2020年は車業界でもコロナウィルスの影響で生産や販売状況に影響が出たその中、新たに新モデル(新型ではないモデル)として発売された車種たちがあるがまとめてみた。
トヨタ ヤリスクロス
ベースは新型「ヤリス」である。世界的に人気のクロスオーバーSUV市場に新たにC-HRよりも小さいBセグメントを発売する。専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。
TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」モデルの新しく小型化されたTHSⅡを採用。E-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式。ガソリン車も同様のエンジンに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を採用する。 先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を標準搭載(X“Bパッケージ”を除く)する。
新型「ヤリス クロス」に「電動パーキングブレーキ&ホールド」「7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」を採用し、リアシートは「3分割式(4:2:4)リアシート(GとZグレードに標準)」「ハンズフリーパワーバックドア」を採用する。ハイブリッドモデルに「アクセサリー コンセント」AC100V 1500Wのコンセントを追加することができる。マルチテレインセレクト オフロード走行において、路面状況に応じた走行支援を、3つのモード(MUD & SAND / NORMAL /ROCK & DIRT)から選択できるシステムを採用。
新型「ヤリス 」ベースであるが装備は「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用していたり「ハンズフリーパワーバックドア」を「アダプティブハイビームアシスト」採用しており使い勝手は変わってくる。
トヨタ 新型 ヤリス クロス 追加 クロスオーバー スタイル 2020年8月31日発売
日産 キックス
日産は新型コンパクトSUV「キックス」を日本にて2020年6月30日発売する。大型Vモーショングリル「ダブルVモーショングリル」を採用しブーメラン型ヘッドライト、ユニークなフローティングルーフ、力強いボディ形状といった、ニッサンデザインの特徴を多く取り入れています。更に、横長のLEDフォグランプを搭載し、ヘッドランプは、特徴的なブーメラン形状をより際立たせる繊細な造りとした。
LEDヘッドランプとBoomerang LEDシグネチャーターンライト、LEDデイタイムランニングライト、フォローミーホームヘッドライト、LEDリアコンビネーションライトが組み込まれている。ボディカラーは、モノトーン9色、ツートーン4色からなる全13種類の豊富なカラーバリエーションを用意。
インテリアのデザインは新型マイクラ(日本名:マーチ)とほぼ共通デザインとなる。新しいインストルメントパネル、インフォテインメントスクリーン、ステアリングホイール、シートに対応するために作成されました。スタイリッシュな総合的なインフォテインメントシステムを内蔵する中央に取り付けられた7.0インチフルカラーディスプレイが支配。「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用。
日産 新型 キックス コンパクトSUV 日本 2020年6月30日発売
マツダ MX-30
マツダは新型「MX-30」の「e-SKYACTIV G」搭載したマイルドハイブリッドモデルを日本で2020年7月31日に発表した。2020年10月8日に発売した。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のもと、「Car as Art」として、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトに、そのデザインをつくり上げた。次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用。後部座席のドアはRX-8を思い出させる様な観音開きの「フリースタイルドア」を採用。安全システム「i-ACTIVSENSE」は最新モデルを導入。
マツダ 新型 MX-30 マイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G」搭載 2020年10月8日発売
ダイハツ タフト
ダイハツは新型クロスオーバー「タフト」を2020年6月10日に発売した。「タフト」は、“Tough & Almighty Fun Tool”「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」をコンセプトに開発。新型「タント」「ロッキー」に続く「DNGA」第3弾となる。サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「DNGA-プラットフォーム」である。
インテリアも遊び心あるインテリアデザインとしながらも機能に優れたレイアウト、収納装備を充実。ラゲッジの高さを2段階に変えられる「フレキシブルボード」を採用。リアシートバックを倒せばフラットで広いスペースができる、更に汚れにくい樹脂製「シートバック加工」を施している。汚れた荷物を載せても気になりません。
ダイハツ 新型 タフト DNGA第3弾 2020年6月10日発売
まとめ
2020年の新モデルをまとめてみたが、特にSUV車が多く時代背景が色濃く出ている。2021年もSUVモデルが多く発売されるだろう。逆に2020年に廃止されている車種はセダン車が多い。今後この流れが続くのかが非常にきになるポイントである。