マツダは「MAZDA2」のフルモデルチェンジを行い2024年10月に発売する。
新型 MAZDA2 フルモデルチェンジについて
エクステリアはキープコンセプトでフロント、リア共にデザイン変更を行う。デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用。顔つきがシャープなデザインになる。ヘッドライトの形状は旧型に比べ切れ長なデザインを採用。新世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用。全方位で洗練されたダイナミック性能を実現する。

インテリアはメーターパネルを液晶化し、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」TFT 8.8インチのインフォテインメントシステムが搭載「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。

エンジンには「SKYACTIV-G 1.5+M-Hybrid」「SKYACTIV-D 1.5L」「EVモデル( RE レンジエクステンダー)」をラインナップする。先進安全技術、次世代「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載。
新型 MAZDA2 エンジン スペックについて
スペック | 新型 MAZDA2 | |||||
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モデル | 15 | – | XD | |||
全長 | 4,065mm | |||||
全幅 | 1,695mm | |||||
全高 | 1,525mm | |||||
ホイールベース | 2,570mm | |||||
エンジン | SKYACTIV-G 1.5 1.5L 直4気筒DOHC エンジン |
SKYACTIV-D 1.5L 直4気筒DOHC ディーゼルエンジン |
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最高出力 |
81kW(110ps)/ |
77kW(105ps)/ |
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最大トルク |
141Nm(14.4kgm)/ |
250Nm(25.5kgm)/ |
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モーター 最高出力 |
– | 4.8kW(6.5PS)/ 1,000rpm |
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モーター 最大トルク |
– | 61Nm(6.2kgfm)/ 100rpm |
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乗車定員 | 5名 | |||||
トランスミッション | 6AT/6MT | 6AT/6MT | ||||
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
WLTCモード燃費 | 19.0km/L | 17.2km/L | – | – | 21.6km/L | 19.2km/L |
マツダ ロータリー(RE) レンジエクステンダー
他社では同様のクラスあるハイブリッドモデルが現在まで存在しない「MAZDA2」であるが新たに「マツダ RE レンジエクステンダー」(Range Extender:航続距離延長装置)を採用することでWLTCモード燃費を格段に向上させることが可能となる。
レンジエクステンダーとは、電気自動車(EV)に発電専用のエンジンを搭載することにより、航続距離を延ばすための装置。ハイブリッドカーがエンジンとモーターを使い分けながら走行するのに対して、レンジエクステンダーEVで車両の駆動に用いるのはモーターのみ。エンジンはあくまでもバッテリーを充電するためのみに使われる。EVでは航続距離が最大のネックといわれていますが、これを補完する技術として注目を集めている。搭載するバッテリーの容量をある程度まで抑えられるため車内スペースが確保できたり、バッテリーにかかるコストを抑えられるというメリットもある。
新型デミオのフロントにモーターを置き、前輪駆動する。中央にリチウムイオンバッテリー置き。後ろには排気量330ccのシングルロータリーエンジンを発電機として搭載したものになる。ロータリーエンジンはガソリン仕様で、容量約9リットルの燃料タンクを搭載。
2016年11月2日から発売した「ノート e-POWER」はライバル車種であり、同じレンジエクステンダーEV車である。



新型 MAZDA2 次世代の先進安全技術「i-ACTIVSENSE」
「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備する。更にアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加。TJA(交通渋滞アシスト)FCTA(フロント・クロス・トラフィック・アラート)DM(ドライバーモニタリング)TSR(交通標識認識システム)など最新の機能を採用。
- ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
- 交通標識認識システム(TSR)
- フロント・クロス・トラフィック・アラート(FCTA)
- リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)(AT車のみ)
- リアパーキングセンサー(センター/コーナー)
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能あり
- AT誤発進抑制制御[前進時](AT車のみ)
- 先進ライト
- ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)
- アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)車線逸脱警報システム(LDWS)
- 交通渋滞アシスト(TJA)
- レーンキープアシスト(LAS)
- ドライバーモニタリング(DM)

新型 MAZDA2 競合他社について
競合他社は一足先にフルモデルチェンジを果たす、トヨタ新型「ヤリス」とホンダ新型「フィット」が1番のライバルとなる。
トヨタ 新型 ヤリス 4代目 「ヴィッツ」フルモデルチェンジ TNGA採用 2020年2月10日発売

ホンダ 新型 フィット 4代目 フルモデルチェンジ 2020年2月14日発売

デミオ(4代目)/ MAZDA2について
旧型モデル、「デミオ(4代目)/ MAZDA2」は2014年7月17日発表され、2014年9月26日 に発売。既に発売から6年目に突入しており、7年目でのフルモデルチェンジとなる。
エクステリアはデザインテーマ「魂動 -Soul of Motion」を採用し全長が160mm延長され4,060mm、ホイールベースが80mm延長され2,570mmとそれぞれ拡大。全幅は1,695mmで5ナンバーサイズを維持した。

今後、新しい情報が入り次第お伝え致します。
マツダニュースリリース
https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2018/201810/181002a.html
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