マクラーレンの新型スーパーカー「McLaren W1」公道走行可能なモデル史上最速、価格は約3億8740万円から

2024年10月8日

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マクラーレン・オートモーティブは2024年10月6日、新型スーパーカー「McLaren W1」を世界初公開しました。McLaren F1とMcLaren P1の後継モデルとして、マクラーレンのスーパーカー哲学の究極形と位置付けられるこのモデルは、399台限定生産で、価格は約200万ポンド（約3億8740万円）から。すでに完売しています。

マクラーレンの新型スーパーカー「McLaren W1」について

マクラーレンが誇るスーパーカーの頂点、「1」の称号。それは、No.1の証であり、マクラーレンの理念を究極のカタチで体現したクルマだけに与えられる栄誉です。McLaren F1、McLaren P1という伝説を継承する、McLaren W1。マクラーレン史上最強のシステム最高出力1275PS、システム最大トルク1340Nmを発生する4.0V型8気筒エンジン＋モーターを組み合わせたハイブリッド・パワートレーンを搭載し、0-100km/h加速2.7秒、0-200km/h加速はわずか5.8秒、最高速度は350km/hに達する、まさに公道走行可能なマクラーレン車の中で最速のマシンです。その速さは、マクラーレンのナルド基準サーキットにおいて、トラック専用のSennaよりも1周あたり3秒速いタイムを叩き出すほど。McLaren W1は、新たな伝説として、マクラーレンの歴史に名を刻みます。

ボディサイズは全長4,635mm、全高1,182mm、全幅2,074mm、ホイールベースは2,680mmとしており、車両重量は、カーボンファイバーを多用することで1399kgに抑えられている。

この驚異的なパフォーマンスは、F1から着想を得たグラウンド・エフェクト・エアロダイナミクスとマクラーレン・レース・モードの融合によるものです。W1 のフォルムは、空気力学を重視したデザインとしては驚くほどすっきりとしており、はっきりとしたハンマーヘッド型のノーズとタイトなティアドロップ型のキャビン形状が特徴で、マクラーレンアクティブロングテールウィングへと続いています。レースモードでは、車高がフロントで37mm、リアで17mmダウンし、最大1000kgのダウンフォースを実現。公道からサーキットまで、走行特性を劇的に変化させることができます。

W1は、単に速いだけでなく、軽量化にも重点を置いています。クラス最高の911PS/トンのパワーウェイトレシオを達成し、後輪駆動を採用することで、マクラーレンのレースの伝統に敬意を表しています。ブレーキにはマクラーレンカーボンセラミックレーシング+ (MCCR+) システムを採用しています。セラミック層を追加した 390mm のブレーキディスクは耐久性に優れているだけでなく、より強力なブレーキパッドと高い摩擦レベルを実現しています。

インテリアは、ドライバー中心のデザインで、高解像度8インチタッチスクリーンの McLaren Infotainment System (MIS II) で確認できます。これには USB C 接続の Apple CarPlay が搭載されており、デバイスの充電とストレージアクセス用に USB A も用意されています。固定シートを採用するなど、徹底的に無駄を排除。MSOによる特注オプションも用意されており、オーナーの個性を反映した1台に仕上げることが可能です。

McLaren W1は、マクラーレンの技術と情熱を結集した、真のスーパーカーと言えるでしょう。

編集部から一言

マクラーレンW1、まさに夢のようなスーパーカーですね！3億9000万円という価格もさることながら、すでに完売という事実にも驚かされます。F1の技術を惜しみなく投入したその姿は、まさに公道を走るレーシングマシン。限定399台のオーナーたちは、一体どんなドライビングエクスペリエンスを味わうのでしょうか？羨ましい限りです！