レクサスは、2021年の全世界販売実績を発表し合わせて、BEV専用(バッテリー電気自動車)モデル「RZ」を今春発表すると2022年2月1日に発表した。「RZ450e」は2020年8月6日に日本の特許庁に更新申請(商願2020-97469)している。2020年8月7日(現地時間)に米国特許商標庁(USPTO)に商標を申請(90099987)している。
新型 BEV専用モデル「RZ」
レクサスの「RZ」は電気自動車(EV)のコンセプトモデル「LF-30 Electrified」を世界初公開したがこれを市販化させてモデル。特許庁にも申請されており型式は 「RZ450e」 となる。「RZ450e」の「e」はレクサスで先に発表されている「UX300e」と同様に電気自動車を表している。すでに発表されているトヨタの「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」と「SOLTERRA(ソルテラ)」をベースにしたLEXUS最初のe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用する。エクステリアはLEXUS独自のデザインを採用し新世代モデル「NX」から始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、相応しい力強さと存在感、さらに洗練さを兼ね備えたプロポーションを実現する。
e-TNGA
BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求しました。従来車から乗り換えても、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜きました。実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用。SUBARUのAWD技術、X-MODEを採用(AWD車)。また、X-MODEの新たな機能としてGrip-Controlを新開発し搭載。
レクサスニュースリリース