2020年は車業界でもコロナウィルスの影響で生産や販売状況に影響が出たその中ひっそりと生産終了となった車種たちがあるがまとめてみた。また今後、生産終了が噂されている車種も合わせてお伝えする。
目次
トヨタ タンク
トヨタは新型「ルーミー」「タンク」を「bB」「ラクティス」の後継車種として小型トールワゴンを2016年11月9日発売。2018年11月1日に一部改良を行い発売。
トヨタは新型「ルーミー」のマイナーチェンジを行い2020年9月15日発売する。しかし、このマイナーチェンジと同時に「タンク」の名は消え消滅した。
理由はあり、トヨタ店とカローラ店を「ルーミー」としてトヨペット店とネッツ店「タンク」として販売していたが、全国販売チャンネル統合を2020年5月開始する。国内にある6000店舗の販売店で「全車種併売化」実施。当初は2022年~2025年の予定から2020年5月1日に前倒しされることになった。このことから車名を変更して販売する必要がなくなったため人気や販売台数の多い「ルーミー」が残った。
レクサス GS シリーズ
2012年1月26日「GS」のフルモデルチェンジ。「GS250」「GS350」は同日発売。「GS450h」は2012年3月19日発売。2013年10月17日一部改良。「GS300h」を追加。2015年11月25日「GS」マイナーチェンジ。2017年8月31日「GS」「GS F」の一部改良を行いに発売。
2020年9月7日販売不振を理由に「GS」の販売が終了した。スポーツモデルの「GS F」も含めて販売終了。
ホンダ シビック セダン
ホンダは「シビック」のフルモデルチェンジを行い、「シビック ハッチバック」「シビック セダン」「シビックタイプR」が日本で2017年7月27日に正式発表、9月29日発売する。ホンダは「シビック」シリーズのマイナーチェンジを行い日本では2020年1月10日発表、1月23日に発売する。
2020年8月8日販売不振を理由に「シビックセダン」の販売が終了した。販売開始から僅か2年10ヶ月での販売終了、2020年1月のマイナーチェンジモデルに至っては6ヶ月間の販売であった。
ホンダ ジェイド
2015年2月13日「ストリーム」の後継として日本市場向け「ジェイド」を発表、発売。後継車種として車名も「ジェイド」と変更して発売をすることになった。デザインはシャープな印象である。「ストリーム」の5ナンバーサイズから3ナンバーに変更。今まで「ストリーム」では7人乗りだったが、「ジェイド」は6人乗りとなる。イメージ的には新型「オデッセイ」がエリシオンと統合され大きくなることになり、それに合わせてストリームも大きくなる。だだし、今回一番の売りは「都市型3列」であること。ストリームの全高1,545mmからジェイドになり全高1,530mmにし立体駐車場は基本セダン車など(多くの立体駐車場の1,550mm以下制限)が止められる限界であるがその選択肢にジェイドを加えることが可能とある。
ホンダは「ジェイド」のマイナーチェンジを行い2018年5月17日発表、18日に発売する。
2020年7月31日販売不振のため「ジェイド」の販売が終了した。
ホンダ グレイス
2014年12月1日にのフルモデルチェンジを行い「グレイス」を発売。ホンダは「グレイス」のマイナーチェンジを行い2017年7月7日に発売する。グレイスに特別仕様車「BLACK STYLE」を追加し2018年12月14日に発売する。
2020年7月31日販売不振のため「グレイス」の販売が終了した。教習車仕様も含めて販売終了。
ホンダ N-BOX SLASH
2014年12月22日「N-BOX SLASH」発売。2015年12月11日 一部改良。2016年9月15日 一部改良 9月16日発売。2018年1月18日マイナーモデルチェンジ 1月19日発売。2018年7月5日特別仕様車「G・L INDIE ROCK STYLE」を設定2018年7月6日発売。
2020年2月「N-BOX SLASH」の販売が終了。
日産 キューブ
2008年11月19日 「キューブ」のフルモデルチェンジを行い11月26日発売。2012年10月30日マイナーチェンジ。2018年4月17日 仕様変更。ステアリング形状の変更。2019年9月2日 2019年12月末をもって生産終了。2020年3月末までに販売終了する。2020年3月31日 販売不振のため「キューブ」販売終了。キューブは3代22年の歴史に幕を閉じた。
日産のラインアップからトールワゴンが消滅となり、市場からも撤退することとなった。
まとめ
2020年の販売終了車種をまとめてみたが、特にセダン車が多く時代背景が色濃く出ている。廃止されたが、海外ではフルモデルチェンジをし販売が続く車種や今後復活する可能性もあるだろう。