レクサスは新型NXのマイナーチェンジ(一部改良)を行い2019年4月18日に発表した。2019年5月6日に発売する。今回は第二世代の「Lexus Safety System +」を搭載するのが最大の変更点だ。価格:442万5,055円~597万7,309円。
新型 NX マイナーチェンジ 一部改良について
エクステリア、インテリアに変更はない。ボディカラーに「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉」を追加。インテリアカラーに「ブラック×アクセントサンフレアブラウン(”version L”専用)」「ブラック×アクセントマスタードイエロー(”F SPORT”専用)」を追加する。「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」の標準装備。第二世代の「Lexus Safety System +」を搭載。第一世代との違いは、歩行者認識対応のプリクラッシュセーフティ(歩行者「昼・夜」自転車運転者「昼」)、レーントレーシングアシスト(LTA)と先行者発進通知機能(TMN)、ロードサインアシスト(RSA)をパッケージ化している。
第二世代の「Lexus Safety System +」
衝突回避支援や高度運転支援機能である「Lexus CoDrive」を含む予防安全パッケージ第二世代の「Lexus Safety System +」を採用し全車標準装備する。
システム | 次世代 Lexus Safety System+ | Lexus Safety System + | Lexus Safety System +A |
---|---|---|---|
オートマチック ハイビーム | ◯ | ◯ | ◯ |
衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ | ◯ 昼・夜間歩行者 自転車 | ◯ 昼間歩行者 | ◯ 昼間歩行者 |
レーントレーシング アシスト | ◯ | × | ◯ |
レーンチェンジ アシスト | × | × | ◯ |
レーン ディパーチャー アラート | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 ふらつき警報 | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 ふらつき警報 |
フロントクロス トラフィックアラート | × | × | ◯ |
ロードサインアシスト | ◯ | × | ◯ |
レーダークルーズ コントロール | ◯ | ◯ | ◯ |
先行車発進告知 | ◯ | × | ◯ |
予防安全パッケージLexus Safety System +を採用。パッケージ化、多面的な安全運転支援を強化している。
歩行者認識対応のプリクラッシュセーフティ(歩行者「昼・夜」自転車運転者「昼」)歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ(PCS)」、車線逸脱による事故の予防に貢献する昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能
車線逸脱警報 ステアリング振動機能付レーンディパーチャーアラート(LDA)
アダクティブハイビームシステム(AHS) ヘッドライプの配光を先行車両や対向車に直接ハイビームを当てないように最適な状態にする。
オートマチックハイビーム 歩行夜間の前方視界確保を支援するため ロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) 歩行夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
レーントレーシングアシスト[LTA]採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
ロードサインアシスト(RSA) 歩行夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム(AHB)
先行者発進通知機能(TMN) 先行車が動き出した場合、自車が停止し続けている場合にカラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ表示、ブザーで先行車が発進したことを知らせる。
安全運転支援システム「ITS Connect」 ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した安全運転支援システム「ITS Connect」、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両と衝突の危険性がある場合、自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)を採用し、予防安全機能を強化。
先行者発進通知機能(TMN) 先行車が動き出した場合、自車が停止し続けている場合にカラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ表示、ブザーで先行車が発進したことを知らせる。
レクサス 第2世代版 Lexus Safety System+を2018年より導入 比較 変更点
レクサス 新型「NX300」「NX300h」 スペックについて
スペック | 新型NX300 | 新型NX300h |
---|---|---|
全長 | 4,640mm | |
全幅 | 1,845mm | |
全高 | 1,645mm | |
ホイールベース | 2,660mm | |
エンジン | 2.0L直列4気筒 ターボエンジン |
2.5L直列4気筒エンジン +モーター |
最高出力 | 175kW(238ps)/ 5,600rpm |
110kW(152ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 350Nm(35.7kgm)/ 4,000rpm |
206Nm(21.0kgm)/ 4,400~4,800rpm |
モーター最高出力 | ー | 105kW(143ps) |
モーター最大トルク | ー | 139Nm(14.2kgm) |
トランスミッション | 6 Super ECT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | FF /4WD (E-Four) | |
JC08モード燃費 | 12.4〜13.0km/L | 19.8〜21.0km/L |
価格 | 4,685,237円~ 5,345,018円 |
5,057,345円~ 5,977,309円 |
レクサス 新型「NX300」「NX300h」 価格 グレードについて
グレード | ハイブリッドシステム | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|
NX300h “version L” |
2AR-FXE 2.5L直列4気筒 リダクション機構付のTHSⅡ |
2WD(FF) | 5,717,127円 |
AWD | 5,977,309円 | ||
NX300h “F SPORT” |
2WD(FF) | 5,717,127円 | |
AWD | 5,977,309円 | ||
NX300h “I package” |
2WD(FF) | 5,237,018円 | |
AWD | 5,497,200円 | ||
NX300h | 2WD(FF) | 5,057,345円 | |
AWD | 5,317,527円 |
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 | 価格 |
---|---|---|---|---|
NX300 “version L” |
8AR-FTS 2.0L 直列4気筒ターボ |
6 Super ECT | 2WD(FF) | 5,084,837円 |
AWD | 5,345,018円 | |||
NX300 “F SPORT” |
2WD(FF) | 5,084,837円 | ||
AWD | 5,345,018円 | |||
NX300 “I package” |
2WD(FF) | 4,604,727円 | ||
AWD | 4,864,909円 | |||
NX300 | 2WD(FF) | 4,425,055円 | ||
AWD | 4,685,237円 |
レクサス NXシリーズについて
NX200tの2Lターボエンジン搭載車をグレードモデル「NX300」とする。予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を新たに採用。ナビゲーションディスプレイ7.0インチから10.3インチに変更。三眼式のLEDヘッドランプは超小型LEDランプユニットの採用。LEDシーケンシャルターンシグナルランプを全車標準装備。新色を追加しカラーバリエーションを増やす。ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)、カラーヘッドアップディスプレイは全グレードにオプション設定。(86,400円)
レクサスニュースリリース
https://lexus.jp/pressrelease/news/20190418.html
トヨタ安全技術
https://global.toyota/jp/mobility/
レクサス NX