トヨタは、コンパクトクロスオーバーSUV「ヤリスクロス」を改良、マイナーチェンジし、特別仕様車「ヤリスクロスURBANO(ウルバーノ)」を2025年2月に発売します。ヤリスクロスは2020年8月31日に発売されてから約5年が経過しており、次期型は、一体どんなモデルになるのか、詳しく解説します。
トヨタ新型ヤリスクロス改良のまとめ(2025年2月27日発売)
主な変更点:
- 18インチホイール、デジタルキー、アドバンストパーク、スペアタイヤ、運転席ターンチルトシート仕様を廃止
特別仕様車「URBANO(ウルバーノ)」の設定
- ブラックのアクセントカラーを随所に採用
- LEDフォグランプ装備
- 2トーンカラーのボディカラー設定
- 専用アクセサリーセットあり
「X」グレードの装備充実
- ディスプレイオーディオ、バックガイドモニター、ETC車載器を標準装備
ETC2.0の採用
- 「X」グレード以外でETC車載器をETC2.0に変更
- 「Z」グレードと「GRスポーツ」グレードの装備充実
- 車載ナビ&フルセグTVチューナーを標準装備
快適性の向上
- 全グレードにドアミラーヒーターを設定
- 「G」グレードの装備見直し
トヨタ 新型 ヤリス 改良 マイナーチェンジ について
今回の改良では、まず注目すべきは、特別仕様車「ヤリスクロス URBANO(ウルバーノ)」の設定です。都会的な洗練されたスタイルを追求したURBANOは、ブラックのアクセントカラーを随所に採用し、スタイリッシュな印象に仕上がっています。LEDフォグランプや2トーンカラーのボディカラーも設定され、個性を際立たせることができます。
既存グレードも改良され、「X」グレードにはディスプレイオーディオ、バックガイドモニター、ETC車載器が標準装備されました。また、「Z」グレードと「GRスポーツ」グレードには、車載ナビ&フルセグTVチューナーが標準装備となります。さらに、全グレードにドアミラーヒーターが設定されるなど、快適性も向上しています。
一方、「G」グレードでは、一部装備が見直され、18インチホイール、デジタルキー、アドバンストパークを標準採用します。スペアタイヤ、運転席ターンチルトシート仕様が廃止されます。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 改良 マイナーチェンジ 価格について
- 2024年改良モデル ヤリスクロスになり110,000円から204,000円価格アップとなりました。
マイナーチェンジによる改良モデルでは価格が変更され、ガソリンモデルは元の1,896,000円から2,367,000円から、新型は1,907,000円から2,571,000円となり、約110,000円から204,000円の価格差があります。ハイブリッド車も元の2,284,000円から2,750,000円から、新型は1,907,000円から2,571,000円と、同様に110,000円から204,000円の価格差があります。
モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
X | 直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 | Direct Shift- CVT | 2WD | 1,907,000円 |
4WD | 2,138,000円 | |||
HYBRID U (KINTO専用) | 2WD | 2,451,000円 | ||
4WD | 2,682,000円 | |||
G | 2WD | 2,150,000円 | ||
4WD | 2,381,000円 | |||
Z | 2WD | 2,435,000円 | ||
4WD | 2,666,000円 | |||
Z Adventure | 2WD | 2,551,000円 | ||
4WD | 2,782,000円 | |||
GR Sport | 2WD | 2,571,000円 |
新型「プリウス」に続きサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」の第2弾として、「ヤリス クロス」に「Uグレード」を設定されました。
モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
HYBRID X | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 | 電気式 無段階変速機 | 2WD | 2,295,000円 |
E-Four | 2,526,000円 | |||
HYBRID G | 2WD | 2,524,000円 | ||
E-Four | 2,755,000円 | |||
HYBRID Z | 2WD | 2,809,000円 | ||
E-Four | 3,040,000円 | |||
HYBRID Z Adventure | 2WD | 2,925,000円 | ||
E-Four | 3,156,000円 | |||
HYBRID GR Sport | 2WD | 2,954,000円 |
トヨタ 新型 改良 マイナーチェンジ スペック
スペック | ヤリス クロス |
---|---|
全長 | 4,180mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1,590mm |
ホイール ベース | 2,650mm |
タイプ | ハイブリッド |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:52Nm(5.3kgm) |
システム 最高出力 | 116ps(85kW) |
システム 最大トルク | 141Nm (104 lb-ft) |
WLCT モード燃費 | 30.8km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 |
ヤリス Q&A
- ヤリスのマイナーチェンジは何年ぶり?
-
現行ヤリスのマイナーチェンジは現在まで行われておりません!前回の2020年8月31日の発売を行ってから一部改良を続けています。
- 2024年1月のヤリスクロス一部改良の内容は何?
-
2024年1月に行われた一部改良では、インテリアの質感向上(Zグレードに専用シート表皮、一部グレードにTFTカラーメーター、コネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオ)、安全装備の強化(衝突被害軽減ブレーキの検知対象拡大)などが行われました。
- なぜヤリスクロスの一部改良が行われるの?
-
商品力強化や競争力維持を目的としています。
- 2025年に新型ヤリスクロスはどのような進化を遂げるの?
-
2025年の改良では既存グレードも改良され、「X」グレードにはディスプレイオーディオ、バックガイドモニター、ETC車載器が標準装備されました。また、「Z」グレードと「GRスポーツ」グレードには、車載ナビ&フルセグTVチューナーが標準装備となります。さらに、全グレードにドアミラーヒーターが設定されるなど、快適性も向上しています。
- 2025年に発売される新型ヤリスクロスに期待される進化ポイントは何?
-
デザイン刷新、走行性能向上、電動化のさらなる推進などが期待されています。
- 新型ヤリスクロスの価格帯はどれくらいになる予定?
-
2024年1月の一部改良モデルの価格帯は1,907,000円~3,156,000円です。2025年の価格については、公式発表はまだありません。しかし、現行モデルよりも価格が高くなることが予想されます。
トヨタ 新型 ヤリスクロス一部改良 2024年モデル について
トヨタは「ヤリスクロス」の一部改良を行い2024年1月17日発売する。
アッパーグリルのパターンをよりSUVらしい力強いデザインに変更
コンソールボックス付フロントソフトアームレストを採用(除く、X、U)し、利便性を向上
最新の「Toyota Safety Sense」に加え、「プロアクティブドライビングアシスト」を新搭載
「Toyota Safety Sense」のアップデートが無線で可能に。
「コネクティッドナビ」対応モデルに変更。
デジタルキーを設定。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル インフォテインメントシステムの刷新
新しいインフォテインメントシステムが搭載。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」AppleCarPlayとAndroidAuto。USB-C充電ポートが追加。スマートフォンを意識したUIではあるが使いやすいとは少し言えない。ナビの最終案内もいいと言えなかった。バージョンアップによる改善を期待したい。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタのクルマは全てフル液晶デジタルメーター搭載車になるかもしれない
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル「Toyota Safety Sense」のアップデートが無線で可能に
「ヤリス」は、「Toyota Safety Sense」のアップデートが初めて無線で行えるようになった。新しいソフトウェアのアップグレードは車の運転中にダウンロードされ、都合の良いときにインストールされる。
トヨタ 新型 ヤリスクロス 一部改良 2024年モデル トヨタ デジタルキーに対応
ヤリスには初めて、Appleまたは Android の携帯電話を使用して車を遠隔でロックまたはロック解除したり、エアコンやハザード ライトを操作したりできるデジタルスマートキーが装備。
月額費用
G-Linkのご契約 基本利用料19,000円(税込)/年 別途契約事務手数料8,148円(税込み)が必要。
※新車購入の場合、初回登録日から3年間は無料で利用が可能。
TOYOTA/LEXUSの共通ID
デジタルキー 専用アプリ 無料
仕組み
デジタルキーアプリを使ってスマホのBluetooth®機能を利用して 「施錠・解錠+エンジン始動」 を行うことがききる機能。 デジタルキーを使用する際には事前に設定で車とのペアリングを行ってから使用します。
注意点
強い電波やノイズの発生する場所の近くにいるときやスマホが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているときなどに正常に動作しないことがある。スマホを検知しているドア以外は解錠しません。 スマホの電源が切れてしまっていたらもちろん 「施錠・解錠+エンジン始動」 はできません。
編集部から一言
今回の改良により、ヤリスクロスはさらに魅力的なSUVへと進化しました。スタイリッシュなデザイン、充実した装備、そして優れた走行性能を兼ね備えたヤリスクロスは、幅広いユーザーのニーズに応えることができるでしょう。特に、特別仕様車「ヤリスクロス URBANO」は、スタイリッシュなデザインと充実した装備で、都会派ユーザーの心を掴むことでしょう。
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