レクサス、初のミニバン新型「LM」は一部改良を行い新たに「LM350h」を追加し2025年5月発売する。
レクサス 新型「LM」 一部改良 について
新たに追加される「LM350h」には2代目新型「NX350h」5代目新型「RX350h」と同じく最大熱効率40%以上を実現したエンジンとハイブリッドモデルを組み合わせ小型・軽量化されたハイブリッドシステムを採用し燃費向上を果たす。世界トップレベル最大熱効率41%を実現する直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」(A25A-FXS)と呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、 多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。
スペック | LM350h |
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エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン+モーター D-4S +モーター(THSⅡ) (A25A-FXS) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最高出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リアモーター 最高出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム最大出力 | E-Four:163kW(222ps) 2WD:160kW(218ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | 2WD/4WD(E-Four) |
レクサス 新型「LM」 一部改良 3列シート 6~7人乗りモデルを追加
現在発売されている「LM500h “EXECUTIVE”」は2列シートの4人乗りモデルのみ発売されている。
今回「LM」の一部改良により新たに6人乗りモデルと7人乗りモデルが追加ラインアップされる。これで更に「アルファード」「ヴェルファイア」と共に選択肢として「LM」を検討する人が増えることが予想される。
レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジについて
新型「LM」の「Luxury Mover(ラグジュアリームーバー)」国内仕様を2023年10月19日発表、同日より注文受付を開始し、2023年12月下旬頃に発売。レクサスのLMはフラッグシップ高級セダン「LS (フラッグシップ セダン)」、フラッグシップ高級GTクーペ「LC(フラッグシップ クーペ」、フルサイズ高級SUV「LX(フラッグシップ クロスオーバー)」、および高級ヨット「LY」に続いてLexusが発売した5番目のフラッグシップ製品としている。LMについて「LM(フラッグシップ ミニバン)」である。
車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義をあらためて見直し、全面刷新。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指した。ドライバーは素直で正確な操縦性などにより気を遣うことなく運転の楽しさを実感でき、乗員はノイズや不快な振動を気にすることなく、車内での時間をゆったりと過ごすことができる快適性と機能性を備えている。
エクステリアデザインは気品のある存在感と空力性能を考慮した、機能的本質と動的性能がスタイリングからも伝わるLEXUSのデザインランゲージに沿ったものとしています。インテリアデザインは、前席周りは運転に集中できる機能性と上質感を兼ね備え、後席はゆったりと過ごせる広さと仕立てのいいシートやトリム、そしてあらゆる時間の過ごし方に対応できるさまざまな装備を用意。
今回の「LM」のフルモデルチェンジはトヨタの「アルファード」「ヴェルファイア」フルモデルチェンジモデルをベースにしたモデルとなる。プラットフォームを一新、次世代の「TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム」を採用。最新バージョン 「Toyota Safety Sense」搭載。「 新型直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」を搭載することになる。
レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジ エクステリア について
新型「LM」はキープコンセプトとしながらもレクサスの新しい「デザイン言語」を取りれ統合されたスピンドル形状のボディは独特のスタイルを持ち、エレガントなボディラインが自然に伸び、フロントグリルの空力形状を引き立てている。落ち着いたエレガントで雄大なボディラインは、ドライバーがダイレクトで正確なコントロールの楽しさを手軽に味わえるだけでなく、絶妙な乗り心地と優れた騒音と振動の抑制により、より繊細で滑らかなダイナミックな体験を提供。ボディサイズが全長5,125mm、全幅1890mm、全高1955mm、ホイールベース3000mm。
ボディカラー 全4色
レクサス 新型「LM」フルモデルチェンジ インテリア について
新世代の「LM」のコックピット全体は、フラッグシップの優雅さと快適さをブランドの一貫したケアと細部へのこだわりと組み合わせた「Dignified Elegance」のコンセプトに基づいて設計。フロントコックピットは、実用的な機能と精巧なディテールに配慮し、「Lexus Driving Signature」がもたらすドライビングプレジャーを、丁寧に磨き上げられた人と車の対話体験を通じて常にドライバーに提供する。
レクサスがイチから造り上げ 更に進化した「ラグジュアリームーバー」
「巣に戻れる移動空間」をコンセプトに乗り心地と静粛性を追求。後部コックピットの空間は広々として開放的で、最高の視覚体験を提供する上部のコントロール パネルとまっすぐなサイドウィンドウ、または鮮やかな白い革と赤い銅の単純な衝突など、経度と緯度は優美に満ちている。車両全体の静粛性を新たに調整し、自然な音場空間が乗員の幅広い心の状態と時折共鳴し、旅のひとときをより豊かにする。
今回日本に導入される「LM500h“EXECUTIVE”」はショーファードリブンMPVとしての用途を想定した4人乗り仕様をラインアップ。前席と後席の間にはパーティションを設置。上部には昇降式スモークガラスを備えプライバシーと開放感を両立。
さらに48インチの大型ワイドディスプレイも用意。オンラインによるビジネスミーティングやエンターテイメントなど多様なシーンに合わせた使い方が可能。ディスプレイ下部には冷蔵庫や収納スペースを設けた。
日本導入される レクサス 新型「LM500h“EXECUTIVE”」について
今回日本導入が決定したのは「LM500h“EXECUTIVE”」でレクサス の新型 「RX500h」同様の新開発した「2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム(T24A-FTS)」に「Direct Shift-6AT」を採用。4WDモデルには電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。
スペック | LM500h “EXECUTIVE” |
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全長 | 5,125mm |
全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,955mm |
ホイールベース | 3,000mm |
エンジン | 2.4L直噴ターボエンジン+ ハイブリッドシステム (T24A-FTS) |
最高出力 | 202kW(275PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 460Nm(46.9kgmf)/ 2,000-3,000rpm |
フロントモーター 最高出力 | 64kw(87ps) |
フロントモーター 最大トルク | 292Nm(29.8kgm) |
リアモーター 最高出力 | 76kw(103ps) |
リアモーター 最大トルク | 169Nm(17.2kgm) |
トランスミッション | Direct Shift-6AT |
駆動方式 | AWD |
WLTCモード燃費 | 14.4km/L(4WD) |
レクサス 新型「LM」第2世代の次世代Lexus Safety System+
第2世代の「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載する。更に、高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Park」を搭載。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。ソフトウェアアップデートOTA(無線通信)により、販売店へ入庫することなく先進安全装備の性能向上のためのソフトウェア更新を可能。
Advanced Drive「Mobility Teammate Concept」に基づいた最新の高度運転支援技術により、高速道路などの自動車専用道路での運転において、ドライバー監視のもと、実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、レーンチェンジ、追い越しなどを実現しました。クルマに運転操作を安心して任せられるよう基本性能を磨き上げ、常に安全を最優先に判断することでドライバーに信頼される運転操作を追求。ドライバーはアクセル、ブレーキそしてハンドル操作からも解放され、長時間の運転における疲労の軽減が可能となり、より周辺に注意を払った安全な運転が可能になりました。
Advanced Park リモート機能付き 画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
ブレードスキャンAHS 2019年8月にマイナーチェンジしたRXで世界初採用したブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム(AHS)を採用。光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。ブレードミラーに反射した光が、レンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構のAHSです。残像効果で光は動いているように見えませんが、ブレードミラーの回転に同期させて、LEDの光を適切なタイミングで点灯/消灯することで、配光を細かく制御することができます。これにより、従来のAHSより細かい遮光が可能となり、ハイビームの照射範囲を広げることで対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識する。
デジタルインナーミラー デジタルインナーミラーに高解像度でより大きなディスプレイを採用し、後方の視認性を向上した。
デジタルキー スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールすることで、この機能を有する車両に対してスマートフォンをデジタルキーとして使用可能。スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、エンジンスタートができ、所有するデジタルキーに対応した車が複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作できる。スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行える。
レクサス 新型 「LM」 フルモデルチェンジ 価格について
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格(10%) |
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LM500h “EXECUTIVE” | T24A-FTS | Direct Shift-6AT | AWD | 20,000,000円 |
レクサス 新型「LM」「パフォーマンスダンパー」EX Plus設定
トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、レクサスブランド向けスポーツパーツ「PERFORMANCE PARTS」を発売。「パフォーマンスダンパー」EX Plusが設定。しっとりと奥深いハンドリングだけでなく、安定感のある座り心地と静粛性を追求。ベース車の持つ上質な乗り心地を進化させる「パフォーマンスダンパー」EX Plus。上質な乗り心地をさらに突き詰めるべく、剛性と減衰をトータルコントロール。快適な操作性のみならず、不快な振動や騒音を低減することで移動をさらなる安らぎの時間へと昇華させる「おもてなし」のアイテム。保証期間は、パーツを車両に装着した日より3年、または走行距離60000㎞以内。価格25万3000円。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→なんと2000万円! レクサス 新型「LM」フラッグシップMPV 2023年10月19日国内モデル発表 2023年12月下旬頃の発売
レクサスニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39917386.html
LEXUS LM