
「ストームグレーマットメタリック」は、生産量が極めて限られており、抽選販売になる。
新型 GRスープラ Toyota Supra Sense を搭載
フロントガラスの上部にカメラを設置。昼間の歩行者に加え自転車の運転者を検知し、衝突回避支援または被害低減を図る(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)Toyota Supra Sense を搭載。「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」に該当する。
Toyota Supra Safety
プリクラッシュセーフティ (歩行者[昼]自転車運転者[昼]検知機能付 衝突回避支援タイプ) 前方の車両、歩行者、自転車運転者などをミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト、ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポート。
レーンディパーチャーアラート 車線を逸脱しそうな際にステアリング操作をアシストする。
ブラインドスポットモニター 隣車線の死角を走る車両を検知する。
予防安全
アダプティブハイビームシステム ハイビームで走行しながら上段3個・下段3個(片側)のLEDを個別に制御し、照射エリアと遮光エリアに細かく配光。対向車や先行車に直接ハイビームを当てないように部分的に遮光。
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)前方車両の追従走行を支援する。
クリアランスソナー(後方緊急ブレーキ付)自車周囲の障害物を超音波センサーで検知。後退時、障害物と衝突の危険性がある場合に警告やブレーキ制御を行います。
カラーバックガイドモニター 後方の映像を画面に表示し、車庫入れをサポート。「車幅確認線」「旋回予想線」「検知物表示」をナビ画面に表示。
リヤクロストラフィックアラート 駐車スペースから後退する際に、左右後方から接近してくる車両を検知。ドライバーに注意を喚起。
Toyota Supra Connect DCMパッケージ 全車標準搭載
車載通信機DCMを全車標準搭載し、スープラ専用のコネクティッドサービス「Toyota Supra Connect」を提供。専用のスマホアプリなどから車両の遠隔操作、確認ができる「リモートサービス」やバッテリーの電圧低下を自動的にメールでお知らせする「バッテリーガード」、運転中に端末に触れることなくiPhoneを操作することができるApple CarPlay®に対応。
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37239595.html
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/37543732.html
スープラ
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/supra/35thanniversary/