ダイハツは新型「コペン」のフルモデルチェンジを行い2025年頃に発売する。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で「コペン」の次期モデルとなるコンセプトモデル 「VISION COPEN(ビジョン コペン)」を展示した。更に2024年3月に日本の特許庁に意匠の申請を行っている。これをベースに予想CGも作成。先代は2014年6月19日 販売開始しており、本来であれば丸10年でのフルモデルチェンジとなると思われていたが、ダイハツの不正問題もあり2025年頃に発売と予想できそうだ。
「VISION COPEN(ビジョン コペン)」について
- 電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を継承
- 排気量1,300ccと軽自動車規格を超える排気量のエンジンを採用。
- ボディサイズを全長3,835mmと軽自動車規格を超える一回り大きいサイズとした。
初代コペンを彷彿させる普遍的なスタイルと、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を継承しながら、FRレイアウトとCN燃料の活用を見据えた内燃機関の組み合わせにより、走る楽しさを極めた新たな小型オープンスポーツを提案。なんと規格は軽自動車モデルではない全長3,835mm、全幅1,695mm×全高1,265mm、ホイールベース 2,415mmで排気量1,300ccとなる。
インテリアはフルデジタル液晶メーターや最新のインフォメーションシステムを採用している。
「VISION COPEN(ビジョン コペン)」について思うこと
「コペン」は、軽自動車規格のオープン2シーターです。軽自動車規格には、サイズや出力などの制限がありスポーツモデルとして楽しみたい人にとっては、軽自動車規格の制限がネックになるかもしれません。
個人的には、このまま軽自動車規格を取っ払って開発を進めてほしいと思います。そうすれば、より大きなエンジンやパワフルな足回りを搭載することができ、より本格的なスポーツモデルとして楽しめるようになるでしょう。それを親会社のトヨタも望んでいるのかもしれません。ライバル車種となるのは、マツダの「ロードスター(MX-5)」となる。ロードスターは、軽自動車規格ではないため、サイズや出力に制限がない。そのため、より本格的なスポーツモデルとして日本をはじめ海外でも人気を集めています。
ダイハツ コペンについて
初代
コペンはダイハツとしては1993年に生産中止となった「リーザスパイダー」以来のオープンカーモデルである。1999年10月22日 第33回東京モーターショー1999に「KOPEN」として参考出展された。
初代 L880K型 2002年6月19日 発売を開始。2010年8月2日 一部改良、および特別仕様車「アルティメットエディションS」を発売。2012年4月2日 -生産終了を発表し、特別仕様車「10thアニバーサリーエディション」を発売。
2代目
2013年11月22日 第43回東京モーターショー2013に「KOPEN」を参考出品車として出展された。2代目 LA400K型 2014年6月19日 販売開始。2014年11月19日 「Xmz」の量販モデルである「エクスプレイ」が販売開始。2014年12月24日 新グレード「ローブS」が発売。メーカーオプションに専用デザインのBBS製鍛造16インチアルミホイールを追加設定した。
2019年1月11日から 幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」にてトヨタ自動車とのコラボレーションモデル「COPEN GR SPORT CONCEPT」を出展。
2019年10月15日 「COPEN GR SPORT CONCEPT」の市販モデルとして「COPEN GR SPORT」を「第4のモデル」として発表・発売開始。2022年6月19日 - 初代モデルの発売から20年を迎え、9月に発売される「セロ」をベースとした20周年記念特別仕様車の情報を公開。
ダイハツニュースリリース
https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20231006-1.html
コペン