メルセデス・ベンツは「GLC」のフルモデルチェンジを行い日本モデルを2023年3月17日発表、予約注文受付を開始。納車は3月下旬頃より順次予定している。ベストセラーSUV「GLC」モデルが初のフルモデルチェンジとなる。
メルセデス・ベンツ 新型 GLC フルモデルチェンジ エクステリア について
新型GLCクラスでは最新のデザインを採用し新設計のヘッドライトやフロントグリルを採用。フロントバンパーがワイド感を強調し、圧倒的な存在感を与え、GLCの独特なプロポーションを強調。メルセデスのデザイン基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想を継承している。Cd値(空気抵抗係数)は0.31Cdから0.29Cdまで低減。ボディサイズは全長4,716mm、全幅1,890mm、全高1,640mm、ホイールベース2,888mmとなる。先代モデルと比較しホイールベース15mm、全長50mm 伸長し、伸びやかでスポーティなシルエットとなりました。全幅は先代モデルと同じ1,890mmとなる。
メルセデス・ベンツ 新型 GLC フルモデルチェンジ インテリア について
インテリアには新世代の大型インフォテインメントシステムを採用。インフォテインメントシステムシステムには、ワイヤレスアップデートに対応する「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。11.9インチタブレットスタイルのインフォテインメントシステムが前面と中央にあり、6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用。ゲージクラスターの代わりに別の大型の12.3インチディスプレイがある。ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応。指紋や声を使った生体認証に対応する。
メルセデス・ベンツ 新型 GLC フルモデルチェンジ 安全装備 について
安全装備には運転支援パッケージには、アダプティブクルーズコントロール、アクティブステアリングアシスト、交通標識アシスト、アクティブパークアシストと利用可能な360度カメラシステムの両方の機能が含まれている。装備の構成は「フロント長距離レーダー」「フロントマルチモードレーダー2個」「リアコーナーレーダー2個」「超音波センサー12個」「ステレオマルチパーパスカメラ」「360度カメラ4個」。
メルセデス・ベンツ 新型 GLC フルモデルチェンジ パワートレイン について
GLC 220 d 4MATIC
GLC 220 d 4MATIC には、エンジン単体で 197PS (145kW)、440Nm を発生する、2.0 Lのクリーンディーゼル直列 4 気筒ターボエンジンの「OM654M」が採用。エンジンとトランスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステムのISGによって、短時間、最大で23PS (17kW)、200N・mのブーストが可能で、高トルク、省燃費が売りのクリーンディーゼルエンジンに、電気による緻密なサポートが組み合わさることで、さらにスムーズな加速感と、燃費の低減に寄与。OM654M エンジンは、新型クランクシャフトの採用によって、ストロークが94.3mm、排気量が 1,992cc に拡大し、燃料噴射圧力を2,700 barに引き上げ、可変タービンを採用した水冷式ターボチャージャーにより、きわめて速やかなレスポンスと優れたパワー伝達を実現。「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を備え、1速から9速までの変速比幅が広くエンジン回転数が大幅に低減されることから、優れたエネルギー効率と快適性を実現。価格は1グレードで8,200,000円(税込)となる。
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