三菱は新型ランサーエボリューションのフルモデルチェンジを2025年に行い発売を開始する予定だ。2018年11月26日〜12月9日に開催されるロサンゼルスモーターショー2018にて「e-EVOLUTION CONCEPT」公開した。三菱自動車の国内販売最高執行責任者(CCO)のトレバー・マン氏は6年後の2023年にランサーエボリューションの後継モデルを発売すると発表、更にセダンに代わりクロスオーバーである可能性を明らかにした。つまり、次の三菱自動車のパフォーマンスカーはクロスオーバーとして発売する。マン氏はインタビューで三菱がモータースポーツへの復帰の可能性を評価していることを示唆した。「ランサーエボリューションのおかげで、三菱は豊かなラリー遺産を持っており、1990年代の仲間の日本の自動車メーカーのスバルと2000年代初頭と競合しました。モータリングを モータースポーツに復帰することは、最近、社内で議論され、技術を持っているので、その遺産のそれを考慮しなければならない。」と語った。
「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」
第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にて「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を発表した。
MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPTは三菱 新型 ランサーエボリューションの後継に当たるモデルとなりそうだ。
『MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT』は、三菱自動車が得意とするEV技術や、四輪制御技術に代表されるSUVノウハウを一層進化させるとともに、新たにAI技術を搭載したクロスオーバーSUVタイプのハイパフォーマンスEVで、乗る人の行動意欲を駆り立て、一歩先へと踏み出す気持ちを後押しします。
フロントデザインは、「ダイナミックシールド」を進化させ空力機能を特化、ヘッドライトの下にエアインテークを配置し、風の流れを制御するとともに電動ブレーキキャリパーを効率的に冷却する機能を持たせました。また前面のカメラ、センサー部にはブルーのラインを入れ、先進性を強調しました。
高い地上高やショルダー部を張らせロアを絞り込むことによりSUVらしさを強調したサイドボディの断面、短いオーバーハングにより、軽快な運動性能を表現するとともに、四隅に張り出した筋肉質のホイール周りのデザインにより四輪駆動の力強いトルク感を表現。大きく傾斜させたフロントガラスと切り詰めたオーバーハングは、エンジンのないEVだからこそ可能となるサイドシルエットです。
インテリアは、フローティングしたインストルメントパネル及び小型のメータークラスター、機能を集約したハイコンソール、前面大型ディスプレイにより、全く新しいコックピットを表現しました。インストルメントパネルには「ホリゾンタルアクシス」と名付けた水平基調のデザインを採用し、走行時の車両状態を認知しやすく、すっきりとした形状で良好な前方視界も確保しています。
EVシステム小型・高出力モーターをフロントに1機、リヤに2機とするパワートレインレイアウトと大容量の駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載し、街中から高速道路、アップダウンのあるワインディングなど様々な道路状況において、“e-EVOLUTION” の名に相応しい、EVならではの力強く滑らかで静かな走りを発揮します。駆動用バッテリーを車両中央のフロア下に配置することによって低重心化を推進し、卓越した操縦安定性の実現に大きく貢献しています。
4WDシステムフロントに1機のモーターと、リヤに新開発の「デュアルモーターAYC」で構成するトリプルモーター方式の4WDシステムに、三菱自動車が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC」を適用しました。また、ブレーキキャリパーも電動化させることで、四輪の駆動力・制動力を高応答・高精度で制御し、旋回性能とトラクション性能を大幅に向上させました。EVならではの精度が高くレスポンスのよい制御により、前後G・横Gが小さい領域から効果を発揮し、日常走行からスポーツドライビングまで全ての領域で、クルマとの一体感がある安全で快適なドライビングを可能とします。
AIシステム車載AIがドライバーの運転をアシストします。多くのセンサーで、刻々と変化する道路環境や交通状況を認知し、さらにその瞬間のドライバーの操作からドライバーの意思を的確に読み取ることで、ドライバーの運転技量に関わらず、安全で快適なドライビングを提供します。
また、車載AIには独自のコーチング機能を持たせました。自動運転機能から導き出された基準となる運転操作と、ドライバーの実際の運転操作を比較することで、ドライバーの運転技量を把握し、運転技量を向上させるメニューを考え、音声対話や前面大型ディスプレイ表示を使ってアドバイスします。
ランサーエボリューションについて
ランサーエボリューションは、ランサー(10代目モデルは専用設計、逆に廉価モデルとしてギャランフォルティスを作っている)をベースに、2,000ccハイパワーターボエンジンを搭載したスポーツモデルであり、公道走行を前提に快適装備を備えたGSRと、競技用ベースモデルで快適装備や電子制御を取り除いた RSの2グレードで展開されている(VIIおよびワゴンではオートマチックのGT-A、IXではGTを追加でラインナップ)。通称ランエボ。ただ単にエボと呼ばれたり(三菱もエボと呼んでいる。)、モデルを識別するためにエボ○(○は数字が入る)と呼ばれることもある。エボI〜III、エボIV〜VI、エボVII〜IXでそれぞれベースモデルが切り替わっておりエボXは専用設計であるため、第1世代、第2世代、第3世代、第4世代という呼び分け方をされる。
ランサーエボリューション ファイナルエディション
三菱はランサーエボリューションⅩの特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」の発売を2015年8月に開始。先駆け、4月10日(金)より全国の系列販売会社を通じて先行受注の受付を開始した。
販売台数は1,000台限定車両本体のメーカー希望小売価格4,298,400円(消費税込み)本モデルで「ランサーエボリューションⅩ」は生産終了。1,000台に達し次第受付終了となる。2016年4月18日 販売終了。
新型ランサーエボリューションについて
エクステリアはランサーエボリューションⅩをリフトアップした様なSUVスタイル。ルノー・日産自動車の参加となり、エンジンなどは提供される可能性がある。駆動方式は四輪駆動システム「S-AWC」を採用するだろう!!
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5116.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5121.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5129.html