ホンダは「フィット」のマイナーチェンジを行い2022年10月7日に発売する。RSのガソリンモデルは11月10日発表予定。
新型 フィット マイナーチェンジ について
現在は「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「LUXE(リュクス)」「CROSSTAR(クロスター)」と異なる5タイプを採用。今回の一部改良により「NESS(ネス)」を廃止。先代モデルでラインナップされていた新グレード「RS」を追加ラインナップ。「RS」はスポーツグレードとなるがバンパーデザインは通常モデルよりもスタイリッシュなデザインを採用し印象を変える。

更にボディカラーに新色を追加ラインナップする。2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」は、モーター出力のアップとともに、アクセルの応答性も向上し、よりパワフルな走りを提供。エンジンライナップを変更。1.3L DOHC i-VTEC エンジンを1.5L 直噴 DOHC i-VTECエンジンに変更し快適性と燃費を兼ね備える。






進化した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備。従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能が新たに標準設定されました。またブラインドスポットインフォメーション、後退出庫サポートも新たに追加、タイプ別設定とした。
新型フィット マイナーチェンジ スペック について
1.3L DOHC i-VTEC エンジンを1.5L 直噴 DOHC i-VTECエンジンに変更したことで最高出力と最大トルクがアップしたことでより快適な走りが可能となった。
スペック | 新型フィット | |
---|---|---|
全長 | 3,990mm(4,090mm) | |
全幅 | 1,695mm(1,725mm) | |
全高 | 1,515〜1,565mm(1,545mm) | |
ホイールベース | 2,530mm | |
エンジン | 1.5L i-VTECエンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
最高出力 | 96kW (131PS)/ 6,600rpm |
72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 155Nm (15.8kgfm)/ 4,600rpm |
127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 |
– | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク |
– | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション |
CVT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD |
2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | |
JC08モード燃費 | – | 38.6km/L(2WD) 30.8km/L(4WD) |
WLTCモード燃費 | 20.2km/L(2WD) 18.2km/L(4WD) |
29.4km/L(2WD) 24.0km/L(4WD) |
新型 フィット マイナーチェンジ 価格グレード
グレード「NESS」を廃止。
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
BASIC | 1.5L 直列4気筒 DOHCエンジン |
CVT | 2WD | 1,592,800円 |
4WD | 1,790,800円 | |||
HOME | 2WD | 1,826,000円 | ||
4WD | 2,024,000円 | |||
CROSSTAR | 2WD | 2,072,400円 | ||
4WD | 2,270,400円 | |||
LUXE | 2WD | 2,149,400円 | ||
4WD | 2,314,400円 | |||
RS | 2WD | 1,959,100円 | ||
e:HEV BASIC | 直列4気筒DOHC 1.5L+ i-MMD (e:HEV) |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 1,997,600円 |
4WD | 2,195,600円 | |||
e:HEV HOME | 2WD | 2,175,800円 | ||
4WD | 2,373,800円 | |||
e:HEV CROSSTAR | 2WD | 2,422,200円 | ||
4WD | 2,620,200円 | |||
e:HEV LUXE | 2WD | 2,346,300円 | ||
4WD | 2,664,200円 | |||
e:HEV RS | 2WD | 2,346,300円 |
フィットについて
ホンダは新型フィットのフルモデルチェンジを行い2020年2月14日に発売する。「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用。クロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。「ホンダ コネクト」日本で初採用した。
エクステリア
4代目となる新型フィットは旧型同様にキープコンセプトとし、全長を伸ばし、室内空間を更に広げ使い勝手を向上させる。新型フリードまではいかないが全長3,995mmとなる。「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「LUXE(リュクス)」「CROSSTAR(クロスター)」と異なる5タイプを採用。NESSはスポーツタイプ。フィットネスからきている。HOMEは居心地のいい家をイメージしてある。
新型「フリード」と同様に唯一、他グレードより最低地上高を5mm~25mmアップ、全長4,090mm、全幅1,725mmした3ナンバーサイズのクロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。「クロスター」は専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドル、ドアミラーにシルバー塗装、サイドシルガーニッシュはブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加。






インテリア
インテリアパネルは水平・直線基調のデザインとし、車内からはワイパーを見えにくくすることで視界を良くした。実車に乗るとわかるがワイパーなどが視界に入らない位置に設置されており視界がより良くなった印象を受けた。
フロントピラーを従来とは異なる断面構造とし、万が一の衝突時にはボディーへ荷重を流す構造を採用。フロントAピラーが本当に細く少し違和感まで感じてしまうほどだが確かに右折、左折時の視界においては妨げが少ないだろう。インテリアのフロントシートには上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した、新世代の「ボディースタビライジングシート」を採用し長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造とした、「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる。「テレスコピック&チルトステアリング機構」を採用したことで大きい方から小さい方までベストなポジションで運転が可能となる。「パーキングブレーキシステム」を採用しリアバンパーに4つのセンサーを配置し後方の障害物を感知して音と表示でお知らせする。後部座席は初代からセンタータンクレイアウトを採用しており広い印象がある。



先進装備
ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を日本初搭載。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。
先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、フロントワイドビューカメラを新採用、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、Hondaとして初めて「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加、全車標準装備とした。
旧型は「SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム」を搭載しJC08モード燃費を37.2km/Lであるが、1.5L i-VTECエンジン+「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用しJC08モード燃費38.6km/L達成させる。ホンダ史上最高燃費となる。
フィット スペックについて
スペック | 新型フィット | |
---|---|---|
全長 | 3,990mm(4,090mm) | |
全幅 | 1,695mm(1,725mm) | |
全高 | 1,515〜1,565mm(1,545mm) | |
ホイールベース | 2,530mm | |
エンジン | 1.3L i-VTECエンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 6,000rpm |
72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 118Nm(12.0kgfm)/ 5,000rpm |
127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 |
– | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク |
– | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション |
CVT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD |
2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | |
JC08モード燃費 | 24.2km/L(2WD) 22.0km/L(4WD) |
38.6km/L(2WD) 30.8km/L(4WD) |
WLTCモード燃費 | 20.2km/L(2WD) 18.2km/L(4WD) |
29.4km/L(2WD) 24.0km/L(4WD) |
価格 | 1,557,600円〜 2,186,800円 |
1,997,600円〜 2,536,600円 |
フィット 価格 グレードについて
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
BASIC | 1.3L 直列4気筒 DOHCエンジン |
CVT | 2WD | 1,557,600円 |
4WD | 1,755,600円 | |||
HOME | 2WD | 1,718,200円 | ||
4WD | 1,916,200円 | |||
NESS | 2WD | 1,877,700円 | ||
4WD | 2,075,700円 | |||
CROSSTAR | 2WD | 1,938,200円 | ||
4WD | 2,136,200円 | |||
LUXE | 2WD | 1,977,800円 | ||
4WD | 2,241,800円 | |||
e:HEV BASIC | 直列4気筒DOHC 1.5L+ i-MMD (e:HEV) |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 1,997,600円 |
4WD | 2,195,600円 | |||
e:HEV HOME | 2WD | 2,068,000円 | ||
4WD | 2,266,000円 | |||
e:HEV NESS | 2WD | 2,227,500円 | ||
4WD | 2,425,500円 | |||
e:HEV CROSSTAR | 2WD | 2,288,000円 | ||
4WD | 2,486,000円 | |||
e:HEV LUXE | 2WD | 2,426,600円 | ||
4WD | 2,591,600円 |
ホンダは新型「フィット」にModulo Xモデルをラインナップし「FIT e:HEV Modulo X」を2021年6月3日発表し、6月4日発売する。価格2,866,600円。

ホンダは、新型「フィット」を一部改良、更に20周年特別仕様車を設定、Modulo Xモデルをラインナップし「FIT e:HEV Modulo X」して2021年6月3日発表、6月4日に発売する。
フィット 一部改良
今回のモデルチェンジでは、車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」のコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をさらに進化。通信機能を使いナビゲーションシステムの地図を最新の内容に自動更新できる「自動地図更新サービス」に加え、車内での楽しさ・快適さが広がる多彩なアプリを提供する「Honda アプリセンター」、Wi-Fiスポットとして車内でインターネット接続が楽しめる「車内Wi-Fi」などの機能を搭載。コンパクトな車体に合わせて専用設計された独自の「プレミアムオーディオ」を新たに設定。ボディーカラーには新色のローズゴールド・メタリックを追加、NESS専用のアクセント2トーンカラーをオレンジに変更。
フィット 20周年特別仕様車
今回、20周年を記念して追加販売する特別仕様車「Casa」・「Maison」の2タイプは、どちらもe:HEV HOMEとHOMEをベース。Casaはレッドステッチをアクセントとした専用シートなど、洗練されたパッションを感じさせるスタイリッシュなデザインとしました。一方、Maisonには上品さとしなやかさを感じさせるグレー×ベージュの専用シートを採用し、シティーライフの華やかさをイメージしたデザインとた。
20周年特別仕様車「Casa」「Maison」価格グレード
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
e:HEV HOME Casa | 1.3L 直列4気筒 DOHCエンジン |
CVT | 2WD | 1,917,300円 |
4WD | 2,115,300円 | |||
e:HEV HOME Maison | 2WD | 1,917,300円 | ||
4WD | 2,115,300円 | |||
HOME Casa | 直列4気筒DOHC 1.5L+ i-MMD (e:HEV) |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 2,267,100円 |
4WD | 2,465,100円 | |||
HOME Maison | 2WD | 2,267,100円 | ||
4WD | 2,465,100円 |

新型フィット フルモデルチェンジ 4代目 感想
エクステリアは初代、2代目を彷彿とさせる可愛らしいスタイルに戻り愛着の出るデザインに仕上がっている印象である。インテリアは見た目ではわからない細かい工夫がされており、視界の良さや、座り心地の良さを感じることができた。ハイブリッドシステムには新型i-MMD (e:HEV)を採用。電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。歴代フィット同様、センタータンクレイアウトと呼ばれるホンダ独自の特許技術により、同クラスのコンパクトカーよりも、広い室内空間を提供しており、他社と比べても非常にバランスの取れたモデルになった印象である。
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