トヨタが2025年10月13日に発表予定の新プロジェクトにより、センチュリークーペの2026年発売の可能性が高まっています。豊田章男会長のInstagramでの発言や特設サイトでの情報から、センチュリーの位置付けが大きく変わることが示唆されており、自動車業界関係者やファンの間で大きな注目を集めています。
センチュリー新プロジェクト発表でクーペモデル登場の可能性が浮上
トヨタからの格上げが確実視
現在のセンチュリーは、トヨタブランドの一車種としてセダンとSUVの2モデルのみを展開していますが、レクサスやGRのような独立ブランドへの格上げが濃厚となっています。豊田会長は「センチュリーの位置付けが変わってくる」と明言しており、この発言がブランド独立の根拠として注目されています。
センチュリー独立ブランド化への道筋
ジャパン・モビリティ・ショー2025での発表予定
特設サイトのアドレスが「jms2025」となっていることから、2025年10月下旬開催のジャパン・モビリティ・ショー2025でのプロジェクト発表が確実視されています。この業界最大級のイベントでセンチュリーの新展開が発表される予定です。
https://global.toyota/info/jms2025/jp
センチュリー クーペ 2026年モデルの予想スペック
超高級2ドアクーペとしての位置づけ
現在のセンチュリーラインナップには、世界の超プレミアムブランドであるロールス・ロイスやベントレーにあるようなスポーティな2ドアクーペモデルが存在しません。この市場の空白を埋めるため、センチュリークーペの登場は自然な流れと考えられます。
予想パワートレイン
現行のセンチュリーSUVに搭載されている3.5L V6ハイブリッドシステムをベースに、さらなる高出力化が期待されます:
- システム最高出力: 406hp(303kW/412PS)以上
- 駆動方式: 後輪駆動またはE-Four Advanced AWD
- 電動化: プラグインハイブリッド(PHEV)システム採用
- 0-100km/h加速: 5秒台を目標
デザインとサイズ予想
- 全長: 5,200mm~5,400mm
- 全幅: 1,950mm~2,000mm
- 全高: 1,400mm~1,450mm
- ドア数: 2ドアクーペスタイル
- シート: 2+2または4シーター仕様
コンセプトモデルではドアはスライドドアを採用している様子です。
センチュリー ラインナップ拡充の全体像
2026年までの展開予想
- 現行モデル: セダン、SUV
- 2026年新登場: クーペ、高級ミニバン
- 将来展開: オープンカー、ハイパフォーマンスモデル
アジア市場を意識した戦略
アジア圏で人気の高い高級ミニバンセグメントへの参入も検討されています。アルファードやレクサスLMを上回る超高級ミニバンの登場により、ショーファー利用での快適性を追求する可能性があります。
センチュリー クーペの価格帯と競合車種
予想価格レンジ
- ベースグレード: 3,500万円~4,000万円
- 上級グレード: 5,000万円~6,000万円
- 限定仕様: 8,000万円以上
主要競合車種
- ロールス・ロイス スペクター(約6,000万円~)
- ベントレー コンチネンタルGT(約3,000万円~)
- マイバッハ SLクラス(約4,000万円~)
購入条件と販売戦略
現行のセンチュリーSUVでは、年間販売台数30台限定で厳格な購入条件が設けられています。クーペモデルも同様に限定販売となる可能性が高く、以下の条件が予想されます:
- 年間生産台数: 20-50台限定
- 購入条件: 事前審査制
- 納期: 発注から12-18ヶ月
- アフターサービス: 専用コンシェルジュサービス
まとめ
センチュリー クーペ 2026年発売に関する最新情報をお届けしました。トヨタの新プロジェクト発表により、センチュリーの独立ブランド化とラインナップ拡充が現実味を帯びています。
2025年10月13日の正式発表を待って、さらなる詳細情報をお伝えする予定です。センチュリーの新たな挑戦が、日本の高級車市場にどのようなインパクトを与えるか、今後の動向に注目が集まります。