レクサスは新型EVモデル「RZ」のラインナップに「RZ350e」「RZ500e」「RZ550e」を新たに追加する予定だ。米国メディアによると2023年12月5日(現地時間)にLEXUSは米国特許商標庁(USPTO)に「RZ350e」「RZ500e」「RZ550e」の商標登録を出願している。
レクサス 新型「RZ350e」「RZ500e」「RZ550e」はどの様なモデルか
2023年7月19日にLEXUSは欧州連合知的財産庁(EIPO)に「TZ550e」2023年11月15日には「HZ550e」の商標登録を出願、しており今回の「RZ550e」と同様のパワートレインを採用しているものと思われる。
現在ラインナップされている「RZ450e」のスペックはフロントで201hp (150kW/204PS)、リアで107 (80kW/109PS) を生成するデュアル電気モーターが標準装備、合計で309hp (230kW/313PS) と435Nm (321lb-ft) のトルク。出力は、215hp (160 kW/218PS) および 309 Nm (228lb-ft) のデュアルモーター、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。 0-100km/h加速5.6秒。リチウムイオンバッテリー71.4 kWh。であるが「RZ450e」よりも「RZ500e」「RZ550e」はスペックを超えてきているのは間違いないだろう。
レクサス 新型 RZ について
電動化技術がもたらすLEXUSらしいクルマをデザイン、走行性能で体現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデル。BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)採用、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディの実現により、車両の基本性能を大幅に進化。ドライバーの意図に忠実な車両コントロールを可能にしたステアリング制御とステアバイワイヤシステム採用。直感的で簡便な操作を実現した「ダイヤル式シフト」をレクサス初採用した。
e-TNGAの考え方に基づくBEV専用プラットフォームを採用
トヨタ、SUBARUで共同開発したe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用。BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求。
従来車から乗り換えても、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜き、実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用。AWD技術「DIRECT4」を採用。WLTCモード航続距離約450kmとなる。
レクサスニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37204775.html
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40134771.html
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