最近では、日本車から海外モデルまで多くのモデルで個性的な丸目ヘッドライトを採用しているクロスオーバーSUVが多くある。2023年現在で販売されている車種をまとめてみた。多くの車種が人気車種なので興味がある人は是非チェックしてもらいたい。
トヨタ ランドクルーザー250
トヨタはクロスカントリーSUV「ランドクルーザー プラド」のフルモデルチェンジを行い「ランドクルーザー250(ランクル250)」として2023年8月2日正式発表した。
トヨタ ランドクルーザー250 エクステリア について
エクステリアデザインでは、高い走行性能の提供に寄与する「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」を本格オフローダーとして表現。高い走破性と冒険心をくすぐる外観でありつつ、あらゆる道でドライバーが快適に運転できるデザインとしている。横から見ると、「ランドクルーザー250」はほとんど「70シリーズ」トヨタ ランドクルーザーを彷彿とさせる。ミラーはやはり昔ながらのクルーザーのように大きく箱型になっている。背面に移っても、シンプルなデザインが保たれている。大きなリアウィンドウの下にはフルレングスのライトバーがあり、新標準のパワーテールゲートとは独立して開くことができる。ランドクルーザー"250"(プロトタイプ)のボディサイズは全長4,925mm、全幅1,980mm、全高1,870mm、ホイールベースは2,850mm。従来型プラドと比較して、全長で+100mm、全幅で+95mm、全高で+20mm、ホイールベースで+60mm、拡大した。
新型「ランドクルーザー250」デザインには、2つの顔をなんと設定、ベースモデルは3連LEDヘッドライトを採用、「1958」グレードは丸形ヘッドライトのデザインを採用している。
ベースグレード「ランドクルーザー250」 エクステリア
「1958」グレード「ランドクルーザー250」エクステリア
トヨタ ランドクルーザー250 インテリア について
インテリアは旧型に比べ現代風へと進化しメーターなどには液晶パネルを採用する。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキ (ホールド機能付き)を採用。オフロード走行時の全方位における視認性などの機能性に配慮しつつ、使い勝手に優れた様々な機能を備え、どのような環境の中でも、お客様へ安心感をもたらすモダンで快適な室内空間をご提供。さらに新設計のインテリアレイアウトと最大7人乗りの座席を備えている。「12.3インチのデジタルインストルメントクラスター」と中央の HVAC 通気口は、ワイヤレス Apple Carplay と Android Auto を備えた大型の「12.3インチのインフォテインメントシステム」に対応するために、ダッシュボードのかなり低い位置に移動。エアコンとオーディオの物理的なコントロールはまだありますが、車両のオフロード機能用の専用ボタンがギアセレクターの近くにある。
ベースグレード「ランドクルーザー250」インテリア
「1958」グレード「ランドクルーザー250」インテリア
トヨタ ランドクルーザー250 スペック
スペック | ランドクルーザー 250 | ランドクルーザー 250 |
---|---|---|
全長 | 4,925mm | 4,925mm |
全幅 | 1,980mm | 1,980mm |
全高 | 1,870mm | 1,870mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
エンジン | 2.7L 直列4気筒 直噴 エンジンD-4 | 2.8L 直4 クリーン ディーゼル エンジン |
最高出力 | 163ps/ 5200rpm | 150kW(204ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 25.1kgm/ 3800rpm | 500Nm(51.0kgm)/ 1,600-2,800rpm |
トランス ミッション | 6 Super-ECT | Direct Shift-8AT |
駆動方式 | 4WD | 4WD |
WLTCモード燃費 | -km/L | 12.0km/L |
乗車定員 | 5〜7名 | 5〜7名 |
予想価格 | 495万円~ 600万円 | 550万円 〜 660万円 |
トヨタ ランドクルーザー70
「ランクル70」は2004年に生産が中止となったが、2014年8月25日から2015年6月30日までの期間限定で販売し10年ぶりに再販をした。2023年から2024年は発売から40周年であり再再販となる。約9年ぶりの再再販を日本モデルは2023年11月発売。
前回の復刻モデルはプラドと同じV6DOHC 4L エンジンが搭載、最高出力:170kW(231PS)/5200rpm、最大トルク:360Nm(36.7kgm)/3800rpmであったが、今回はこのエンジンではなく、同じくプラドに採用している日本で厳しい排ガス規制をクリアしている待望のクリーンディーゼル「2.8L 直4 DOHCクリーンディーゼルエンジン」最高出力150kW(204ps)/3,400rpm、最大トルク500Nm(51.0kgm)/1,600-2,800rpmを採用する。
ランドクルーザー70 エクステリア について
エクステリアは再販モデルと同様にヘッドライトは丸目を採用し力強いデザインとした。オーストラリアで発売されたランドクルーザー70シリーズ70周年記念特別版と同様にフロントグリルを「TOYOTA」することで以前の再販モデルと異なるエクステリアとなる。
ランドクルーザー70 インテリア について
インテリアは再販モデルからステアリングホイール、シフトノブ、スピードメーターを変更し現代モデルに近いデザインに変更されている。
ランドクルーザー70 スペックについて
スペック | ランドクルーザー70 バン |
---|---|
全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,920mm |
ホイールベース | 2,730mm |
エンジン | 2.8L 直4 DOHC クリーン ディーゼルエンジン 1GD-FTV |
最高出力 | 150kW(204ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 500Nm(51.0kgm)/ 1,600-2,800rpm |
変速機 | 6AT(6 Super ECT) |
駆動方式 | 4WD |
メルセデス・ベンツ Gクラス
Gクラスはダイムラーがメルセデス・ベンツブランドで展開しているSUVである。1979年登場。NATO正式採用という実績も持つもともと軍用車両であったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジさせたものが、現在のGクラスの源流である。およそ四半世紀に及び、いくどものマイナーチェンジを受けているが、エンジンとインテリアを除く基本的部分については当初の設計を受け継いでおり発売当初から基本コンポーネントは変わっていない。
メルセデス・ベンツ Gクラス について
メルセデス・ベンツはGクラスの、長い歴史の中で最も大幅に改良され北米での販売となりその後日本をはじめ世界各国で販売を開始する。日本では2018年6月6日受注開始。納車は8月下旬以降を予定する。価格:1562万円~2035万円。今回の大幅改良はキープコンセプト&先進技術を多数装備する。2012年のコンセプトモデルMercedes-Benz Ener-G-Force Conceptを元にデザインされている。独立懸架の新しいフロントのサスペンションやトラックの拡大。電気機械式ステアリング、ステレオカメラを搭載した最新の安全運転支援システムの採用。アルミニウム素材の多用による約200〜400kgもの軽量化。ボディを100mmも拡幅する。新開発3.0L 直列6気筒ユニットを搭載する。インテリアは新型EクラスとSクラスのように、ドライバーの視界にバーチャル・インストゥルメントを表示する大型ディスプレイ・スクリーンとセンター・コンソール上の中央ディスプレイの形を取った代替インストルメント・パネルがオプションとして用意。2つの12.3インチディスプレイは、共有のガラスカバーの下にあるワイドスクリーンコックピットに視覚的に融合。ドライバーは、「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類のディスプレイの中から選択が可能。ドイツのハイエンドオーディオ専門メーカー、ブルメスター社と共同開発したサウンドシステムが、自然で表情豊かな究極の音響空間を実現し、聴覚を満たします。16個のハイパフォーマンススピーカーと9チャンネルのアンプによる大出力を誇るオーディオシステム 圧倒的な出力を誇る5.1チャンネルサラウンドシステムの「Burmester®ハイエンド3Dサラウンドサウンドシステム」を設定。後部座席は、60,40、または100%に折り畳むことができ、Gクラスのシートには、運転席のメモリ機能、シートヒーターのフロントとリア、フロントの豪華なヘッドレストなど、多くの便利機能が標準装備。
新型Gクラス エクステリア
新型Gクラス インテリア
12.3インチ高解像度ディスプレイを2基装備、ステアリングホイールに新型タッチコントロールを採用。エナジャイジングコンフォートコントロール搭載 (温度、マッサージ、照明、音楽などを結びつけ管理)2列目シートは6:4分割シートで足元の広さは旧型Gクラスよりも150mm拡大した。
Gクラス プラットフォーム
Gクラス サイズについて
スペック | 新型Gクラス | |
---|---|---|
全長 | 4,660mm | |
全幅 | 1,930〜1,985mm | |
全高 | 1,975mm | |
ホイールベース | 2,890mm | |
エンジン | V型8気筒4.0L 直噴ツインターボエンジン 「M176」型 |
V型8気筒4.0L 直噴ツインターボエンジン 「M177」型 |
最高出力 | 310kW(422ps)/ 5,250〜5,500rpm |
430kW(585ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 610Nm(62.2kgm)/ 2,000〜4,750rpm |
850Nm(86.7kgm)/ 2,500〜3,500rpm |
トランスミッション | 9速AT「9G-TRONIC」 | |
駆動方式 | 4WD | |
乗車定員 | 5名 | |
JC08モード燃費 | 7.9km/L | 6.6km/L |
ランドローバー ディフェンダー
世界で最も技術的に進歩したオフロード車として開発。新しいボディ構造とまったく新しいテクノロジーと実績のあるハードウェアを組み合わせた。
新しいD7xアーキテクチャに基づいて軽量オールアルミニウムモノコック構造「オールアルミニウムD7xプラットフォーム」を採用。従来のフレーム上のボディデザインの3倍の剛性となる。完全に独立したサスペンションを採用。
エクステリアはスクエアホイールアーチと新しいLEDヘッドライトと垂直テールライトによって、タフさと高級感を出した。18インチの白塗装プレススチールリムから22インチのルナ合金まで、12種類のホイールデザインを選択できる。
インテリアにはデジタルインストルメントパネル、中央のタッチスクリーンには、「次世代 Land Rover Electronic Vehicle Architecture(EVA 2.0を搭載したヘッドアップディスプレイ)」を搭載。
フロントロウセンターシート(ジャンプシート)は「First Edition Defender 90」では標準、「Defender 110」ではオプションとなる。「Defender 110」は5、6人または5 + 2の座席。「Defender 90」は6人乗り、6座席である。
3つのインテリアカラーの組み合わせと異なるインテリア仕上げオプション。「S」および「SE」トリムにはグレインレザーと耐久性のある堅牢なテキスタイルを組み合わせ。「HSE」モデルは、ハイグレードのウィンザーレザーを提供。、ディフェンダーXは、ウィンザーレザーとスチールカットプレミアムテキスタイルアクセントを組み合わせて、耐久性を強化。
「Defender 110」 地上高291 mm、アプローチ、ブレークオーバー、およびデパーチャーアングル(けん引アイカバーを外したオフロードの高さ)がそれぞれ 38、28、40度。最大牽引能力は3,720 kg。最大積載量900kg、最大ルーフ静荷重300kg、最大ルーフ動荷重168kg、最大渡河水深900mm。
ランドローバー ディフェンダー 搭載エンジンについて
P300(日本導入モデル) 2.0L 4気筒 ターボチャージャー付きガソリンエンジン、最高出力296hp(300 PS)、7.7秒の0-60 mph時間を可能にします(8.1秒で0-100 km/h)8スピードZFオートマチックトランスミッションとツインスピードトランスファーボックスの組み合わせ。
D300(日本導入モデル)「110」最新の3.0L 直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(MHEV)最高出力221kW/300PS、最大トルク650Nmを導入し、新たなグレードとして最上級の「X」と、「DEFENDER」のタフさやダイナミックさを強調する内外装を採用した「X-Dynamic」を2021年モデルに追加。
P400 3.0L 6気筒 ツインスクロールターボチャージャーの48V マイルドハイブリッド(MHEV)最高出力395 hp(400 PS)最大トルク406 lb-ft(550 Nm)5.8秒で0から60 mph(0-100 km/h6.1秒)。8スピードZFオートマチックトランスミッションとツインスピードトランスファーボックスの組み合わせ。
D200 最高出力197hp(200 PS)、D240 最高出力237hp(240 PS)来年、プラグインハイブリッドパワートレインがラインナップされる。
ランドローバー ディフェンダー 日本モデル スペック
スペック | DEFENDER 90 | DEFENDER 110 | |
---|---|---|---|
全長 | 4,583mm | 5,018mm | |
全幅 | 2,008mm | ||
全高 | 1,974mm | 1,967mm | |
ホイール ベース |
2,587mm | 3,022mm | |
モデル | P300 | D300 | |
エンジン | 2.0L直列4気筒 ガソリンターボ |
3.0L直列6気筒 ディーゼル |
|
最高出力 | 221kW(300ps)/ 5,500rpm |
221kW(300ps)/ 4,000rpm |
|
最大トルク | 400Nm/ 1,500-4,000rpm |
650Nm/ 1,500-2,500rpm |
|
トランス ミッション |
8AT | ||
駆動方式 | AWD(4WD) | ||
0-100km/h 加速 |
8.0秒 | 8.1秒 | 7.0秒 |
乗車定員 | 5名 | 5/7名 |
ジープ レネゲード
全く新しいSUVとしてデビューしたレネゲードは、ジープブランドが初めて、小型SUV市場に参入するために開発されたモデル。フィアットと共同で開発し、リリースを予定のFiat 500Xと共同開発された。モデルサイズはコンパクト。
ジープ レネゲード マイナーチェンジ
ジープはコンパクトSUV「レネゲード」のマイナーチェンジ2023年モデルを行い2022年に発売開始する。8.4インチのインフォテインメント画面、新しい最新のステアリングホイール、および完全にデジタル化された計器クラスターがを採用する。
三菱 デリカミニ
軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」をベースにしたよりSUVテイストとしたオールラウンダーワゴンである。「デリア D:5」により近いデザインはエクステリアに変更。現在もデザインは近しい部分が多いがより大型グリルや新世代ダイナミックシールドを採用することでイメージを変える。ヘッドライトには半円形のLEDデイライトを内蔵したヘッドライトを組み合わせ。前後バンパーもデリカらしデザインに変更。
新型プラットホームを採用。専用オフロードタイヤを採用、車高もアップしSUVらしさを出している。更にマイルドハイブリッド車もラインナップ、路面に応じた走りを実現するフルタイム4WD、滑りやすい道での発進をサポートする、「グリップコントロール」を搭載。急な下り坂もブレーキ制御で安心して走行。ヒルディセントコントロール[HDC]を採用。パッケージ化した「e-Assist」を標準搭載し「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」「車線逸脱警報システム(LDW)」「車線逸脱防止支援機能(LDP) 」「踏み間違い衝突防止アシスト」「オートマチックハイビーム(AHB)」更に、「MI-PILOT(マイパイロット)システム」をオプション選択可能。両側パワースライドドアに後部座席の開口幅は650mmもある。「ハンズフリーオートスライドドア」を採用。
デリカミニ エクステリアデザイン
軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」をベースにしたよりSUVテイストとしたオールラウンダーワゴンである。「デリア D:5」により近いデザインはエクステリアに変更。現在もデザインは近しい部分が多いがより大型グリルや新世代ダイナミックシールドを採用することでイメージを変える。ヘッドライトには半円形のLEDデイライトを内蔵したヘッドライトを組み合わせ。前後バンパーもデリカらしデザインに変更。新型プラットホームを採用。専用オフロードタイヤを採用、車高もアップしSUVらしさを出している。15インチアルミホイールを採用。
デリカミニはマイルドハイブリッド車
日産の「ルークス」と「ekスペース」をベースにしているため「デリカミニ」にもライバルの「タント」「N-BOX」にはない「マイルドハイブリッド」を採用している。そのため他社と比べてもWLTCモード燃費はとてもいい。
スペック | デリカミニ |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,495mm |
モデル | ターボ車 |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒 DOHC インタークーラーターボ +モーター |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 5,600rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/ 2,400rpm~4,000rpm |
モーター 最高出力 | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター 最大トルク | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT (エクストロニック) |
駆動方式 | 4WD |
車両重量 | 1000kg〜1100kg |
JC08モード燃費 | 21.8km/L〜 23.2km/L |
WLTCモード燃費 | 15.8km/L〜 17.2km/L |
スズキ ジムニーについて
1970年(昭和45年)から市販している軽自動車のオフロード四輪駆動車である。ジープ以来の伝統的な四輪駆動車の構成を固持する、小型で軽量のパートタイム4WD車である。ジムニーという車名は四駆車の先駆けである「ジープ」と、小さいことを示す「ミニ」ちっぽけ・とても小さいという意味の「ティニー」を組み合わせて名付けられた。今なお強度と耐久性を重視したはしご型フレーム(ラダーフレーム)を使い続け、サスペンションも前後とも固定軸を用いている。これは現代の自動車において乗用車のみならず、オフロード車であっても車台のモノコック化、サスペンションの独立懸架化が進んでいる。今日にあって独自かつ稀有な存在である。
また、ジムニーは災害時に最強の車としても有名であり様々な動画が上がっており様々な場面で活用が可能な上記の通り強度と耐久性を重視したはしご型フレーム(ラダーフレーム)を使い続け、サスペンションも前後とも固定軸(リジッド式)ローレンジ付きパートタイム4WDを用いていることが最大の要因である。
スズキは新型ジムニーのフルモデルチェンジ 4代目を2018年7月5日に発売した。新型「ジムニー シエラ」も同日発売された。エクステリアはキープコンセプトよりも原点回帰し角ばったボディデザインになり、新型ハスラーと同様の丸目のヘッドライトを採用。ボディカラーにはブラックの2トーンカラーをラインナップ。オフロードタイプのモデルとなり、旧型同様に強度と耐久性を重視したはしご型フレーム(ラダーフレーム)、3リンクリジェッドサスペンション、副変速機(ローレンジ)付きパートタイム4WDを採用したモデル。更に予防安全装備「デュアルセンサーブレーキサポート」を採用しジムニーとして安全技術を初採用した。走行中に2WDから4WD(4H、4WD高速)の切りかえがスイッチ式で快適に行なえるドライブアクション4×4を搭載する。
今や新型ハスラーともデザインは似ているがジムニーは初代モデルから一貫してラダーフレームを採用し続けており、現在ラダーフレームを採用している旧型モデルの軽自動車は、世界全体で見てもジムニー位しか存在してい。(軽トラックを除く)骨格はラダーフレームを採用、エンジン縦置のFRレイアウトを採用。また、海外や日本国内でも多く耳にするのが、メルセデス・ベンツのGクラスの小型版だとも言われている。
ジムニー エクステリア
ボディカラーには白または黒のツートンカラーをラインナップしている。オリジナルのパーツを組み合わせることができそうだ。2017年12月22日にスズキは国内生産体制の見直しについて発表。ジムニーが2018年上期中に磐田工場から湖西工場へ移転、生産追加となる予定で新型ジムニーの生産が開始される。
ジムニー インテリア
インパネ周りは現代風に一新、メーターは独立2眼式を採用。真ん中の細長い縦長部分にはマルチインフォメーション液晶パネルを採用した。カーナビを中心とした作りとなりオートエアコンをはじめ多数の変更が行われる。大型マルチインフォメーションディスプレイをはじめ多数の変更が行われる。シートアレンジも可能で旧型ではできなかったフルフラットにすることも可能だ。車内長は最大1795mm。
新開発ラダーフレーム
本格4WDを象徴するラダーフレーム構造を採用。新開発ラダーフレームにXメンバーを採用、前後にクロスメンバーを採用することでねじり剛性を旧型比で約1.5倍に高めることに成功。ボディーマウントゴムを大型化しフレームから車体に伝わる振動を軽減した。
パートタイム4WD
副変速機(ローレンジ)付きパートタイム4WDを初代から新型に到るまで採用。路面状況に合わせて2WD、4WDの切り替えを任意で行える。
3リンクリジェクドアクスル式サスペンション
左右の車輪をダイレクトにつなぐ「3リンクリジェクドアクスル式サスペンション」は凸凹路面に優れた操作性と大きな対地クリアランスを確保。最低地上高を205mmと十分に確保し「アプローチアングル」「ランプブレークオーバーアングル」「デバーチャーアングル」に対しバンパーやアンダーボディが障害物に接触しにくくしている。サイドアンダーミラー付きドアミラー、ヒーテッドドアミラー。
安全装備
デュアルセンサーブレーキサポートを搭載し、単眼カメラ+レーザーレーダーの強みを活かして自動ブレーキ機能などをはじめとする様々な機能で危険を回避する。ボディには軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]を採用。プリテンショナー機構とフォースリミッター機構(シートベルト)やSRSエアバッグ、4輪ABS(アンチロックブレークシステム)、ラッチスタートシステム(MT車限定)などを採用する。
ジムニー スペック について
サイズ | 新型ジムニー |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,715mm |
ホイールベース | 2,250mm |
最低地上高 | 205mm |
フロントトレッド | 1,205mm |
リアトレッド | 1,405mm |
最小回転半径 | 4.8mm |
タイヤ | 175/80R/16 |
荷室幅 | 1,300mm |
荷室高 | 850mm |
荷室床面長 | 980mm(2名乗車) |
荷室床面長 | 240mm(4名乗車) |
荷室開口幅 | 1,015mm |
荷室開口高 | 850mm |
ジムニーのエンジンについて
新型ワゴンRに搭載されているR06A型 660CC エンジンを搭載する。しかし、ジムニー専用チューニングを行っており最高出力を52psから64psへアップさせている。
エンジン | R06A型 658cc 直3 DOHC インタークーラーターボ |
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最大出力 | 47kW(64ps)/6,000rpm |
最大トルク | 96Nm(9.8kgm)/3,500rpm |
トランスミッション | 4AT/ 5MT |
駆動方式 | 4WD(パートタイム4WD搭載) |
乗員定員 | 4人 |
車両重量 | 1,040kg(4AT) 1,030kg(5MT) |
WLTCモード:燃費 | 13.2 km/L (4AT) 16.2km/L (5MT) |
まとめ
いかがでしょうか?なんと軽自動車から大型車までどれも個性的でかっこいいしかも有名な車種ばかり丸目ヘッドライトを採用しているのがよくわかりました。もしかしたら、今後のトレンドにもなるかもしれないヘッドライトデザインかもしれません。あまり車に詳しくない人はあれ?同じ車かなときっと勘違いする車種もあるかもしれません。