本田技研工業とヤマト運輸は、交換式バッテリを用いた軽EV(電気自動車)の集配業務における実証を2023年11月から開始すると2023年10月19日発表した。交換式バッテリーを動力源に走行するホンダの軽EV「MEV-VAN Concept(エムイーブイバン コンセプト)」を使用。
2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日(土)から)、東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」のHondaブースで展示を予定しています。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」専用の特別デザインでの展示する。
交換式バッテリーを動力源に走行するHondaの軽EV「MEV-VAN Concept」
今回の実証で使用する軽EV(電気自動車)ホンダの「MEV-VAN Concept」は、交換式バッテリーであるモバイルパワーパック8本を搭載した電動パワーユニットで走行する、軽EVのコンセプトモデル。日中に太陽光で発電した再エネ電力を充電した交換式バッテリーを使用することで、充電による待機時間の削減や電力使用ピークの緩和など、より効率的なエネルギーマネジメントの実現に貢献。
Hondaの軽EV「MEV-VAN Concept」実証内容
集配業務における実用性や車両性能
- バッテリーレイアウトを含む集配業務における車両の使い勝手や、航続可能距離などバッテリー交換作業と現場オペレーションの両立性
- 登坂時や積載量の多い場合など、集配業務におけるさまざまな条件下で必要とされる動力性能
太陽光発電による再エネ電力の有効活用
交換式バッテリー運用における各種基礎データの取得・検証
- 集配業務を通じたバッテリーの耐久性
- 日々の集配業務における車速、アクセルやブレーキなどドライバーの運転操作や、空調による電力消費量、走行後の充電量や充電時間帯などの各種基礎データの取得
- 複数のEV運用を想定した充電オペレーションとエネルギーマネジメントの実現性
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→ホンダ 新型軽商用「N-VAN」ベースの軽商用 EV(電気自動車) 航続距離200km 100万円台から 2024年春に発売
ホンダニュースリリース
https://global.honda/jp/news/2023/p231019b.html
JAPAN MOBILITY SHOW 2023