ホンダを代表する人気ミニバン、ステップワゴンが2025年7月頃にマイナーチェンジを実施すると予想されています。2022年5月にフルモデルチェンジを受けた6代目ステップワゴンですが、今回は発売からちょうど3年が経過するタイミングでの改良となり、大きな変化が期待されます。
今回のマイナーチェンジでは、内外装のデザイン変更、新グレードの追加、そして安全装備の強化など、多岐にわたる改良が予想されています。特に注目すべきは、ブラックの専用装備を採用した精悍な「特別仕様車 ブラックエディション」の設定です。この記事では、新型ステップワゴンの魅力を余すところなくお伝えします。エクステリア、インテリア、パワートレイン、安全装備、価格、発売時期など、詳細な情報と合わせて、ステップワゴンの進化の軌跡を振り返りながら、新型モデルの魅力に迫ります。
ホンダ新型ステップワゴン マイナーチェンジ まとめ
1. エクステリア
- フロントグリル、ヘッドライトのデザイン刷新
- 精悍な「特別仕様車 ブラックエディション」を設定
- 新ボディカラー追加
2. インテリア
- 上質な素材を採用し、快適性と高級感を向上
- 収納スペース拡大、USBポート増設など利便性向上
- 静粛性・乗り心地向上
3. パワートレイン
- 現行モデルを踏襲
- ハイブリッド: 2.0L i-VTECエンジン + e:HEV
- ガソリン: 1.5L直噴VTEC TURBOエンジン
- ハイブリッドモデルに4WD追加の可能性
4. 安全装備
- 最新の「Honda SENSING」を全車標準装備
- 「Honda SENSING 360」導入の可能性
- 交差点での衝突回避、高速道路での車線変更支援など
5. 価格
- 現行モデルから若干の値上げを予想
6. 発売時期
- 2025年7月頃発売予定
ホンダ 新型 ステップワゴン マイナーチェンジ について
今回のマイナーチェンジでは、ステップワゴンは内外装のデザインにさらなる磨きをかけ、魅力を向上させています。エクステリアでは、フロントグリルやヘッドライトのデザインが刷新され、より洗練された印象になると予想されます。インテリアは、上質な素材を採用することで快適性と高級感を高め、乗る人すべてにワンランク上の移動空間を提供します。
また、今回のマイナーチェンジでは、新グレードとして「特別仕様車 ブラックエディション」が追加されます。ブラックの専用装備を採用することで、精悍でスタイリッシュな印象に仕上がっています。さらに、新たなボディカラーの導入も予想され、ユーザーの選択肢がさらに広がります。
機能面では、ハイブリッドモデルに4WDモデルが追加される可能性があります。ライバル車種のノア・ヴォクシーやセレナe-POWERには既に4WDモデルが存在し、ステップワゴンへの4WD搭載は多くのユーザーから待ち望まれていました。
安全装備の強化にも注目です。最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」の導入が期待され、ミニバンとしての安全性をさらに高めることで、家族みんなが安心してドライブを楽しめる車となるでしょう
ホンダ 新型ステップワゴンのエクステリア:洗練されたデザインでさらなる進化
新型ステップワゴンのエクステリアは、現行モデルのシンプルで親しみやすいデザインを踏襲しつつ、より洗練されたスタイルへと進化すると予想されます。フロントグリルは、水平基調のデザインを維持しながらも、メッキ加飾などを変更することで、より精悍な印象になる可能性があります。ヘッドライトは、LEDの形状や配置を変更することで、先進的なイメージを強調するデザインになるでしょう。
また、「ステップワゴン ブラックエディション」では、ブラックの専用装備が採用されます。グリル、ドアミラー、アルミホイールなどがブラックで統一され、精悍でスタイリッシュなエクステリアを演出します。
ホンダ 新型ステップワゴンのインテリア:上質さと快適性を追求した室内空間
新型ステップワゴンのインテリアは、現行モデルの広々とした空間を継承しつつ、上質さと快適性をさらに高める改良が施されると予想されます。シート素材には、より高品質なファブリックやレザーが採用され、高級感を演出。インパネやドアトリムのデザインも刷新され、洗練された印象になるでしょう。
また、利便性向上のため、収納スペースの拡大やUSBポートの増設などが期待されます。さらに、静粛性を高めるための遮音材の追加や、乗り心地を向上させるためのサスペンションの改良なども予想されます。
ホンダ 新型ステップワゴンのパワートレイン:環境性能と走りの楽しさを両立
新型ステップワゴンのパワートレインは、現行モデルから大きな変更はないと予想されます。ハイブリッドモデルには、Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。2.0L i-VTECエンジンと高出力モーターを組み合わせることで、力強い加速と優れた燃費性能を両立しています。ガソリンモデルには、1.5L直噴VTEC TURBOエンジンを搭載。低回転域から力強いトルクを発生し、軽快な走りを提供します。
注目すべきは、ハイブリッドモデルに4WDが追加される可能性があることです。これにより、雪道や悪路での走行性能が向上し、より多くのユーザーのニーズに対応できるようになります。
ホンダ 新型ステップワゴンの安全装備:Honda SENSINGで先進の安全性能を実現
新型ステップワゴンには、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」が全車標準装備されます。現行モデルに搭載されている機能に加え、新たに「Honda SENSING 360」が導入される可能性があります。「Honda SENSING 360」は、車両の前後左右にレーダーとカメラを配置することで、360度を可能にするシステムです。これにより、死角を減らし、より安全な運転を支援します。
具体的には、交差点での右左折時 に、対向車や歩行者を検知して衝突を回避する機能や、高速道路での車線変更時に後方から接近する車両を検知して警告する機能などが追加される可能性があります。
ホンダ 新型ステップワゴンの価格:機能向上と価格のバランス
新型ステップワゴンの価格は、現行モデルから若干の値上げが予想されます。原材料価格の高騰や、装備の充実などが要因と考えられます。しかし、ステップワゴンは、広々とした室内空間、優れた燃費性能、充実した安全装備など、ライバル車に負けない魅力を備えています。価格と機能のバランスを考慮すると、新型ステップワゴンは依然として魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ホンダ 新型「ステップワゴン」価格グレード2024年モデル について
新型ステップワゴンの価格は、現行モデルから若干の値上げが予想されます。原材料価格の高騰や、装備の充実などが要因と考えられます。しかし、ステップワゴンは、広々とした室内空間、優れた燃費性能、充実した安全装備など、ライバル車に負けない魅力を備えています。価格と機能のバランスを考慮すると、新型ステップワゴンは依然として魅力的な選択肢と言えるでしょう。
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 乗車 定員 | 現行価格 (10%) | 新価格 (10%) |
---|---|---|---|---|---|---|
e:HEV AIR | 2.0L DOHC i-VTEC +2モーター ハイブリッド | 電気式 無段変速機 | 2WD | 7名 | 3,437,500円 | 3,553,000円 |
8名 | 3,459,500円 | 3,575,000円 | ||||
e:HEV SPADA | 2WD | 7名 | 3,696,000円 | 3,850,000円 | ||
8名 | 3,718,000円 | 3,872,000円 | ||||
e:HEV SPADA PREMIUM LINE | 2WD | 7名 | 3,912,700円 | 4,066,700円 | ||
AIR | 1.5L 直噴 VTEC TURBO | CVT | 2WD | 7名 | 3,053,600円 | 3,169,100円 |
8名 | 3,075,600円 | 3,191,100円 | ||||
4WD | 7名 | 3,295,600円 | 3,411,100円 | |||
8名 | 3,317,600円 | 3,433,100円 | ||||
SPADA | CVT +パドルシフト | 2WD | 7名 | 3,312,100円 | 3,466,100円 | |
8名 | 3,334,100円 | 3,488,100円 | ||||
4WD | 7名 | 3,532,100円 | 3,686,100円 | |||
8名 | 3,554,100円 | 3,708,100円 | ||||
SPADA PREMIUM LINE | 2WD | 7名 | 3,528,800円 | 3,682,800円 | ||
4WD | 3,719,100円 | 3,873,100円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
6代目 ホンダ 新型「ステップワゴン」について
2022年5月27日にフルモデルチェンジされた6代目ステップワゴンは、「誰もが親しみやすいシンプルなデザイン」と「圧倒的な室内空間」を両立した、まさに新世代のファミリーカーとして登場しました。
エクステリア
クルマ全体でカタマリ感のあるボディによる安心感と、シンプルで誰にでも似合うような自由なフォルムを表現しました。エクステリアは、お客様のライフスタイルを素敵に引き立てる存在となることを目指しています。お客様のライフスタイルや暮らしのイメージによって選択できるよう、「STEP WGN AIR(ステップ ワゴン エアー)」と「STEP WGN SPADA(ステップ ワゴン スパーダ)」の2つのタイプを設定しています。
パワーテールゲートは、開く角度を任意に設定可能なメモリー機能を追加し、狭い場所でも使い勝手を向上させました。また、パワースライドドアは従来のハンドル操作に加え、軽く指先を触れるだけで開閉ができる静電タッチセンサー式を世界初で採用しています。
STEP WGN AIR(ステップ ワゴン エアー)
STEP WGN SPADA(ステップ ワゴン スパーダ)
インテリア
国内Honda車史上最大の室内空間と、どの席でも快適に過ごせるリビングのような居住性を目指しました。水平基調なデザインによって乗る人の視野を安定させ、車両感覚をつかみやすい視界と、乗り物酔いをしにくくする工夫により、乗る人みんなが安心して過ごせる室内を目指しています。最新の安全運転支援機能を標準装備し、瞬間的な認知が可能でかつ直感的に操作できることを追求しました。また、10.2インチのデジタルグラフィックメーターを採用し、オーディオなどのインフォテイメント系の情報と、ナビや運転支援情報を左右のメーター内に表示して、直感的な操作をサポートしています。さらに、大気中のPM2.5などの微小粒子物質を検知し、空調制御とフィルターの組み合わせで空気を浄化する空調システム「Clean Air(クリーン エアー)」を全タイプに標準装備し、乗る人全てにクリーンな車内空調を提供しています。
インテリアは、歴代モデルで築いてきた「家族のための大空間」を進化させ、自分の家にいるような居心地の良さと、新たな使い方が見つかる自由な空間を目指しました。ステップワゴンエアーは、温かみのあるカラーを用いた明るい室内でリビングのような安心感のある室内空間に仕上げられています。一方、ステップワゴンスパーダは、スタイリッシュな印象を与えるダークトーンのカラーで上質な室内空間に仕上げられています。
ロングホイールベースに加えて、前後のトレッドを拡大することで、大柄な車体でありながら直進・旋回時の高い安定性を実現しています。また、リアを中心に遮音材や吸音材を追加し、フロアを高剛性化することで、1列目から3列目までの全席において静粛性や乗り心地の良さを高次元で兼ね備えた走行性能を実現しています。
エンジン
Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルは、モーター走行を中心にさまざまなドライブモードを使い分けることができます。エンジンは2.0L i-VTECエンジンで、最高出力は107kW(145ps)/6,200rpm、最大トルクは175Nm/3,500rpmです。モーターの最高出力は135kW(184ps)/5,000-6,000rpmで、最大トルクは315Nm/0-2,000rpmです。WLTCモードでの燃費は20.0km/hです。
また、ガソリンモデルは1.5L直噴VTEC TURBOエンジンを搭載しています。最高出力は110kW(150ps)/5,500rpmで、最大トルクは203Nm/1,600-5,000rpmです。WLTCモードでの燃費は13.9km/hです。このモデルは静粛性の向上と高出力化を実現しています。
Honda CONNECT
新世代のコネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を通じて、より安心で快適なカーライフを楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を利用できます。
Honda SENSING
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備しています。アダプティブクルーズコントロール(ACC)には、全タイプで渋滞追従機能が付いており、さらに後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、そして渋滞運転支援機能であるトラフィックジャムアシストを追加しています。ステップワゴンスパーダプレミアムラインには、周囲の状況に応じてヘッドライトの照射範囲を自動で調整するアダプティブドライビングビームを標準装備しています。さらに、マルチビューカメラシステムやブラインドスポットインフォメーションも新たに採用されています。
ホンダ 新型「ステップワゴン」スペックについて
スペック | 新型ステップワゴン ハイブリッドモデル | 新型ステップワゴン NAモデル |
---|---|---|
全長 | 4,800mm~4,830mm | 4,800mm~4,830mm |
全幅 | 1,750mm | 1,750mm |
全高 | 1,840mm~1,845mm | 1,840mm~1,845mm |
ホイールベース | 2,890mm | 2,890mm |
エンジン | 直4 2.0L DOHC i-VTEC+ モーター 「SPORT HYBRID i-MMD」 | 1.5L直4直噴DOHC i-VTECターボ |
最高出力 | 107kW(145ps)/ 6,200rpm | 110kW(150ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 175Nm(17.8kgm)/ 4,000rpm | 203Nm(20.7kgm)/ 1,600-5,000rpm |
モーター 最高出力 | 135kW(184ps)/ 5,000-6,000rpm | – |
モーター 最大トルク | 315Nm(32.1kgm)/ 0-2,000rpm | – |
トランス ミッション | 電気式無段変速機 | CVT |
バッテリー | リチウムイオン電池 | – |
駆動方式 | 2WD(FF) | 2WD(FF)/4WD |
WLTCモード燃費 | 19.5km/L~ 20.0km/L | 13.1km/L~ 13.9km/L |
編集部から一言
ホンダ新型ステップワゴンは、2025年7月頃にマイナーチェンジを実施し、さらなる進化を遂げます。エクステリア、インテリア、安全装備など、多岐にわたる改良が施され、魅力がさらに向上すると予想されます。特に、ブラックの専用装備を採用した「特別仕様車 ブラックエディション」は、精悍でスタイリッシュなステップワゴンを求めるユーザーに最適な選択肢となるでしょう。
新型ステップワゴンは、広々とした室内空間、優れた燃費性能、充実した安全装備など、ファミリーカーに求められる要素を高いレベルで満たしています。今回のマイナーチェンジで、さらに魅力的になった新型ステップワゴンは、多くの家族に喜びと感動を提供してくれる車となるでしょう。
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2023/4230331.html
ステップワゴン