MENU

マツダ i-ACTIVSENSE 搭載車まとめ

CX-5

マツダは2017年度中に国内で販売するロードスターを除いた主要5車種に「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備することを公表。SCBS、SBS等の先進安全技術をまとめて「i-ACTIVSENSE」と呼んでおりどの様な機能があるのかまとめてみた。

目次

先進安全技術 i-ACTIVSENSEとは?

「i-ACTIVSENSE」は、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称である。マツダは、国が推奨する新しい自動車安全コンセプト「サポカーS」の「ワイド」に該当するための技術を先進安全技術をコンパクトカーからハイエンドモデルまでの全グレードに標準装備している。

先進安全技術「i-ACTIVSENSE」各機能について

アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS) 前方の歩行者や先行車をカメラで検知し(対車両:約4~80km/h走行時、対歩行者:約10~80km/h走行時)、ブレーキを自動制御して衝突回避のサポート、または衝突被害の軽減を図る。

スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R) 約2~8km/h以下で後退時に障害物を超音波センサーが検知してブレーキを自動制御し、衝突の被害を軽減。

AT誤発進抑制制御  停車時や徐行での前進時または後退時に、前方、後方に障害物があるにも関わらずアクセルが一定以上踏み込まれた場合には、警報と同時にエンジン出力を抑えて急発進を抑制。

リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA) 駐車場からバックで出る際などに接近してくる車両を検知してドライバーに警告し、安全確認をサポート。

スマート・ブレーキ・サポート(SBS)約15km/h以上で走行中、先行車を捕捉。衝突の危険があると判断すると音や表示で警告。さらにはブレーキを自動制御し、衝突時の被害軽減や衝突の回避をサポート。

アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH) 複数に分割したLEDを個別に自動点灯/消灯し、面倒な操作なしに夜でも見やすい前方視界をつくり出す。

ハイビーム・コントロール・システム(HBC) 約30km/h以上で走行中、対向車や先行車がいない場合には上向きに切り替わり、ハイビームでの走行機会を増やすことで、夜間の前方視界確保をサポート。

アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS) 夜間のカーブ走行時、車速とステアリング舵角を検知して進行方向を照射。カーブに応じた視界を確保。

車線逸脱警報システム(LDWS) フロントガラスに設置したカメラで車線を認識し、車両がその線を踏み越える可能性があると判断すると、ドライバーに注意を促します。

レーン・キープ・アシスト・システム(LAS) 車線に沿った安全走行をアシスト。車線逸脱を防ぐためにステアリングをアシストする「逸脱回避支援」、または、車線の中央やカーブに沿って走るようアシストする「ライントレース」の機能が選べる。

ブラインド・スポット・モニタリング(BSM) 約15km/h以上での走行時、隣車線上の側方および後方から接近する車両を検知すると、検知した側のドアミラーのインジケーターが点灯。その状態でウインカーを出すと、インジケーターの点滅と警報音で警告。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC) 先行車との車間を維持しながら追従走行。ミリ波レーダーで先行車との速度差や車間距離を認識。約30km/h~高速域まで、先行車との車間を維持しながら追従走行を可能にするMRCCが、長距離走行などでのドライバーの負担を軽減。

交通標識認識システム(TSR) アクティブ・ドライビング・ディスプレイで交通標識の見落としを防ぐ。走行中にカメラで交通標識を読み取り、その情報をアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示。制限速度の超過などをドライバーに警告して、安全運転をサポート。

ドライバー・アテンション・アラート(DAA)ドライバーの運転とクルマの動きを学習し、休憩をうながす。エンジン始動後、車速が65km/hを超えると作動し、疲れていない状態でのドライバーの運転とクルマの動きを学習。その後、学習したデータと実際の運転状況に大きな違いを感知するとドライバーに休憩をうながす。

i-ACTIVSENSE 採用車種について

「アドバンストSCBS」、「AT誤発進抑制制御」、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)」、「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」、「交通標識認識システム(TSR)」「ドライバー・アテンション・アラート(DAA)」「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」はどの車種でも標準採用されている。2019年5月現在ではマツダ車の中で機能が1番充実しているのが、アテンザ、MAZDA3である。

車種 装備
SCBS AT
誤発進
制御
SCBS R SBS RCTA LDWS BSM MRCC TSR DAA ALH HBC LAS AFS
デミオ
CX-3
(夜間歩行者
検知機能付)
MAZDA3
(夜間歩行者
検知機能付)
CX-30
(夜間歩行者
検知機能付)
アテンザ
(夜間歩行者
検知機能付)
CX-5
(夜間歩行者
検知機能付)
CX-8
(夜間歩行者
検知機能付)
ロードスター  
ロードスター RF  

※2019年6月現在 日本未発売

トヨタ Toyota Safety Sense 搭載車種まとめ

最新自動車情報
【2024年】Toyota Safety Sense 搭載車種 まとめ| 最新自動車情報 「Toyota Safety Sense」は、トヨタ自動車の予防安全パッケージである。「Toyota Safety Sense C」とその上位版である「Toyota Safety Sense P」そして2018年より2024年現...

ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?

あわせて読みたい
ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか? 2014年10月にホンダが発表した安全運転支援システム「Honda SENSING」HiDS(ホンダ・インテリジェントドライバーサポートシステム)に、衝突被害軽減ブレーキのCMBSなど...

日産 安全運転支援システム プロパイロットなど搭載車まとめ

あわせて読みたい
日産 安全運転支援システム プロパイロットなど搭載車まとめ 日産の安全運転支援システムは「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」から「プロパイロット」まで幅広くあり、他社などの「Toyota Safety Sense」「Honda SENSI...

スバル アイサイト Ver.2 Ver.3 ツーリングアシスト 搭載車まとめ

最新自動車情報
【2024年】スバル アイサイト 搭載車 まとめ 最新の「アイサイトX」はすごいのか?| 最新自動車情報 2024年(令和6年)現在、スバル アイサイトはSUBARUの「運転支援システム」をコンセプトに開発され、Ver.2 Ver.3と進化を果たし、アイサイトXへと進化を果たしている。機能...

ダイハツ スマートアシスト搭載車 まとめ

あわせて読みたい
ダイハツ スマートアシスト搭載車 まとめ スマートアシストは、ダイハツ工業が開発した予防安全機能ある。進化版である「スマートアシストII」「スマートアシストIII」「次世代スマートアシスト」についてまとめ...

スズキ SUZUKI Safety Support 搭載車まとめ

あわせて読みたい
スズキ SUZUKI Safety Support 搭載車まとめ スズキの予防安全技術「SUZUKI Safety Support」を搭載した車を現在は数多く販売しているが、スズキはステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」と単眼カ...

i-activsense

https://www.mazda.co.jp/beadriver/safety/i-activsense/01/

マツダ

https://www.mazda.co.jp/

CX-5

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

最新自動車情報 編集部 サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。フォローお願い致します。

ゲームバナー
ゲームバナー
目次