ホンダは新型「N-ONE」のフルモデルチェンジを行い2020年11月に発売する。2020年9月11日にホームページで先行公開した。
ホンダ 新型 N-ONE プロトタイプ 「N-ONE CAFE RACER CONCEPT」
2020年1月10日から12日まで開催された「東京オートサロン2020」にて中身が新型のプロトタイプモデル「N-ONE CAFE RACER CONCEPT」を世界初公開した。
ホンダの人に話を伺うと、「新型N-ONEは2020年の秋頃に発売を目指しており、「N-ONE CAFE RACER CONCEPT」の中身は新型のプロトタイプ」とのこと。実際に使用を見てみると旧型との最大の違いは「6MT」を搭載している。更に「電子制御パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能」を搭載していた。更にインパネ部分はN-WGNに近いインパネデザインに変更されていた。
新型 N-ONEについて
「新型N-BOX」同様に今回のフルモデルチェンジはキープコンセプトであるが、エンジン型式:S07AからS07Bと改良されたエンジンを採用。9割の部品を見直し、使い勝手や操作性の向上、約80kgの軽量化による燃費向上を果たす。丸目のLEDヘッドライト採用。軽自動車初の「LEDデイタイムランニングランプ」を搭載。LEDリアコンビネーションランプ(ストップランプ&テールランプ)採用。
運転の楽しさと安全装備を充実させた3タイプ「Original」「Premium」「RS」を設定。
Original
Premium
RS
2019年7月18日に発売する「新型N-WGN」同様に「電子制御パーキングブレーキ&オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる。「テレスコピック&チルトステアリング機構」を採用したことで大きい方から小さい方までベストなポジションで運転が可能となった。
ターボモデルには軽自動車には珍しい「6MT」モデルをラインナップする。旧型はシティブレーキアクティブシステム搭載(低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能)であるが新型N-ONEは先進運転支援システム Honda SENSING(ホンダ センシング)全モデル標準装備となる。
ホンダ 新型 N-BOX / N-BOX カスタム フルモデルチェンジ Honda SENSING 全モデル標準搭載 2017年9月1日発売
ホンダ 新型 N-WGN / N-WGN カスタム フルモデルチェンジ 2019年7月18日発売
先進運転支援システム Honda SENSING(ホンダ センシング)全モデル標準装備
ホンダの先進技術、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」へと変更され安全性での向上も今後図られる。
運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も全モデル標準装備される。あんしんパッケージをホンダの先進技術、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」へと変更され安全性での向上も今後図られる。「後方誤発進抑制機能」を搭載。「オートハイビーム」も搭載。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS) 前走車、対向車、歩行者(昼間・夜間)と横断自転車の衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
渋滞追従機能付ACC 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。約0km/h – 約100km/hで作動。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用が可能。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
新型 N-ONE エンジンについて
エンジン | 直列3気筒DOHC 660cc i-VTEC エンジン 自然吸気「S07B」型 | 直列3気筒DOHC 660cc i-VTEC ターボエンジン 自然吸気「S07B」型 |
---|---|---|
最高出力 | 43kW(58PS)/ 7,300rpm | 47kW(64PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 65Nm(6.6kgm)/ 4,800rpm | 104Nm(10.6kgm)/ 2,600rpm |
トランスミッション | CVT | CVT (7スピードモード付き) +パドルシフト/6MT |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
JC08モード燃費 | 30.0km/L | 27.8km/L |
新型 N-ONE スペック について
スペック | 新型 N-ONE | |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1.545‐1.630mm | |
ホイールベース | 2,520mm | |
エンジン | 658cc 直列3気筒DOHC i-VTECエンジン |
658cc 直列3気筒DOHC i-VTECエンジン |
最高出力 | 43kW(58PS)/ 7,300rpm |
47kW(64PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 65Nm(6.6kgm)/ 4,800rpm |
104Nm(10.6kgm)/ 2,600rpm |
トランスミッション | CVT | CVT (7スピードモード付き) +パドルシフト/6MT |
駆動方式 | FF / 4WD | 2WD |
JC08モード燃費 | 30.0km/L(FF) 28.0km/L(4WD) |
27.8km/L |
予想価格 | 125万円~188万円 |
N-ONEについて
N-ONEは2012年11月に発売したN-BOXから展開を開始した、軽自動車シリーズ「Nシリーズ」の第3弾であり、ゼストの後継車となった。
2012年9月24日公式ティーザーサイト、車両の一部の写真を公開した。
2012年10月1日先行予約を開始。
2012年11月1日「N-ONE」を発表。2012年11月2日発売を開始。
2014年5月15日マイナーモデルチェンジ。2014年5月16日発売を開始。
2015年7月17日マイナーモデルチェンジ。
2017年12月21日マイナーモデルチェンジ。2017年12月22日発売を開始。
2018年11月1日特別仕様車「Standard・L WHITE CLASSY STYLE(ホワイトクラッシースタイル)」を設定。2018年11月2日発売を開始。
旧型モデルの生産は終了。2020年3月30日に新型「N-ONE」を2020年秋に発売すると公式サイトで告知された。
今後新しい情報が入りたいお伝え致します。
ホンダ 新型 N-ONE フルモデルチェンジ Honda SENSING標準装備 2020年9月発売
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2020/4200911.html
ホンダ N-ONE
https://www.honda.co.jp/N-ONE/
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