トヨタの「カムリ」はフルモデルチェンジを行い2023年に発売する。しかし、日本モデルは販売を終了し海外モデルはフルモデルチェンジをし11代目も販売を継続、海外専売車種となる。
新型 カムリ フルモデルチェンジについて
10代目に続きTNGA(Toyota New Global Architecture)「TNGA-Kプラットフォーム」採用。第5世代ハイブリッドシステムは効率を高めた「THSⅡ」を採用。昼間自転車・夜間歩行者検知可能な次世代「Toyota Safety Sense」を採用する。更にRAV4に搭載される「PHV(プラグインハイブリッド)」をラインナップする可能性もあるだろう。
新型 カムリ エクステリアについて
フルモデルチェンジにより遂にDRL(デイタイムランニングライト)「シグネチャーランプ」を採用し、 ヘッドライトの形状はより鋭く、2つのL字型、DRL(デイタイムランニングライト)「シグネチャーランプ」を採用し個性と先進性を強調。横一文字に光る「リアコンビネーションランプ」を採用する可能性も高い。
新型 カムリ インテリアについて
インテリアはセンターメーターを採用し、より大きな液晶パネルを採用し情報や表示を見やすく映し出すだろう。新型「MIRAI」や新型「クラウン」「ハリアー」などトヨタ車の流れとしてインパネ周りとしてはエアコンの吹き出し口を変更しナビの位置を上にすることによりより使い勝手のいい仕様に変更する可能性が高い。更に、「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用する。
新型 カムリ エンジン について
新開発のプラグインハイブリッドシステム“THSⅡ Plug-in”を搭載「直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ)」に大容量リチウムイオンバッテリー(リチウムイオン 電力量 8.8kWh)と強力なモーターを追加したモデルとなる。システム出力は302 HP(225 kW / 306 PS)となる、ハイブリッドモデルを83HP(62 kW / 84 PS)上回る。EV走行のみの航続距離はWLTCモード燃費90km/L。ハイブリッド燃費WLTCは21.2km/L。加速性能は0-100km/h加速6.0秒。航続距離は1,300km。
大容量のバッテリーに蓄えた電力を「走る」以外にも使えるカムリ PHV。車内に設置されたコンセントによる車内での使用に加え、付属されるヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込めば、100Vの外部給電用コンセントに。合計1500Wまで対応。急速充電インレット(外部給電機能[V2H]付)にV2H機器(別売)を接続することで、カムリ PHVから建物などに電力を供給可能。
スペック | カムリ ハイブリッド |
---|---|
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最大出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム出力 | E-Four:163kW(222ps) 2WD:160kW(218ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー |
駆動方式 | 2WD/ 4WD(E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
WLTCモード燃費 | -km/L |
価格 | -円 |
スペック | 新型 カムリ PHV |
---|---|
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 130kW(177ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 219Nm/3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 134kW(182ps) |
フロントモーター 最大トルク | 270Nm |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム出力 | E-Four:225kW(306ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー 18.1kWh |
駆動方式 | 4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
最小回転半径 | 5.5m |
WLTCモード燃費 | -㎞/L |
EV航続距離 | -km/L |
価格 | 円 |
新型 カムリ 次世代Toyota Safety Senseについて
第2世代の「次世代 Toyota Safety Sense」全車標準搭載する。昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
カムリの歴史
カムリの歴史を見ると今回で11代目となるが、過去は5~6年おきにフルモデルチェンジを果たしているが、現在の10代目は2021年一部改良しないと考えると2023年〜2024年にフルモデルチェンジをすることは考えらえる。
カローラと共にトヨタ自動車の屋台骨を支える世界戦略車でもある。カムリは、1980年国内専用モデル「セリカ カムリ」(FR車)として誕生し、1982年には、FFレイアウトを採用した現在の車名「カムリ」として一新し、グローバルに販売を開始した。カムリはこれまで、「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として、米国15年連続乗用車販売台数No.1獲得をはじめ、100カ国以上の国や地域で販売し、累計1,800万台超えを達成している。
トヨタでは初となるエンジン横置きFF化、セリカのサブネームが外れる。1984年6月 マイナーチェンジ。
1988年8月マイナーチェンジ。1990年6月生産終了。
1992年6月 マイナーチェンジ。1994年6月生産終了。
1996年6月マイナーチェンジ。
1999年8月 マイナーチェンジ。2001年8月生産終了。
2004年7月6日 一部改良。2005年12月生産終了。
2009年1月13日マイナーチェンジ。2011年9月生産終了。
新型 カムリ マイナーチェンジ(一部改良)
トヨタは「カムリ」のマイナーチェンジ(一部改良)を行い日本モデルを2021年2月1日に発売する。
フロントバンパー、ヘッドランプおよびリヤコンビネーションランプ加飾、フロントロアグリル、アルミホイールなどのデザインを変更(一部グレードを除く)インストルメントパネルなどの加飾を変更。標準装備のディスプレイオーディオを8インチから9インチへサイズアップ。新規設定色のプレシャスメタルをはじめとするモノトーン5色、ツートーン2色を設定(グレードにより設定色が異なる)。
先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。「レーントレーシングアシスト」を追加、「ドライバー異常時対応システム」を採用「レーダークルーズコントロール」にカーブ速度抑制機能を追加。





新型カムリ マイナーチェンジ (一部改良)スペックについて
スペック | 新型カムリ |
---|---|
全長 | 4,885mm 4,910mm(WS) |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,825mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最高出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リヤモーター 最高出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リヤモーター 最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD(E-Four) |
JC08モード燃費 | 28.4km/L(2WD) 24.6km/L(4WD) |
WLCTモード燃費 | 21.6km/L(4WD) |
価格 | 3,485,000円~ 4,648,000円 |
新型カムリ マイナーチェンジ(一部改良) グレード 価格
モデル | ハイブリッド システム |
トランス ミッション |
駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
WS | 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン D-4S + モーター(THSⅡ) |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 3,937,000円 |
E-Four | 4,135,000円 | |||
WS レザーパッケージ |
2WD | 4,450,000円 | ||
E-Four | 4,648,000円 | |||
G | 2WD | 3,794,000円 | ||
E-Four | 3,992,000円 | |||
G レザーパッケージ |
2WD | 4,334,000円 | ||
E-Four | 4,532,000円 | |||
X | 2WD | 3,485,000円 | ||
E-Four | 3,683,000円 | |||
特別仕様車 WS“Black Edition” |
2WD | 4,208,000円 | ||
E-Four | 4,406,000円 |
新型 カムリ マイナーチェンジ(一部改良) 装備比較
システム装備 | カムリ | 新型カムリ | |
---|---|---|---|
Toyota Safety Sense |
衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ |
◯ 昼間歩行者 |
◯ 昼・夜間歩行者 自転車 |
レーンディパーチャー アラート (ステアリング 制御機能付) |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 ふらつき警報 |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 |
|
アダプティブ ハイビームシステム |
◯ | ◯ | |
レーダークルーズ コントロール (全車速追従機能付) |
◯ | ◯ | |
カーブ速度抑制機能 | – | ◯ | |
レーント レーシングアシスト |
– | ◯ | |
ロードサインアシスト | – | ◯ | |
ドライバー異常時対応システム | – | ◯ | |
先行車発進告知 | – | ◯ | |
予防 安全 装備 |
ブラインドスポット モニター |
◯ | ◯ |
インテリジェント クリアランスソナー |
◯ | ◯ | |
リヤクロストラフィック オートブレーキ |
◯ | ◯ | |
ドライブスタート コントロール |
◯ | ◯ | |
ヒルスタート アシストコントロール |
◯ | ◯ | |
パノラミックビュー モニター |
– | ◯ | |
快適 装備 |
快適温熱シート+ シートベンチレーション |
◯ | ◯ |
ITS Connect | ◯ | ◯ | |
ヘルプネット | ◯ | ◯ | |
電動パーキングブレーキ &ホールド |
◯ | ◯ | |
パワーシート | ◯ | ◯ | |
マイコンプリセット ドライビングポジション システム |
◯ | ◯ | |
ヘッドアップ ディスプレイ |
◯ | ◯ | |
運転席オート スライドアウェイ |
◯ | ◯ | |
電動チルト& テレスコピック ステアリング |
◯ | ◯ | |
ナビレス | – | – | |
トヨタ ディスプレイ オーディオ |
◯ | ◯ | |
車載通信機(DCM) | ◯ | ◯ |
トヨタ カムリ